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2020年4月25日(土)

11R
2020年4月25日(土)
1回福島5日
15:25発走

福島牝馬ステークス GIII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際) 牝 (指定) 別定 本賞金:3800、1500、950、570、380万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エスポワール
1 2 フィリアプーラ
2 3 サラキア
2 4 アロハリリー
3 5 リープフラウミルヒ
3 6 カリビアンゴールド
4 7 マルシュロレーヌ
4 8 ダノングレース
5 9 レッドアネモス
5 10 ハーレムライン
6 11 デンコウアンジュ
6 12 モルフェオルフェ
7 13 リュヌルージュ
7 14 フェアリーポルカ
8 15 ショウナンバビアナ
8 16 ランドネ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=1 11=3 11-13 11-14 1=3
綾恵 3=14 3=11 3-13 3-15 14=11
山田 11=6 11=1 11=8 6=1 6=8 1=8
たま 11=1 11=3 11=2 11=9 11=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はデンコウアンジュ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.4
昨年の当レース覇者。年明け初戦の愛知杯(G3)では重賞3勝目を飾っており、7歳でも衰えは皆無だ。前走・中山牝馬S(G3)はトップハンデを背負って4着に終わったものの、勝ち馬とは0秒2差。別定戦の今回は斤量減となるため、連覇も可能だ。

対抗はエスポワール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.5
オープン入り後はターコイズS(G3)2着、中山牝馬S(G3)3着と重賞で上位争い。福島は初めてとなるが、ここまで9戦して(4.2.2.1)とコースは問わないタイプだ。叩き2戦目で上積みも見込め、タイトル獲得のチャンス。

単穴はサラキア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.45.9
昨年のエプソムC(G3)で牡馬相手に2着。エリザベス女王杯(G1)では直線でスムーズさを欠きながらも0秒4差(6着)と善戦した。前走・愛知杯(G3)は9着と振るわなかったが、道悪で力を発揮できなかった印象。良馬場で改めて期待してみたい。

抑えはフェアリーポルカ。穴はリュヌルージュ。

今週のワンポイントアドバイス

連覇濃厚、デンコウアンジュ

中央競馬の舞台は今週から東京、京都競馬場に替わる。春のG1シリーズはひと休みとなるが、代わりに、開催中の福島競馬を加えた3競馬場でG1レースのトライアルが行われる。

先陣を切るのは土曜25日のヴィクトリアマイルトライアル・福島牝馬S(1着馬に優先出走権)。日曜26日には、東京でオークストライアル・フローラS(上位1、2着馬に優先出走権)、京都では安田記念トライアル・マイラーズC(1着馬に優先出走権)が開催される。無観客競馬が続く中ではあるが、G1へのプラチナチケットをかけた熱い戦いから目が離せない。


福島牝馬Sは過去10年、連対馬は5-4、9-5、1-4、1-3、5-2、3-9、15-1、3-4、7-1、4-1番人気の組み合わせで決まった(2011年は新潟競馬)。上位1〜3番人気は5、1、3連対とアテにならないが、伏兵馬の連対も7、9、15番人気の1、2、1頭と少ない。

馬連配当は
3 け た……2回
1000円台…2回
3000円台…3回
5000円台…1回
6000円台…1回
万 馬 券……1回

15番人気が勝利した16年に1万1130円と荒れたが、ほかは15年の6490円が最高配当。全体としての波乱度は低い。

一方、3着に3、3、2、10、16、13、13、1、4、2番人気が入線した3連単配当は、4万、9万、1万、4万、23万、59万、73万、2万、6万円台と6670円。こちらは14〜16年に23〜73万円台の高配当が続いたが、近年は1番人気が必ず3着以内を確保して、大荒れは起こっていない。

連対馬のクラス別は、重賞組18頭、3勝クラス組1頭、2勝クラス組1頭。20頭中18頭が重賞組で、下級条件からの連対は2頭だけとなっている。

ステップは中山牝馬S組が16連対と断然の強さで、15、16年を除く8回で連を独占している。ちなみに残る4頭は愛知杯組2頭と四国新聞杯、初音Sのそれぞれ1頭ずつだった。

年齢別は4〜7歳馬が68、51、21、9頭出走して、6、11、2、1連対。連対率は9、22、10、11%。5歳馬が他世代をリードしている。出走頭数は少ないが、高齢7歳馬も連対率で健闘している。


◎……デンコウアンジュが連覇を決める。前走・中山牝馬Sは降雪で力のいる馬場だったが、直線外からグイグイと伸びて0秒2差の4着。軽量馬3頭に先着を許したが、56キロのトップハンデを思えば負けて強しの内容だった。2走前に愛知杯V。7歳馬でも衰えは全くない。

○……相手は中山牝馬S3着のエスポワール。3カ月ぶり、差し馬に厳しい馬場状態だったが、キッチリと馬券圏を確保したのは立派。兄はダービー3着の力量馬で、成長が見込める血筋。たたき2戦目の上積みが見込め、重賞初制覇も視野に入る。

▲……サラキアは前走の愛知杯で9着。道悪が響いて凡走したが、もともとはローズS2着、秋華賞4着と能力は確か。5歳牝馬でこのレースと相性のいい世代。一息入れて立て直しての参戦、スピードの生かせる良馬場なら怖い。

△1……フェアリーポルカは休み明けの愛知杯で詰めを欠いて4着に敗れたが、前走の中山牝馬Sを快勝。軽量が有利に働いたことは間違いないが、力を付けている。G1の2戦を除くと掲示板を外していない堅実派。鞍上の和田騎手との相性もいい。

△2……フィリアプーラもG1の2戦と不良馬場だった前走の中山牝馬Sを除くと、掲示板外はゼロ。前走は休み明けで、テン乗りのジョッキーへの手替わりもマイナスだった。主戦の丸山騎手に戻して、たたき2戦目。条件が好転した。

△3……レッドアネモスは昨年5月に白百合Sを快勝した後、3戦連続で重賞戦。さらに馬場も不得手なやや重〜不良と恵まれなかった。走法から良馬場でこそのタイプ。中山はマイル戦とはいえ、サフラン賞勝ちの舞台。流れひとつで上位に浮上する。

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