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2019年12月22日(日)

11R
2019年12月22日(日)
5回中山8日
15:25発走

有馬記念 GI

芝・右 2500m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:30000、12000、7500、4500、3000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 スカーレットカラー
1 2 スワーヴリチャード
2 3 エタリオウ
2 4 スティッフェリオ
3 5 フィエールマン
3 6 リスグラシュー
4 7 ワールドプレミア
4 8 レイデオロ
5 9 アーモンドアイ
5 10 サートゥルナーリア
6 11 キセキ
6 12 クロコスミア
7 13 アルアイン
7 14 ヴェロックス
8 15 アエロリット
8 16 シュヴァルグラン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=6 9=10 9-7 9-14 6=10
綾恵 6=9 6=13 6-5 6-8 9=13
山田 9=6 9=12 9=1 6=12 6=1 12=1
たま 10=9 10=14 10=2 10=6 10=7

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアーモンドアイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走の天皇賞・秋(G1)は休み明けをものともせずに快勝し、国内外合わせて6つ目のG1タイトルを獲得。昨年の年度代表馬が今年も現役最強の女傑として君臨している。熱発により香港遠征は回避したが、馬場入りを休んだのは1日だけで仕上がりは上々。初めての中山や距離の課題も圧倒的なパフォーマンスであっさり克服する可能性は高い。ファン投票1位に応え、令和初の有馬記念を制覇する。

対抗はリスグラシュー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
目下G1を連勝中。夏の宝塚記念(G1)を2番手から堂々と押し切ると、秋初戦は豪州遠征に挑んで海外の強豪を一蹴した。5歳秋を迎えて今回が引退レースとなるが、晩成型のハーツクライ産駒らしく今が充実期。脚質に自在性があり、トリッキーな中山2500Mにも難なく対応できるだろう。牝馬初となる春秋グランプリ制覇で有終の美を飾りたい。

単穴はサートゥルナーリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
秋初戦を快勝した勢いで臨んだ天皇賞・秋(G1)だったが、結果は6着と案外な結果。返し馬の後から一気にテンションが上がり、本来の力を出せなかった印象だ。今回の中山コースではホープフルS(G1)、皐月賞(G1)ともに断然の1番人気で制覇。現3歳世代トップクラスの実力を誇る。ポテンシャルをフルに発揮できれば、古馬撃破も可能だ。

抑えはヴェロックス。穴はワールドプレミア。

今週のワンポイントアドバイス

王座奪取、サートゥルナーリア

2019年を締めくくる大一番「有馬記念」が22日、中山競馬場(15時25分)でゲートインする。

今年はファン投票1〜3位のアーモンドアイ、リスグラシュー、キセキが出走。さらに4、6、7、8、9位のサートゥルナーリア、フィエールマン、ワールドプレミア、スワーヴリチャード、レイデオロと、ファン投票ベスト10のうち8頭が出走する豪華版。中でも10万票を超えて第1位に支持された絶対女王アーモンドアイの電撃参戦が、近年にない盛り上がりを演出することとなった。

G1馬11頭を含む精鋭16頭が激突するドリームレースを制するのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は2-1、2-1、1-7、1-10、1-4、4-9、8-5、1-2、1-8、3-1番人気の組み合わせで決まった。1番人気は5勝、2着3回。勝率50%、連対率80%と堂々の成績を残しているが、2、3番人気が3、1連対と不振。代わりに7番人気以下から5頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た……5回
3000円台…3回
6000円台…1回
万 馬 券……1回

14年に4、9番人気で決着して1万2350円と荒れたが、3けた配当も5回。平均出走頭数が15.6頭立ての多頭数戦でも、比較的平穏に収まっている。

一方、3着に11、14、9、2、2、1、4、3、3、9番人気馬が入線した3連単配当は1万円台、6万円台、7万円台、2万円台、5240円、10万円台、12万円台、3940円、2万円台、2万円台。こちらは14、15年に10、12万馬券が連続で出たものの、ここ3年はすべて2万円台以下。馬連配当と同様に大荒れは起こっていない。

連対馬20頭の前走はG1組17頭とG2組3頭(海外を含む)。また、3着を見てみても、G1組9頭とG3組1頭。馬券対象の30頭中26頭はG1からの臨戦馬となっている。

ステップ(着順)は7連対でジャパンC(3、2、8、4、5、1、3着)組がトップ。5連対で菊花賞(1、1、16、1、4着)組、2連対での天皇賞・秋(6、1着)組、エリザベス女王杯(3、7着)組、金鯱賞(1、3着)組が並んでいる。なお、残る2頭は凱旋門賞(2着)とアルゼンチン共和国杯(1着)からの参戦だった。

所属別は関東馬35頭と関西馬120頭で争い、3対17。連対率は9、14%。関西馬が関東馬を大きくリードしている。G1・7勝目を目指す関東馬アーモンドアイにとってはうれしくないデータとなっている。なお、1頭出走した地方馬は着外に敗れている。

年齢別は3〜7歳以上馬が7、7、6、0、0連対。連対率は23、18、13、0、0%。6歳以上馬に連対はなく、狙いは3〜5歳馬に絞られる。

性別を見ると、牡馬は134頭出走して16連対(連対率12%)、牝馬が22頭で4連対(同18%)。連対数で牝馬は見劣るが、率で牡馬を上回っており、性別は割り引き材料にはならない。

枠番別の成績は、
1枠【2.2.1.14】
2枠【1.2.0.16】
3枠【1.2.1.14】
4枠【2.2.0.16】
5枠【1.1.3.15】
6枠【2.1.2.15】
7枠【1.0.2.17】
8枠【0.0.1.19】
(フルゲートは16頭。10年は6番取り消し、11年は14頭立てで4番取り消し)

内の1〜4枠と外の5〜8枠に大別して集計すると、内枠【6.8.2.60】、外枠【4.2.8.66】の成績。馬券対象の1〜3着は16対14とほぼ互角の成績を残している。ただ、上位1、2着馬に限るとこちらは14対6頭。内枠有利の数字が出ている。


◎……前走の天皇賞(秋)でサートゥルナーリアは6着。意外な結果となったが、レースが近づくにつれテンションが上がり、道中も力んで力を出し切れなかった。2敗はいずれも左回りの東京コース。右回りは中山のホープフルS、皐月賞を含む5戦5勝。ベストの舞台で王座を奪取する。

○……アーモンドアイは昨年のJRA年度代表馬。今年は3月にドバイターフ(UAE)を制し、前走の天皇賞(秋)で2着を3馬身ちぎった。G1・6冠馬の死角を探すのは大変だが、取りこぼしとなりそうなファクターは、初のトリッキーな中山、出遅れ、ジョッキーへのプレッシャーか。競馬に絶対はなく2番手とした。

▲……今年3冠レースでヴェロックスは2、3、3着。クラシック制覇にあと一歩届かなかったが、皐月賞ではサートゥルナーリアとアタマ差2着だった。好発からスッと好位につけられる機動力は小回りの中山コースにピッタリ。古馬との初対戦でも十分好勝負になる。

△1……スワーヴリチャードは前走のジャパンCで久々の勝利を挙げた。晩成型のハーツクライ産駒らしく、5歳の秋を迎えて馬体が充実し、レースぶりも安定した。有馬記念は一昨年に直線でモタれながら4着。秋の古馬王道2戦で激走した疲れが出なければ、上位争いに加われる。

△2……リスグラシューは今春に宝塚記念を制覇。続く前走のコックスプレート(豪)も厳しい展開の中で勝利した。5歳牝馬の遠征帰り初戦となるが、鞍上はG1連覇に導いたダミアン・レーン騎手が継続騎乗。昨年暮れの香港ヴァース(2400M)2着で距離もこなせる。

△3……ワールドプレミアは16年のセレクトセールで2億5920万円で取引された。ここまで【3.1.2.0】と期待に応え、前走の菊花賞を制覇した。ズブさがなくなり、馬込みを気にしない精神的な強さは魅力。菊花賞組は5連対と好相性。G1連覇があっても驚けない。

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