ダートを主戦場にしていたが、今夏から芝で2連勝。いずれのレースも後方から豪快に差し切り、芝向きの瞬発力を見せた。半兄インプレスウィナーがオープン4勝(芝)と血統も筋が通っており、引き続き目が離せない。

昨春の彦根Sで好メンバー相手に2着。その後も勝ち星こそないが、1200Mでは4、3、3、5着と安定した成績を収めている。相性の良い中山1200M(2.1.2.1)に替わり、待望のオープン入りを狙う。

過去5回、連対馬は(10)(1)、(10)(12)、(1)(6)、(2)(1)、(2)(7)番人気の組み合わせで決まった(2014年は新潟競馬で定量戦)。1、2番人気は3、2連対とまずまずの成績を残しているものの、3番人気が0連対と不調。代わりに、6〜12番人気から計5頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3けた…………1回
1000円台…1回
2000円台…1回
7000円台…1回
万馬券…………1回

一昨年は2、1番人気で400円という堅い配当となったが、15年には10、12番人気のワンツーで6万2230円となる大荒れ。ハンデ戦だけに波乱も視野に入れておきたい。

一方、3連単配当は19万円台、187万円台、2万円台、7680円、2万9300円。馬連が6万馬券となった年に187万円馬券が飛び出す大波乱となっている。ちなみに、3着は6、6、4、6、3番人気だった。

連対馬10頭のクラス別(着順)は、オープン特別(3着)組1頭、3勝クラス組6頭(11、2、5、2、11、7着)、2勝クラス組3頭(1、1、1着)。3勝クラス組は成績に関係なく巻き返しが可能となっている。


ハーグリーブスは3勝クラスに昇級して、1馬身半差6着、2馬身1/4差7着。2戦連続で掲示板を外しているが、馬群をさばきながら外から伸びた前走の脚は際立っていた。前回より斤量3キロ減で、2勝クラス勝ちした中山。今度こそオープン入りを決める。