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2019年11月24日(日)

11R
2019年11月24日(日)
5回東京8日
15:40発走

ジャパンカップ GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:30000、12000、7500、4500、3000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 カレンブーケドール
2 2 ワグネリアン
2 3 ウインテンダネス
3 4 ムイトオブリガード
3 5 スワーヴリチャード
4 6 ユーキャンスマイル
4 7 ダイワキャグニー
5 8 レイデオロ
5 9 ルックトゥワイス
6 10 ダンビュライト
6 11 シュヴァルグラン
7 12 タイセイトレイル
7 13 エタリオウ
8 14 マカヒキ
8 15 ジナンボー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=8 6=1 6-2 6-5 8=1
綾恵 2=5 2=15 2-4 2-7 5=15
山田 2=6 2=11 2=5 6=11 6=5 11=5
たま 5=1 5=8 5=2 5=4 5=6

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はユーキャンスマイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
今年に入って重賞2勝をマーク。前走の天皇賞・秋(G1)はアーモンドアイら現役最強クラスを相手に4着と健闘し、改めて地力強化を印象づけた。近7戦中6戦で上がり3ハロン最速をマークしており、直線の長い東京コースは合っている。長丁場のダイヤモンドS(G3)を快勝した実績から、距離延長も歓迎だ。前走の天皇賞・秋で先着を許したメンバーが不在となれば、G1タイトルにも手が届く。

対抗はレイデオロ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.23.9
昨年の天皇賞・秋(G1)以降は勝ち星から遠ざかっているが、この東京コースでは(3.1.0.0)と好相性。一昨年に日本ダービー(G1)を制し、ジャパンC(G1)でも連対を果たしている。現役屈指の力量馬で、このメンバーでは実績上位の存在。秋初戦のオールカマー(G2・4着)をひと叩きされて状態は上向いており、ベストの舞台でダービー馬の意地を見せたいところだ。

単穴はカレンブーケドール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.22.8
オークス(G1)、秋華賞(G1)でいずれも2着に好走しており、現3歳牝馬トップクラスの一頭。オークスはレースレコード決着で、この東京芝2400Mへの適性も上々だ。牡馬の一線級との対戦は初めてとなるが、このジャパンCは過去10年で牝馬が6勝と好成績。3歳の本馬には斤量53キロの恩恵もあり、念願のG1制覇も夢ではないだろう。

抑えはワグネリアン。穴はスワーヴリチャード。

今週のワンポイントアドバイス

ベストの舞台、スワーヴリチャード

今年は創設39年目にして初めて外国馬が出走しない。さらに、昨年の覇者でG1・6勝のアーモンドアイも回避と、例年に比べて小粒なメンバー構成となった。

しかし、ジョッキーに目を向けると、ムーア、スミヨン、マーフィー、デットーリ、ビュイック騎手が短期免許で参戦し、ルメール、M.デムーロ騎手と日本から外国人ジョッキーが加わる。世界の名手が府中の2400Mでどんな手綱さばきを見せてくれるか。別の楽しみが競馬を盛り上げてくれる。

暮れのグランプリ有馬記念と並んで日本最高賞金3億円のかかった国際レースを勝利するのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

連対馬は1-2、4-1、2-6、3-1、1-7、4-3、4-7、1-5、5-2、1-4番人気の組み合わせで決まった。1番人気は6連対(4勝2着2回)と可もなく不可もない成績だが、2、3番人気が3、2連対とパッとしない。しかし、6番人気以下の伏兵馬の連対も、6、7番人気のそれぞれ1、2連対だけ。

馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…2回
2000円台…3回
4000円台…1回
万 馬 券……1回

15年に4、7番人気のゴールで1万160円の高配当となったが、残る9回は荒れても4120円止まり。平均出走頭数が17頭の多頭数戦でも波乱度は低い。

また、3連単配当は1万円台、2万円台、32万円台、5550円、22万円台、9万円台、5万円台、3万円台、1万円台、2690円。4けたの堅い決着も2回あったが、11、13年には32万、22万円台の万馬券が飛び出す波乱。こちらは時として大荒れとなっている。ちなみに、3着は6、8、14、2、11、6、1、6、1、2番人気だった。

連対馬20頭のクラス別(海外を含む)は、G1組16頭とG2組4頭。G3戦以下から参戦の馬は苦戦している。なお、3着馬を見ても、G1組9頭とG2組1頭。日本が世界に誇る招待レースだけに「格」を重んじなければならないG1競走となっている。

路線別は10連対で天皇賞(秋)組がトップ。次いで、京都大賞典組3連対、2連対で凱旋門賞組と秋華賞組が続いている。上記4路線が有力で、残る3頭は菊花賞、エリザベス女王杯、神戸新聞杯からの臨戦馬だった。

年齢別は3〜7歳以上馬が5、8、7、0、0連対。連対率は19、16、16、0、0%。6歳以上馬は連対したことがなく、3着に7歳馬が2頭入線しただけ。マカヒキなど6歳以上馬4頭にとっては気になるデータとなっている。

性別は牡馬が12連対(4勝2着8回)、牝馬は8連対(6勝2着2回)。牝馬は連対数で劣勢となっているが、勝率と連対率では牡馬を大きく上回っている。

スタートしてから最初のコーナーまで約360Mあるが、多頭戦だけに枠の内外による有利不利も気になるところ。枠別の成績を調べると、
1枠(4.2.3.10)
2枠(1.0.1.17)
3枠(2.1.2.15)
4枠(1.0.0.19)
5枠(0.3.0.17)
6枠(0.1.0.19)
7枠(1.0.3.20)
8枠(1.3.1.23)

内の1〜4枠と外の5〜8枠に大別して、馬券圏内の1〜3着馬30頭に注目すると、内の1〜4枠から合計17頭が出て、外の5〜8枠は13頭。内枠有利のデータが出ている。さらに、優勝馬に限ると10頭中8頭が内枠。馬単や3連単の軸馬には内枠から指名したい。


◎……スワーヴリチャードは前走の天皇賞(秋)で0秒9差の7着。アーモンドアイには離されたが、4カ月ぶりを思えば悲観する内容ではない。もともとたたき良化型。東京の2400Mはダービー2着、ジャパンC3着。ベストの舞台で昨年3着のうっぷんを晴らす。

○……相手は3歳牝馬のカレンブーケドール。前走の秋華賞は内の経済コースを回り、直線狭いところをこじ開けて2着と勝負根性を見せた。53キロで出られるのは魅力で、オークス2着の2分22秒8も優秀。仕掛けどころひとつでG1タイトルに手が届く。

▲……レイデオロは今年未勝利ながら6→5→4着と着順を上げて復調ムード。前走のオールカマーは逃げた馬がそのまま押し切るスローの流れだったが、後方から0秒4差に迫った。東京の芝はG1・2勝を含めて(3.1.0.0)と得意。上位2頭に見劣らない決め手を備えている。

△1……ユーキャンスマイルは2月のダイヤモンドSを制覇。ステイヤーの印象が強かったが、ここ2戦の新潟記念1着、天皇賞(秋)4着と中距離に対応してみせた。左回りは4戦して3勝と得意。前走からの距離2ハロン延長を味方に一発を狙う。

△2……ワグネリアンは今年3戦して3、4、5着。昨年のダービー馬としては物足りない成績だが、ペースや展開に恵まれない中で大崩れしないレースを続けている。前走・天皇賞(秋)は掲示板止まりだったが、切れ味は健在。G1奪取の舞台で覚醒しても不思議はない。

△3……ムイトオブリガードは5カ月ぶりのアルゼンチン共和国杯を勝利。ジョッキーの好騎乗もあったが、強敵相手に好位3番手から抜け出す強い競馬だった。実績では見劣るものの、今の勢いなら大駆けも十分期待できる。

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