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2019年5月12日(日)

11R
2019年5月12日(日)
2回東京8日
15:40発走

ヴィクトリアマイル GI

芝・左 1600m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:10500、4200、2600、1600、1050万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アマルフィコースト
1 2 レッドオルガ
2 3 クロコスミア
2 4 ノームコア
3 5 メイショウオワラ
3 6 ラッキーライラック
4 7 ミッキーチャーム
4 8 デンコウアンジュ
5 9 プリモシーン
5 10 ミエノサクシード
6 11 アエロリット
6 12 ワントゥワン
7 13 サトノワルキューレ
7 14 レッツゴードンキ
7 15 カンタービレ
8 16 ソウルスターリング
8 17 サウンドキアラ
8 18 フロンテアクイーン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=6 11=7 11-2 11-9 6=7
綾恵 2=4 2=18 2-7 2-16 4=18
山田 11=9 11=2 11=12 9=2 9=12 2=12
たま 4=3 4=2 4=6 4=8 4=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアエロリット。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.3
昨年の当レースは落鉄のアクシデントがあり4着に終わったものの、勝ち馬とは0秒1差。東京は(3.2.0.1)と相性が良く、一昨年のNHKマイルC(G1)を制覇し、昨年の安田記念(G1)でも2着と牡馬相手にも結果を出している。初の海外遠征となった前走・ペガサスWCT(国際G1)は9着に敗れたが、得意なコースで牝馬同士なら見直しが必要だろう。今週は美浦坂路で好時計をマークしており、遠征帰りでも上々の仕上がり。持ち前のスピードを武器に2つ目のG1タイトルを奪取する。

対抗はラッキーライラック。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.4
一昨年に2歳女王の座を獲得し、昨年は桜花賞(G1)2着、オークス(G1)3着の実績。ハイレベルな現4歳世代の中でも屈指の能力を誇り、前々走・中山記念(G2)では強豪牡馬とクビ差2着の接戦を演じた。前走・阪神牝馬S(G2)は馬群に揉まれて8着に敗れたが、広い東京コースでスムーズなら、巻き返しが期待できる。

単穴はミッキーチャーム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.6
昨年の秋華賞(G1)で逃げを打ち、アーモンドアイの2着に健闘。前走・阪神牝馬S(G2)は好位から力強く伸びて抜け出し、重賞初制覇を飾った。脚質の幅が広がったのは大きな収穫で、初めてのマイルにも難なく対応。前々走の中山牝馬S(G3)が14着と長距離輸送に不安を残すものの、当日の落ち着き次第ではチャンスがある。

抑えはプリモシーン。穴はレッドオルガ。

今週のワンポイントアドバイス

G1奪取、ノームコア

春の古馬の女王決定戦に18頭の才女が集結した。例年は実力の抜けた馬が2、3頭いるレースだが、今年は主役不在。この春のG1で一番難解なレースとなった。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は1-11、1-8、2-1、4-7、1-12、11-3、5-12、7-1、6-11、8-1番人気の組み合わせで決まった。1番人気は3勝、2着3回とまずまずの成績だが、2、3番人気が1、1連対と大不振。代わりに、6番人気以下から10頭もの伏兵馬が連対している。

3けた…………1回
2000円台…1回
3000円台…1回
4000円台…1回
5000円台…2回
8000円台…2回
万馬券…………2回

2015年に3万6880円の大穴が出て、一昨年も4万2710円の波乱決着。人気薄馬の台頭が珍しくなくなっている。

また、3連単配当は8万円台、8万円台、3620円、7万円台、19万円台、40万円台、2070万円台、4万円台、91万円台、6万円台。こちらも10万超の万馬券が4回飛び出して、中でも15年の2070万5810円はJRA史上第5位の高額配当として記録に残っている。ちなみに、3着は7、11、3、3、5、6、18、2、7、7番人気だった。

出走間隔は中2週=2頭、中3週=1頭、中4週=8頭、中5〜8週=8頭、3カ月以上=1頭。15年にケイアイエレガントが4カ月の休養明けで2着に好走したが、20頭中19頭は3〜4月に1度はレースに出走している。1月の米G1ペガサスワールドCターフ(9着)から帰国初戦で参戦するアエロリットには気になるデータとなっている。

路線別は阪神牝馬S組が8連対でトップ。2連対で大阪杯組、中山牝馬S組、福島牝馬S組が続いている。

年齢別は4〜8歳以上馬が12、5、2、1、0連対。連対率はそれぞれ14、9、7、14、0%。連対数で4歳馬が抜けているが、率を見ると高齢7歳馬も健闘している。

東西対決は関東馬64頭と関西馬114頭で争って、4対16。連対率は6、14%。関西馬が強い。


◎……ノームコアは1番人気に支持された中山牝馬Sで0秒2差の7着。絶好の2番枠からだったが、内々で前が詰まり、完全に脚を余した。今回はレーン騎手(25)に乗り替わるが、来日3日目に新潟大賞典を勝利し、現在6勝(複勝率52%)の豪腕ジョッキー。G3を1勝の身だが、今一番乗れている騎手とのコンビでG1奪取を決める。

○……前走の阪神牝馬でクロコスミアは好位からの競馬で0秒1差の5着。直線で十分に追えないシーンもあったが、控える競馬にメドを立てた。東京は府中牝馬S(G2)勝ちの実績があり、エリザベス女王杯で2年連続2着。ここでも見劣らない能力を秘めている。

▲……レッドオルガは全5勝を左回りの芝1600Mで挙げ、東京でも2勝。前走の阪神牝馬Sは0秒1差の7着に敗れたが、右回り、3コーナーで外に振られるロスが痛かった。スタートに不安を残すが、この舞台は得意。強敵相手でも好勝負に持ち込める。

△1……サトノワルキューレは前走の阪神牝馬Sで0秒3差の9着。スローペースで後方からの馬には厳しい展開だったが、レース最速の上がり32秒8の豪脚で追い込んだ。マイル戦は今回2度目。スタートを決めて、うまく脚をためられれば大駆けが期待できる。

△2……前哨戦の阪神牝馬Sでラッキーライラックは断然の単勝1.5倍の1番人気を裏切って8着。直線内にモタれてまともに追えなかったが0秒2差まで詰め寄った。振り返れば一昨年の2歳女王。実力を発揮できれば一変も可能だ。

△3……前走の福島牝馬Sでデンコウアンジュは3年半ぶりの勝利。追い込み馬に不利な流れの中でレース最速33秒8の末脚で見事に差し切った。もともと末脚をタメて直線で勝負するタイプ。展開が向けば一昨年11番人気で2着の再現もある。

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