前走・JDダービー(交流G1)は海外遠征明けで2着。早めに仕掛けて目標にされてしまったものの、積極的な競馬で見せ場を作った。左回りの東京コースで結果を出しており、初の新潟も難なくこなせそう。古馬との対戦に向け、ここはきっちりと勝っておきたい。

3カ月半ぶりの前走・インディアT(2勝クラス)をレコード勝ち。脚抜きの良い馬場で軽ハンデだったとはいえ、高く評価できる内容だった。新潟コースは初となるものの、ここまで左回りは2戦2勝。平坦で先行馬の粘り込みが多いこの舞台なら、本命馬を脅かすシーンがあってもいいだろう。

今春から除外を挟んで3連勝。1400M初挑戦の前走・清里特別では、最速の上がりで差し切り自在性をアピールした。更に2ハロンの延長となるものの、折り合いが良く対応はできそう。まだ底を見せていないだけに、相手強化でも押さえておきたい一頭だ。

2009年に新設された3歳馬による真夏のダート王決定戦。過去10年の連対馬は、(1)(3)、(2)(6)、(1)(2)、(2)(3)、(1)(4)、(1)(7)、(1)(3)、(2)(1)、(11)(12)、(5)(10)番人気の組み合わせで決まった。

馬連配当は
3けた…………4回
1000円台…3回
5000円台…1回
万馬券…………2回

上位1〜3番人気は6、4、3連対と人気に応えているものの、ここ2年は2けた人気馬が連続で連対。一昨年は9万5320円、昨年も2万3100円の高配当が飛び出している。

一方、3着に7、1、12、1、2、9、11、6、1、9番人気が入った3連単配当は1万円台、9470円、6万円台、7580円、4970円、13万円台、4万円台、6040円、80万円台、67万円台。こちらもここ2年は6けた配当となる大荒れ。穴党には3連単をお勧めしたい。

ステップはジャパンダートダービー組が7連対でトップ。この組は2けた着順でなければ巻き返しが可能で、ほかではユニコーンS組が3連対、次いで、2連対で麒麟山特別、御嶽特別、濃尾特別組が並んでいる。

東西対決は、関東馬が65頭出走して4連対(連対率6%)、関西馬は78頭で16連対(同21%)。関西馬が関東馬を大きくリードしている。


デルマルーヴルは前走のジャパンダートダービーで3馬身差の2着。勝ち馬には置かれたが、3カ月半ぶりの実戦でしぶとく連を確保した。交流G1の全日本2歳優駿2着やUAEダービー4着はこのメンバーでは実績上位。たたき2戦目でJRA重賞初制覇を果たす。

馬単は(10)←→(15)、(10)←→(12)、(10)←→(8)、(10)←→(7)、(10)←→(3)。

3連単は(10)←→(15)から(12)(8)(7)(3)と、(10)←→(12)から(15)(8)(7)(3)への3着流し。