2018年12月23日(日)
11R
2018年12月23日(日)
5回中山8日
15:25発走
有馬記念 GI
芝・右 2500m
天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳以上
オープン (国際)(指定) 定量
本賞金:30000、12000、7500、4500、3000万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | オジュウチョウサン | |||||
2 | クリンチャー | |||||
3 | モズカッチャン | |||||
4 | マカヒキ | |||||
5 | パフォーマプロミス | |||||
6 | サトノダイヤモンド | |||||
7 | サウンズオブアース | |||||
8 | ブラストワンピース | |||||
9 | リッジマン | |||||
10 | ミッキースワロー | |||||
11 | ミッキーロケット | |||||
12 | レイデオロ | |||||
13 | スマートレイアー | |||||
14 | キセキ | |||||
15 | シュヴァルグラン | |||||
16 | サクラアンプルール |
買い目
大多 | 12=14 12=3 12-8 12-15 14=3 |
---|---|
綾恵 | 5=12 5=6 5-4 5-15 12=6 |
山田 | 14=12 14=15 14=10 12=15 12=10 15=10 |
たま | 8=12 8=6 8=1 8=11 8=14 |
予想
本命はレイデオロ。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
秋の始動戦から2連勝。前走・天皇賞秋(G1)はキセキらを好時計で完封し、昨年の日本ダービーに続くG1・2勝目を飾った。その後はジャパンC(G1)を回避し、ここ一本に絞って順調に調教メニューを消化。今回の中山コースでは前々走のオールカマー(G2)を制するなど、4戦3勝と適性も上々だ。ファン投票1位に応え、平成最後のグランプリを制覇する。
対抗はキセキ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.34.6
驚異のレコード決着となった前走・ジャパンC(G1)で2着に健闘。勝ち馬のアーモンドアイが強すぎたものの、本馬も従来のレコードを大幅に上回る好タイムで逃げ粘り、地力の高さを示した。長丁場の菊花賞(G1)を制している実績からも、持久力は現役トップクラス。積極的に先行して持ち味が生きる展開に持ち込めば、戴冠も夢ではない。
単穴はモズカッチャン。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年のエリザベス女王杯(G1)覇者。連覇を狙った前走は3着に敗れたものの、熱発により前哨戦を回避するアクシデントあったことを思えば、悲観する結果ではない。今夏の札幌記念(G2)ではタイム差なしの接戦(3着)を演じ、一線級の牡馬相手でも戦えることを証明。ひと叩きされて順当に良化しており、大駆けに警戒したい。
抑えはブラストワンピース。穴はシュヴァルグラン。
今週のワンポイントアドバイス
斤量魅力、ブラストワンピース
1年を締めくくる有馬記念が、23日15時25分にスタートする。
今年はファン投票3位で出走する障害絶対王者のオジュウチョウサンに注目が集まる。東京の芝1800M(13年10月19日)でデビューして、11着、続く未勝利戦も8着。結果を出せないまま1年間休養し、復帰戦でもパッとした成績は上げられなかった。ところが、16年の中山グランドジャンプ(J・G1)を制覇すると、障害重賞を怒涛の9連勝。さらに、平地に再チャレンジしたここ2戦も危なげのないレースぶりで勝利し、ついにグランプリに出走するまでに出世した。
日本中のファンを中山のターフに注視させた障害王者オジュウチョウサンは、平地でもG1タイトルを勝ち取ることができるのか。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。
過去10年、連対馬は1-14、2-1、2-1、1-7、1-10、1-4、4-9、8-5、1-2、1-8番人気で決まった。上位1〜3番人気は8、3、0連対の成績。1番人気は6勝2着2回と期待に応えているが、2、3番人気が全くアテにならない。
馬連配当は
3 け た……4回
3000円台…3回
6000円台…1回
万 馬 券……2回
3けたの堅い配当が4回あるが、7番人気以下から6頭の伏兵馬が連対して、万馬券決着が飛び出すなど波乱含みとなっている。
一方、3連単配当は98万、1万、6万、7万、2万、5240円、10万、12万円、3940円、2万円台。一昨年こそ4けた配当で収まったが、10万超の高配当が3回も出る難解なレースとなっている。ちなみに、3着は10、11、14、9、2、2、1、4、3、3番人気だった。
連対馬20頭はすべて重賞からの出走で、内訳はG1組17頭、G2組3頭。G3組以下は苦戦している。1000万下特別を勝って挑戦するオジュウチョウサンにとっては厳しいデータとなっている。
ステップはジャパンC組が8連対でトップ。4連対で菊花賞組が続き、2連対で天皇賞(秋)組、エリザベス女王杯組、金鯱賞組が並んでいる。
しかし、2走前を見てみると、天皇賞(秋)を使われた5頭が連対。天皇賞(秋)から直行した2頭を合わせると7頭となり、最多8連対のジャパンC組に次ぐ有力ステップとなっている。G1ジャパンCと天皇賞(秋)を経由した馬が、20頭中15頭を占めている。
所属別は関東馬1連対(連対率3%)、関西馬19連対(同16%)、地方馬0連対。関西馬が関東馬を圧倒している。
年齢別は3〜7歳上馬が6、7、6、0、1連対。連対率は19、18、13、0、5%。6歳以上馬は苦戦している。
性別は牡馬132頭と牝馬22頭で争い、15対5。連対率は11、23%。牝馬は連対数で見劣るが、率で牡馬を大きく上回っている。
◎……3歳馬ブラストワンピースで勝負する。デビューから1、1、1、5、1、4着。ダービーと菊花賞で0秒2、0秒4差と敗れたが、2、1番人気の高い支持を集めた。夏の新潟記念で古馬を一蹴。今年の3歳馬はレベルが高く、古馬と2キロ差の斤量も魅力だ。
○……相手は昨年のダービー馬レイデオロ。今年前半は結果を出せず苦戦していたが、秋を迎えるとオールカマー、天皇賞(秋)を連勝。G1馬の底力を見せつけた。鞍上は今年G1・8勝と新記録を更新中のルメール騎手。平成最後のグランプリでさらなる上積みを目指す。
▲……サトノダイヤモンドは16年に菊花賞、有馬記念を制して、最優秀3歳牡馬の栄誉に輝いた。昨年4月以降は勝ち星から遠ざかっていたが、2走前に京都大賞典を勝ち、不振のどん底を脱した。前走の6着は2走ボケか。セレクトセールで2億3000万円で落札された高馬。有終の美を飾りたい。
△1……ミッキーロケットの天皇賞(秋)は4カ月の休み明けに加え、2000Mも距離不足。それでも0秒4差の5着としぶとい粘りを見せた。暑い時期に宝塚記念を制覇したが、厳寒期の12、1月も(2.3.0.1)と得意。グランプリ連覇へ照準を合わせてきた。
△2……キセキは秋に3戦して、毎日王冠3着、天皇賞(秋)3着、ジャパンC2着。これまでの追い込む競馬から逃げに脚質を転換して、成績が安定した。前走もアーモンドアイに敗れたとはいえ、走破タイム(2分20秒9)は破格。強行日程で見えない疲れは心配だが、力を出せる状態なら逃げ切りも十分ある。
△3……障害界の絶対王者オジュウチョウサンがファン投票3位で参戦。障害は上がりの速い脚(末脚)は身につかないが、心肺機能を鍛え、持久力(スタミナ)を養える。有馬記念はコーナーを6回まわるトリッキーなコース。豊マジックで持久力勝負に持ち込めれば大駆けもある。
今年はファン投票3位で出走する障害絶対王者のオジュウチョウサンに注目が集まる。東京の芝1800M(13年10月19日)でデビューして、11着、続く未勝利戦も8着。結果を出せないまま1年間休養し、復帰戦でもパッとした成績は上げられなかった。ところが、16年の中山グランドジャンプ(J・G1)を制覇すると、障害重賞を怒涛の9連勝。さらに、平地に再チャレンジしたここ2戦も危なげのないレースぶりで勝利し、ついにグランプリに出走するまでに出世した。
日本中のファンを中山のターフに注視させた障害王者オジュウチョウサンは、平地でもG1タイトルを勝ち取ることができるのか。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。
過去10年、連対馬は1-14、2-1、2-1、1-7、1-10、1-4、4-9、8-5、1-2、1-8番人気で決まった。上位1〜3番人気は8、3、0連対の成績。1番人気は6勝2着2回と期待に応えているが、2、3番人気が全くアテにならない。
馬連配当は
3 け た……4回
3000円台…3回
6000円台…1回
万 馬 券……2回
3けたの堅い配当が4回あるが、7番人気以下から6頭の伏兵馬が連対して、万馬券決着が飛び出すなど波乱含みとなっている。
一方、3連単配当は98万、1万、6万、7万、2万、5240円、10万、12万円、3940円、2万円台。一昨年こそ4けた配当で収まったが、10万超の高配当が3回も出る難解なレースとなっている。ちなみに、3着は10、11、14、9、2、2、1、4、3、3番人気だった。
連対馬20頭はすべて重賞からの出走で、内訳はG1組17頭、G2組3頭。G3組以下は苦戦している。1000万下特別を勝って挑戦するオジュウチョウサンにとっては厳しいデータとなっている。
ステップはジャパンC組が8連対でトップ。4連対で菊花賞組が続き、2連対で天皇賞(秋)組、エリザベス女王杯組、金鯱賞組が並んでいる。
しかし、2走前を見てみると、天皇賞(秋)を使われた5頭が連対。天皇賞(秋)から直行した2頭を合わせると7頭となり、最多8連対のジャパンC組に次ぐ有力ステップとなっている。G1ジャパンCと天皇賞(秋)を経由した馬が、20頭中15頭を占めている。
所属別は関東馬1連対(連対率3%)、関西馬19連対(同16%)、地方馬0連対。関西馬が関東馬を圧倒している。
年齢別は3〜7歳上馬が6、7、6、0、1連対。連対率は19、18、13、0、5%。6歳以上馬は苦戦している。
性別は牡馬132頭と牝馬22頭で争い、15対5。連対率は11、23%。牝馬は連対数で見劣るが、率で牡馬を大きく上回っている。
◎……3歳馬ブラストワンピースで勝負する。デビューから1、1、1、5、1、4着。ダービーと菊花賞で0秒2、0秒4差と敗れたが、2、1番人気の高い支持を集めた。夏の新潟記念で古馬を一蹴。今年の3歳馬はレベルが高く、古馬と2キロ差の斤量も魅力だ。
○……相手は昨年のダービー馬レイデオロ。今年前半は結果を出せず苦戦していたが、秋を迎えるとオールカマー、天皇賞(秋)を連勝。G1馬の底力を見せつけた。鞍上は今年G1・8勝と新記録を更新中のルメール騎手。平成最後のグランプリでさらなる上積みを目指す。
▲……サトノダイヤモンドは16年に菊花賞、有馬記念を制して、最優秀3歳牡馬の栄誉に輝いた。昨年4月以降は勝ち星から遠ざかっていたが、2走前に京都大賞典を勝ち、不振のどん底を脱した。前走の6着は2走ボケか。セレクトセールで2億3000万円で落札された高馬。有終の美を飾りたい。
△1……ミッキーロケットの天皇賞(秋)は4カ月の休み明けに加え、2000Mも距離不足。それでも0秒4差の5着としぶとい粘りを見せた。暑い時期に宝塚記念を制覇したが、厳寒期の12、1月も(2.3.0.1)と得意。グランプリ連覇へ照準を合わせてきた。
△2……キセキは秋に3戦して、毎日王冠3着、天皇賞(秋)3着、ジャパンC2着。これまでの追い込む競馬から逃げに脚質を転換して、成績が安定した。前走もアーモンドアイに敗れたとはいえ、走破タイム(2分20秒9)は破格。強行日程で見えない疲れは心配だが、力を出せる状態なら逃げ切りも十分ある。
△3……障害界の絶対王者オジュウチョウサンがファン投票3位で参戦。障害は上がりの速い脚(末脚)は身につかないが、心肺機能を鍛え、持久力(スタミナ)を養える。有馬記念はコーナーを6回まわるトリッキーなコース。豊マジックで持久力勝負に持ち込めれば大駆けもある。