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2017年11月19日(日)

11R
2017年11月19日(日)
5回京都6日
15:40発走

マイルチャンピオンシップ GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:10300、4100、2600、1500、1030万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ブラックムーン
1 2 アメリカズカップ
2 3 ヤングマンパワー
2 4 サングレーザー
3 5 サトノアラジン
3 6 ダノンメジャー
4 7 レッドファルクス
4 8 マルターズアポジー
5 9 レーヌミノル
5 10 クルーガー
6 11 エアスピネル
6 12 イスラボニータ
7 13 グランシルク
7 14 ガリバルディ
7 15 ムーンクレスト
8 16 ウインガニオン
8 17 ジョーストリクトリ
8 18 ペルシアンナイト

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=12 7=11 7-4 7-18 12=11
綾恵 12=11 12=5 12-7 12-8 11=5
山田 5=7 5=11 5=18 7=11 7=18 11=18
たま 7=12 7=11 7=4 7=5 7=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はレッドファルクス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.6
秋初戦のスプリンターズS(G1)を制し、史上3頭目の連覇(G1昇格以降)を達成。これで近8戦で5勝(ダート含む)とまさに絶頂期と言える充実ぶりを見せている。春の安田記念ではキャリア2戦目の1600Mでクビ+クビ差3着の接戦を演じており、距離適性は証明済み。京都は初めてだが、目下の勢いなら2階級制覇も十分に可能とみる。

対抗はイスラボニータ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.9
前哨戦の富士S(G3)で連対確保。休み明けで斤量58キロを背負っていたことを思えば、上々の滑り出しと言える。14年の皐月賞(G1)を制するなど重賞5勝の実績を誇り、春に当舞台で行われたマイラーズC(G2)ではエアスピネルに快勝している。当レースでは一昨年3着、昨年2着と悔しい思いをしているが、3度目の正直で雪辱を果たしたい。

単穴はエアスピネル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.7
芝1600Mでは(4.2.1.1)と相性抜群。前哨戦の富士S(G3)では不良馬場を苦にせず、豪快に差し切った。京都マイルでは重賞2勝を挙げるなど、舞台適性も高い。これまでG1では2、4、4、3、5着と善戦止まりだが、得意舞台なら待望の戴冠まである。

抑えはサングレーザー。穴はペルシアンナイト。

今週のワンポイントアドバイス

2刀流でV、レッドファルクス

秋のマイル王決定戦。今年は確たる主役不在の混戦模様となっている。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

連対馬は1-4、4-1、1-14、13-1、5-11、4-1、2-3、8-3、4-2、3-2番人気の組み合わせで決まった。1〜3番人気は5、3、3連対と威張れる成績ではないが、伏兵馬の連対も8番人気以下の4連対と少ない。

馬連配当は
3 け た……1回
1000円台…4回
2000円台…1回
3000円台…1回
6000円台…1回
万 馬 券……2回

14番人気が2着に食い込んだ2009年に6690円の中波乱となり、その後2年も1万4240円、1万2800円と荒れた。しかし、ここ5年は4000円未満でほぼ平穏に収まっている。

一方、3連単の配当は2万、5万、10万、47万、27万、5万、1万、19万、1万、4万円台。こちらは10万超の高配当が4回も飛び出す波乱含みとなっている。ちなみに、3着は5、10、2、6、4、5、1、9、1、7番人気だった。

連対馬20頭のステップ(着順)はスワンS(1、8、1、2、3、2着)組が6連対でトップ。次いで、富士S(9、1、1、7、2着)組5連対、3連対で天皇賞・秋(9、1、8着)組が続き、2連対のスプリンターズS(6、2着)の順。なお、残る4頭は安田記念(1着)組、京都大賞典(3着)組、毎日王冠(1着)組、府中牝馬S(1着)組だった。

ただ、2走前に注目すると、安田記念組が7連対、毎日王冠組も4連対。前哨戦としては1連対と目立たないが、この2路線を経由して出走してくる馬には警戒が必要となっている。

出走間隔は一昨年に安田記念から直行したモーリスを除くと19頭は10月以降に最低1度はレースに参戦していた。

年齢別は3〜7歳以上馬が0、8、8、3、1連対。連対率はそれぞれ0、22、14、9、5%。4、5歳馬が8連対で並んでいるが、率で4歳馬が一歩リードしている。

性別は牡馬148頭と牝馬31頭で争い19対1。牝馬は苦戦している。

東西対決(外国馬を除く)は関東馬が58頭出走して5連対(連対率9%)、関西馬は114頭で15連対(同13%)。関西馬が強いが、ここ2年に限ると関東馬は、(1、3着)(2、3着)と好走している。

また、枠別成績(14年以外はフルゲート18頭立て)は
1枠(1.1.1.17)
2枠(1.1.1.17)
3枠(2.0.1.17)
4枠(2.5.0.13)
5枠(0.1.0.19)
6枠(1.0.1.18)
7枠(1.1.5.22)
8枠(2.1.1.26)

一見すると枠の内外による有利不利は見られないが、内の1〜4枠の13連対に対して、外の5〜7枠が7連対。勝利数、連対数とも内枠が外枠を上回っている。


◎……本命にレッドファルクスを指名する。距離不安をささやかれた2走前の安田記念で外からよく伸びてクビ+クビ差の3着。直線で外にチェンジするロスがなければという脚色だった。スプリンターズSを連覇した末脚は強烈。スプリンター、マイラーの2刀流でG1レース3勝目を奪取する。

○……イスラボニータは皐月賞Vを含めてG1で1、2、3、9、3、3、5、2、8着の成績。馬券圏外が3回あったが、共通点は左回りの東京コースだった。前走の富士Sを勝ち切れなかったが、久々、58キロで道悪。2着はむしろ負けて強しの競馬だった。京都は(1.1.1.0)と好相性。悲願のG1レース2勝目に全力投球で臨む。

▲……昨年の3冠レースでエアスピネルは4、4、3着。G1タイトルに届かなかったのは、結果として距離が向かなかったか。今年はマイル戦に矛先を変えて、1月に京都金杯、前走・富士Sと重賞を制覇した。京都コースは(2.1.1.0)と得意。マイルで悲願のG1奪取を狙う。

△1……サトノアラジンは前走の天皇賞(秋)で大差の18着負け。ただでさえ道悪ベタが、あの不良馬場では力を出し切れない。3走前に安田記念を勝ち、続く毎日王冠でもクビ差の2着。このメンバーでも十分通用する地力を秘めている。良馬場での反撃に警戒したい。

△2……勢いならサングレーザーが一番。5月から4連勝中で、道悪だったとはいえ、前走ではレッツゴードンキ(桜花賞馬)を降している。マイルは(0.1.2.1)の成績。勝ち星はないが、初勝利が芝1800Mなら心配ない。速い持ち時計がなく、唯一の不安は高速決着か。

△3……3番人気に支持された前走の富士Sでグランシルクは9着。道悪で自慢の末脚を発揮できなかったのが痛かった。その前走を除くと、今年は(1.3.2.0)と常に上位争いを続けている。関西遠征は過去1度だけで、京都コースも初というマイナス材料を露出しなければV争いに浮上する。

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