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2017年3月11日(土)

11R
2017年3月11日(土)
2回中京1日
15:25発走

金鯱賞 GII

芝・左 2000m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 別定 本賞金:6200、2500、1600、930、620万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ルージュバック
1 2 プロディガルサン
2 3 ナスノセイカン
2 4 ルミナスウォリアー
3 5 タッチングスピーチ
3 6 ヤマカツエース
4 7 アングライフェン
4 8 スズカデヴィアス
5 9 ステファノス
5 10 サトノノブレス
6 11 ヒットザターゲット
6 12 パドルウィール
7 13 ヌーヴォレコルト
7 14 ヒストリカル
8 15 ロードヴァンドール
8 16 フルーキー

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=1 9=6 9-4 9-10 1=6
綾恵 9=6 9=4 9-1 9-13 6=4
山田 6=1 6=4 6=9 1=4 1=9 4=9
たま 6=9 6=1 6=2 6=10 6=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はステファノス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.6
勝ち味に遅い面はあるが、G1で2着2回、3着2回の力量馬。過去2年の天皇賞・秋(G1)では2、3着に入るなど、2000Mへの適性も高い。昨年暮れの香港C(国際G1)3着以来となる始動戦だが、鉄砲は利くタイプで海外遠征帰りにも実績がある。久々の重賞Vで本番の大阪杯(G1)に弾みをつけたい。

対抗はルージュバック。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.9
ここまで牡馬相手に重賞3勝を挙げている実力牝馬。昨秋の毎日王冠(G2)ではアンビシャスとのマッチレースに競り勝ち、同レース23年ぶりとなる牝馬Vの快挙を遂げた。近2走はG1の壁に阻まれたが、休養を挟んで立て直され、追い切りでは軽快な動きを披露。ポン駆けも利くタイプだけに、春初戦から好スタートを切れそうだ。

単穴はヤマカツエース。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.0
今回と同じコーナー4つの芝2000Mで重賞3勝。昨年の当レースを鮮やかに差し切っており、舞台適性は申し分ない。前走・有馬記念(G1)は強豪相手に4着と健闘。今回は休み明けで斤量57キロと不利な条件だが、適鞍に戻れば連覇の可能性も。

抑えはサトノノブレス。穴はプロディガルサン。

今週のワンポイントアドバイス

2000Mで本領発揮、ヤマカツエース

昨年まで11、12月の中京で行われていたが、大阪杯のG1昇格に伴い、この時期に移行。優勝馬には同レースへの優先出走権が与えられる。

ここでは中京競馬場改修後に行われた過去5回のデータで傾向を見てみたい。

連対馬は6-8、3-6、1-4、5-1、4-9番人気の組み合わせで決まった。

馬連配当は
1000円台…2回
2000円台…1回
9000円台…2回

2012年と16年に上位1〜3番人気がそろって連から消えて、9000円台の高配当が出ている。

また、3着に4、8、2、4、6=2番人気が入った3連単配当は、9万、5万、8560円、2万、9万=4万円台(昨年は3着同着)。大荒れにはなっていないものの、9万馬券が2回出るなど波乱含みとなっている。

連対馬の10頭中5頭が重賞ウイナー。全馬が14年以降の連対で、近年は重賞勝ちしていることが連対への有力なファクターとなっている。

東西対決は関東馬が13頭出走して2連対(連対率15%)、関西馬は55頭で8連対(15%)。関東馬は出走頭数が少なく連対数で関西馬にリードされているが、率は互角となっている。

なお、12月→3月に開催時期が変更となり、ステップから強調できる路線はない。


◎……ヤマカツエースは昨年12月の金鯱賞を勝利し、強豪G1馬がそろった前走の有馬記念でサトノダイヤモンドと0秒3差の4着。芝2000Mは重賞3勝のベストの距離で、ここへきての地力は本物。展開不問も頼もしく、変則連覇のチャンスと見た。

○……2走前の天皇賞(秋)でステファノスはレース最速タイの上がりで追い上げて0秒4差の3着。前走の香港Cでもモーリスに離されはしたものの、きっちりと3着を確保した。展開に泣くケースも多く、勝ち切れないでいるが、G1にいつ手が届いてもいい能力を秘めている。

▲……ルージュバックは昨秋の天皇賞(秋)、ジャパンCで7、9着。距離の長かった前走はともかく、不利があって0秒6差まで追い上げた2走前の末脚を高く評価したい。毎日王冠で降した相手がアンビシャス。牡馬相手でも屈しない決め手は魅力だ。

△1……前走の有馬記念でサトノノブレスは13着。出負けし、距離も長かった。重賞4勝は胸を張れるし、この舞台で重賞を4戦して(1.1.2.0)。コース適性の高さと安定感は抜群で、今回も大崩れは考えづらい。

△2……休養明けの前走・東京新聞杯でプロディガルサンはクビ差の2着。G1ではひと息だが、G2、3では常に上位争いし、前走の上がり32秒0も究極に近い数字。明け4歳馬で伸びシロも十分ある。

△3……ヌーヴォレコルトは前走の中山記念で7着。2カ月半ぶりの休み明け、海外遠征の疲れがたまっていたか。人気を落としているが、14年のオークス馬で、米遠征でも2走目のレッドカーペットHで一変。G1馬の底力は侮れない。

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