キャリア40戦を超える8歳の古豪。前走・七夕賞(G3)はトップハンデながら半馬身差2着しており、引き続き58キロのハンデ頭でも評価は下げられない。コース不問で小回りも苦にせず、小倉では3走前の小倉大賞典(G3)2着など8戦5連対。軸馬としての信頼度は高そうだ。

レコード決着となった前走・鳴尾記念(G3)でクビ+クビ差の3着に健闘。長距離路線で苦戦を続けていたが、久々の2000Mでガラリと一変した。引き続き同距離なら折り合いの不安なし。ハンデも軽量53キロで、再度の大駆けが期待できそうだ。

中山の京成杯(G3)を制するなど、小回りコースに良績が集中。近走は馬券に絡んでいないが、小回りに限ればセントライト記念(G2)0秒2差5着、小倉大賞典(G3)0秒2差6着など、差のない競馬を見せている。昨年の当レースが0秒2差2着。今年も警戒が必要だろう。

9月4日の新潟記念まで全5戦で争われる「サマー2000シリーズ」の第3戦。七夕賞を勝利したアルバートドックと、函館記念を制したマイネルミラノがそれぞれ10点を獲得している。

過去10年、連対馬は(4)(7)、(6)(7)、(2)(1)、(16)(1)、(9)(4)、(4)(15)、(3)(1)、(3)(5)、(3)(6)、(6)(2)番人気で決まった。

馬連配当は
3けた…………1回
1000円台…1回
2000円台…3回
4000円台…1回
8000円台…1回
9000円台…1回
万馬券…………2回

1〜3番人気は3、2、3連対と不振で、16、15番人気が連対した年に2万3030円、3万360円の万馬券が飛び出す大荒れ。伏兵馬の食い込みを警戒したい。

また、3連単配当は101万円台、22万円台、6万円台、97万円台、12万円台、87万円台、6万円台、2万円台、2万円台、4万円台。こちらも101万馬券や97万馬券が出るなど、一筋縄では収まらない様子を見せている。ちなみに3着は9、10、11、9、1、8、9、1、2、3番人気だった。

連対馬のクラス別は重賞組17頭、1600万下組3頭。軸には85%を占めている重賞組が最適だ。

ステップ(着順)は七夕賞(5、3、3、1、8、2着)組が6連対と好相性で、新潟大賞典(12、3、8着)組3連対の順。

トップハンデ馬は1勝、2着1回、3着4回。10回中で5回馬券対象になっている。


ベルーフは昨年このレースの2着馬で、2走前の小倉大賞典でも1馬身半差の6着。全3勝を京都、阪神の内回りと中山で挙げているように、小回りコースは得意。前走新潟の9着を度外視して狙いたい。