2016年12月25日(日)
10R
2016年12月25日(日)
5回中山9日
15:25発走
有馬記念 GI
芝・右 2500m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳以上
オープン (国際)(指定) 定量
本賞金:30000、12000、7500、4500、3000万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | キタサンブラック | |||||
2 | ゴールドアクター | |||||
3 | ムスカテール | |||||
4 | ヤマカツエース | |||||
5 | サムソンズプライド | |||||
6 | サウンズオブアース | |||||
7 | マルターズアポジー | |||||
8 | ミッキークイーン | |||||
9 | ヒットザターゲット | |||||
10 | アドマイヤデウス | |||||
11 | サトノダイヤモンド | |||||
12 | サトノノブレス | |||||
13 | デニムアンドルビー | |||||
14 | シュヴァルグラン | |||||
15 | アルバート | |||||
16 | マリアライト |
買い目
大多 | 1=2 1=11 1-6 1-14 2=11 |
---|---|
綾恵 | 11=1 11=2 11-6 11-16 1=2 |
山田 | 1=8 1=16 1=14 8=16 8=14 16=14 |
たま | 6=11 6=2 6=1 6=4 6=16 |
予想
本命はキタサンブラック。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.33.1
前走・ジャパンC(G1)を制してG1レース3勝目。文句なしの逃げ切りでゴールドアクターらを突き放し、卓越した先行力を見せつけた。3歳で参戦した昨年の当レースは僅差3着に敗れたが、当時より格段に力をつけた今なら堂々と主役を張れる。今回も前走同様に絶好の1枠1番(過去4戦4勝)をゲット。同型馬マルターズアポジーの出方は気になるが、番手からでも競馬は可能でハナにはこだわらない。ファン投票1位に応える勝利で現役最強を証明する。
対抗はゴールドアクター。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.33.0
昨年の当レースを制したグランプリホース。中山では日経賞(G2)、オールカマー(G2)も含めて通算(4.1.0.1)と抜群のコース実績を誇る。前走・ジャパンC(G1)は太め残りが響いて4着に敗れたが、この中間は攻め強化できっちりと調整されて万全の状態。得意の中山で連覇に挑む。
単穴はサトノダイヤモンド。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
今秋の菊花賞(G1)を制するなど、デビューから7戦5勝。敗れた2戦はレコード決着の皐月賞(G1)3着と落鉄した日本ダービー(G1)2着で、紛れもなく3歳世代トップクラスの1頭だ。古馬とは初対戦だが、舞台不問で常に高いパフォーマンスを発揮できるレース巧者。斤量差を生かせば台頭の可能性は十分にある。
抑えはサウンズオブアース。穴はシュヴァルグラン。
今週のワンポイントアドバイス
今度こそG1奪取、サウンズオブアース
2016年の中央競馬を締めくくる「グランプリ有馬記念」は25日、15時25分に中山競馬場でゲートインする。
キタサンブラックは前走ジャパンCで後続に影をも踏ませぬ逃げで後続を2馬身半差突き離した。公開枠順抽選会で過去4戦4勝(G1レース2勝)の最強1番枠をゲット。今年最後の大一番で再び「キタサンまつり」の大合唱を沸き起こせるか。2億4000万円馬サトノダイヤモンドはデビュー戦からエリート馬として3歳世代を席巻。12年のゴールドシップに続き、古馬の牙城を突破するか。無名の牝馬から生まれたゴールドアクターがグランプリを連覇を飾るか。それとも未勝利、500万下しか勝利していない無冠のサウンズオブアースが大逆転で悲願のG1をもぎ取り、申年の幕を下ろすのか。
過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。
過去10年、連対馬は1-6、9-5、1-14、2-1、2-1、1-7、1-10、1-4、4-9、8-5番人気の組み合わせで決まった。1番人気は5勝2着2回と期待に応えているが、2、3番人気は2、0連対と大ブレーキを起こしている。
馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…1回
3000円台…2回
6000円台…1回
万 馬 券……3回
上位1〜3番人気が連を外した07、14年と、14番人気が2着に健闘した08年に万馬券決着となっている。しかし、1〜4番人気のワンツーで決まった3けた配当も3回。堅いか、荒れるかの両極端の結果が出ている。
一方、3着に3、6、10、11、14、9、2、2、1、4番人気馬が入線した3連単配当は、9680円、80万、98万、1万、6万、7万、2万、5240円、10万、12万円台。4けた配当も2度あるが、10〜90万円台の高配当が4回も飛び出す波乱含みとなっている。
連対馬20頭はすべて重賞からの臨戦で、内訳はG1組17頭、G2組3頭。G1組が断然の強さを見せているが、G2組の3連対はここ4年で記録したもの。格下というだけで切り捨てるのは危険か。
路線別は7連対でジャパンC組がトップ。天皇賞(秋)組と菊花賞組が3連対で並び、エリザベス女王杯組と金鯱賞組2連対の順となっている。
ただ、2走前を見てみると、天皇賞(秋)組から4頭が連対。この4頭を天皇賞(秋)組に加えると計7頭となり、最多連対のジャパンC組と同じ7連対。秋の古馬王道のG1を経由してきた馬が連対馬の70%を占めていることを知っておきたい。
所属別は関東馬が2連対(連対率6%)、関西馬は18連対(同16%)、地方馬は連対なし。関西馬が関東馬を圧倒している。
また、年齢別は3〜7歳上馬が6、8、5、0、1連対。連対率はそれぞれ17、21、12、0、6%。6歳以上馬は苦戦している。
3頭の牝馬参戦で気になる性別は、牡馬が133頭で15連対(連対率11%)、牝馬は18頭で5連対(同28%)。牝馬は連対数で見劣るものの、率で牡馬を上回っている。
◎……サウンズオブアースはいまだ2勝馬だが重賞で2着7回。G1は菊花賞(14年)、昨年の有馬記念、今年のジャパンCと2着に入線している。前走ジャパンCも勝ちに行く競馬で早めに動いたが、直線寄られる不利を受けて0秒4差届かなかった。中山に勝ち星はないが、G1、G2で2着とむしろ得意なコース。仕掛けどころひとつで悲願のG1タイトルを奪取できる。
○……サトノダイヤモンドは菊花賞から直行。やや間隔は空いたが、ここ10年で3頭が連対し、うち2頭は菊花賞馬だった。皐月賞は2カ月半ぶりの競馬で3着、ダービーは落鉄のアクシデントがありながらもハナ差の2着。古馬との2キロ差を生かし切れば戴冠も十分ある。
▲……前走のゴールドアクターは馬体重8キロ増。勝ち馬にプレッシャーをかけるべき筆頭だったが、勝負どころで行きっぷりが鈍く並ぶことさえできなかった。馬体が絞れていることが条件となるが、中山は6戦5連対の舞台。グランプリ連覇も夢ではない。
△1……キタサンブラックは究極の仕上げでジャパンCを勝利。京都、東京に続き「キタサンまつり」の大合唱を狙っているが、秋3戦目でどれだけお釣りがあるか。さらに今回はすんなりとハナに立てない展開。ライバルの厳しいマークは必至と見て押さえの筆頭とした。
△2……前走のG2金鯱賞を勝って勢いに乗るヤマカツエース。天皇賞(秋)組やジャパンC組の王道組に比べると、戦歴がパンチ不足なのは否めない。ただ、昨年2月のアーリントンCから15戦連続で重賞に参戦して4勝をマーク。強敵相手に地力を付けてきた。モマれてひるまない勝負根性があり、今の充実度なら大駆けもある。
△3……3頭出走の牝馬の中では春にG1宝塚記念を制したマリアライトを最上位視したい。大外16番枠はマイナス材料(優勝馬は13番まで)だが、牝馬連対の条件となる牡馬相手のG1を勝利しているのは大きな魅力。春秋グランプリ連覇につながる大駆けを警戒したい。
キタサンブラックは前走ジャパンCで後続に影をも踏ませぬ逃げで後続を2馬身半差突き離した。公開枠順抽選会で過去4戦4勝(G1レース2勝)の最強1番枠をゲット。今年最後の大一番で再び「キタサンまつり」の大合唱を沸き起こせるか。2億4000万円馬サトノダイヤモンドはデビュー戦からエリート馬として3歳世代を席巻。12年のゴールドシップに続き、古馬の牙城を突破するか。無名の牝馬から生まれたゴールドアクターがグランプリを連覇を飾るか。それとも未勝利、500万下しか勝利していない無冠のサウンズオブアースが大逆転で悲願のG1をもぎ取り、申年の幕を下ろすのか。
過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。
過去10年、連対馬は1-6、9-5、1-14、2-1、2-1、1-7、1-10、1-4、4-9、8-5番人気の組み合わせで決まった。1番人気は5勝2着2回と期待に応えているが、2、3番人気は2、0連対と大ブレーキを起こしている。
馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…1回
3000円台…2回
6000円台…1回
万 馬 券……3回
上位1〜3番人気が連を外した07、14年と、14番人気が2着に健闘した08年に万馬券決着となっている。しかし、1〜4番人気のワンツーで決まった3けた配当も3回。堅いか、荒れるかの両極端の結果が出ている。
一方、3着に3、6、10、11、14、9、2、2、1、4番人気馬が入線した3連単配当は、9680円、80万、98万、1万、6万、7万、2万、5240円、10万、12万円台。4けた配当も2度あるが、10〜90万円台の高配当が4回も飛び出す波乱含みとなっている。
連対馬20頭はすべて重賞からの臨戦で、内訳はG1組17頭、G2組3頭。G1組が断然の強さを見せているが、G2組の3連対はここ4年で記録したもの。格下というだけで切り捨てるのは危険か。
路線別は7連対でジャパンC組がトップ。天皇賞(秋)組と菊花賞組が3連対で並び、エリザベス女王杯組と金鯱賞組2連対の順となっている。
ただ、2走前を見てみると、天皇賞(秋)組から4頭が連対。この4頭を天皇賞(秋)組に加えると計7頭となり、最多連対のジャパンC組と同じ7連対。秋の古馬王道のG1を経由してきた馬が連対馬の70%を占めていることを知っておきたい。
所属別は関東馬が2連対(連対率6%)、関西馬は18連対(同16%)、地方馬は連対なし。関西馬が関東馬を圧倒している。
また、年齢別は3〜7歳上馬が6、8、5、0、1連対。連対率はそれぞれ17、21、12、0、6%。6歳以上馬は苦戦している。
3頭の牝馬参戦で気になる性別は、牡馬が133頭で15連対(連対率11%)、牝馬は18頭で5連対(同28%)。牝馬は連対数で見劣るものの、率で牡馬を上回っている。
◎……サウンズオブアースはいまだ2勝馬だが重賞で2着7回。G1は菊花賞(14年)、昨年の有馬記念、今年のジャパンCと2着に入線している。前走ジャパンCも勝ちに行く競馬で早めに動いたが、直線寄られる不利を受けて0秒4差届かなかった。中山に勝ち星はないが、G1、G2で2着とむしろ得意なコース。仕掛けどころひとつで悲願のG1タイトルを奪取できる。
○……サトノダイヤモンドは菊花賞から直行。やや間隔は空いたが、ここ10年で3頭が連対し、うち2頭は菊花賞馬だった。皐月賞は2カ月半ぶりの競馬で3着、ダービーは落鉄のアクシデントがありながらもハナ差の2着。古馬との2キロ差を生かし切れば戴冠も十分ある。
▲……前走のゴールドアクターは馬体重8キロ増。勝ち馬にプレッシャーをかけるべき筆頭だったが、勝負どころで行きっぷりが鈍く並ぶことさえできなかった。馬体が絞れていることが条件となるが、中山は6戦5連対の舞台。グランプリ連覇も夢ではない。
△1……キタサンブラックは究極の仕上げでジャパンCを勝利。京都、東京に続き「キタサンまつり」の大合唱を狙っているが、秋3戦目でどれだけお釣りがあるか。さらに今回はすんなりとハナに立てない展開。ライバルの厳しいマークは必至と見て押さえの筆頭とした。
△2……前走のG2金鯱賞を勝って勢いに乗るヤマカツエース。天皇賞(秋)組やジャパンC組の王道組に比べると、戦歴がパンチ不足なのは否めない。ただ、昨年2月のアーリントンCから15戦連続で重賞に参戦して4勝をマーク。強敵相手に地力を付けてきた。モマれてひるまない勝負根性があり、今の充実度なら大駆けもある。
△3……3頭出走の牝馬の中では春にG1宝塚記念を制したマリアライトを最上位視したい。大外16番枠はマイナス材料(優勝馬は13番まで)だが、牝馬連対の条件となる牡馬相手のG1を勝利しているのは大きな魅力。春秋グランプリ連覇につながる大駆けを警戒したい。