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2015年10月25日(日)

11R
2015年10月25日(日)
4回京都7日
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右・外 3000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:11200、4500、2800、1700、1120万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ミコラソン
1 2 サトノラーゼン
2 3 タンタアレグリア
2 4 キタサンブラック
3 5 ベルーフ
3 6 レッドソロモン
4 7 スティーグリッツ
4 8 ミュゼエイリアン
5 9 アルバートドック
5 10 ブライトエンブレム
6 11 リアルスティール
6 12 ワンダーアツレッタ
7 13 マサハヤドリーム
7 14 マッサビエル
7 15 ジュンツバサ
8 16 タガノエスプレッソ
8 17 リアファル
8 18 スピリッツミノル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=17 11=4 11-2 11-10 17=4
綾恵 17=11 17=7 17-4 17-8 11=7
山田 11=17 11=10 11=2 17=10 17=2 10=2
たま 2=11 2=17 2=4 2=7 2=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はリアルスティール。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
皐月賞2着、共同通信杯Vなど通算(2.3.0.1)。唯一の着外はレース中に骨折の不運に見舞われた日本ダービー4着のみ。紛れもなく3歳世代トップクラスの力量馬だ。前走・神戸新聞杯はリアファルに逃げ切りを許したが、課題の折り合いに専念する形で出走中最速の上がり3ハロン。骨折明けで末脚の質感を確かめつつ連対を確保した。この内容なら3000Mにもメドが立った。2冠馬不在のクラシック最終戦。主役は譲れない。

対抗はリアファル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ダート路線から突如現われた新星。初芝のマレーシアCでいきなり古馬を突き放し、勢いに乗って前走・神戸新聞杯も連勝。1番人気リアルスティールを相手にまんまと逃げ切り、芝2戦目で鮮烈な重賞初制覇を飾った。兄フォルトファーレン、姉マリアライトが芝の中長距離で活躍したように、血統的なスタミナの裏付けもある。底知れぬ素質で一気にラスト一冠獲りも。

単穴はキタサンブラック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビューから3戦無敗でスプリングS(G2)を制し、皐月賞ではリアルスティールに次ぐ3着。唯一馬券圏外に敗れた日本ダービーは1000M通過58秒8と過去10年で最速のハイラップを2番手で追走した結果、本来の粘り強さを発揮できなかったが、菊前哨戦のセントライト記念を早め先頭で押し切り、汚名返上のリスタートを切っている。12キロの馬体増を叩いて挑む本番。さらにパフォーマンスが上がりそうだ。

抑えはブライトエンブレム。穴はサトノラーゼン。

今週のワンポイントアドバイス

実績上位、ダービー2着馬サトノラーゼン

波乱ムードが漂う今年の菊花賞。2冠馬ドゥラメンテが戦線を離脱。秋の東西トライアルは6、3番人気が勝利した。しかも、セントライト記念の勝ち時計は2000年以降の良馬場で最も遅いタイム。神戸新聞杯の2分26秒7も2400Mに定着した過去9回で下から2番目に遅い。別路線組の台頭も十分に考えられる。
主役不在のラスト1冠。そのゆくえを過去10年のデータから探ってみたい。

連対馬は1-6、8-2、4-6、1-15、8-7、7-1、1-2、1-5、1-5、3-4番人気の組み合わせで決着。1番人気は5勝2着1回と上々の成績だが、2、3番人気が2、1連対であまりアテにならない。代わりに6番人気以下から7頭が連対している。

馬連配当は
3けた……3回
1000円台…1回
2000円台…3回
6000円台…1回
9000円台…1回
万馬券……1回

2008年の1万7820円が最高配当。翌09年も9410円の高配当となったが、ここ5年に限ると、すべて3000円未満で決着。大半が未体験の距離に挑んでいる割には平穏に収まっている。

3着には3、3、1、9、6、13、3、7、3、7番人気が入線。3連単配当は7090円、14万円台、2万円台、52万円台、31万円台、33万円台、2190円、1万円台、1万円台、5万円台。4ケタ配当2回に対して、10万超の高配当が4回。3連単は波乱含みの傾向となっている。

路線別は神戸新聞杯組が16連対と実績断然。連対馬の8割を占めている。以下、セントライト記念組が2連対。残る2頭は、古馬混合の京都大賞典、古馬1000万の野分特別から1連対ずつ。

クラシック最終戦で重賞実績も気になるところ。連対20頭はすべて重賞出走経験馬。各馬の重賞での最高成績は、1着馬9頭、2着馬4頭、3着馬6頭、着外1頭。20頭中19頭は重賞3着以内を経験していた。

◎……サトノラーゼンは京都新聞杯1着、日本ダービー2着。世代トップ級の力量を秘めている。日本ダービー2着馬は3歳秋以降に充実期を迎えることが多く、エピファネイア(13年=神戸新聞杯1着→菊花賞1着)、フェノーメノ(12年=セントライト記念1着→天皇賞・秋2着)、ローズキングダム(10年=神戸新聞杯1着、ジャパンC1着)らが輝かしい戦績を残している。秋初戦のセントライト記念はスローの流れ、本番の3000Mを意識したレース運びで末脚不発となったが、最後の1冠を奪取する資格は十分にある。

○……相手は共同通信杯でドゥラメンテを2着に下したリアルスティール。その後、スプリングS2着、皐月賞2着、ダービー4着、神戸新聞杯2着と勝ち星に恵まれずにいるが、能力は紛れもなくG1級。いつ惜敗にピリオドを打ってもいい。

▲……リアファルはデビューから6戦連続でダート戦に出走。交流重賞の兵庫チャンピオンシップ(G2=園田)で2着するなど、ダートでも世代トップクラスの能力を発揮してきた。初芝だった2走前は重馬場が味方した感もあったが、前走で皐月賞2着のリアルスティールを完封。芝でも適応力の高さを示した。ラスト1冠を奪取しても驚けない。

△1……キタサンブラックは休み明けの前走でセントライト記念を快勝。2番手追走から早め先頭に立ち、そのまま押し切った。関西馬ながら6戦すべてを関東で走り、春にスプリングSを制している。ただ、母の父がサクラバクシンオーでスタミナが心配。皐月賞、日本ダービーに続き追加登録料200万円を支払っての参戦に意気込みは伝わるが、△評価が妥当か。

△2……スティーグリッツは500万、1000万特別を連勝中の上がり馬。条件戦からの戴冠は厳しいが、04年にデルタブルースが同じ九十九里特別勝ちから菊花賞を制している。2走前に中京でマークした芝2200Mの勝ちタイムがセントライト記念(中山)を0秒6上回っていることも覚えておきたい。

△3……ワンダーアツレッタも500万下、1000万特別と連勝中。ひと夏を超えて大きく成長した。デビュー当時から中距離以上を意識したレース選択で、ついに菊花賞へ駒を進めてきた。人気はないが、鞍上をM.デムーロにスイッチしての参戦。一発を警戒したい。

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