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2015年10月10日(土)

11R
2015年10月10日(土)
4回東京1日
15:45発走

サウジアラビアロイヤルカップ 重賞

芝・左 1600m 天気:
馬場:
サラ系2歳 オープン (国際)(特指) 馬齢 本賞金:3200、1300、800、480、320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 トウショウドラフタ
2 2 アポロジョージア
3 3 リセエンヌ
4 4 マコトルーメン
5 5 ゴッドカリビアン
5 6 ブレイブスマッシュ
6 7 クラウンスカイ
6 8 コスモプロテア
7 9 ハレルヤボーイ
7 10 シトロン
8 11 アストラエンブレム
8 12 イモータル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=12 11=9 11-4 11-6 12=9
綾恵 11=12 11=6 11-1 11-8 12=6
山田 12=11 12=9 12=4 11=9 11=4 9=4
たま 12=6 12=11 12=4 12=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアストラエンブレム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.8
デビュー戦はロスカボス(野路菊S)の2着に敗れたが、2戦目の新潟芝1600Mを4馬身差で圧勝。古馬顔負けの上がり3ハロン32秒6を繰り出し、残り1ハロンだけで後続を突き放した。母は秋華賞馬ブラックエンブレム。兄は札幌2歳Sを勝ち、皐月賞4着のブライトエンブレム。良血馬が連勝でクラシックを視野に入れる。

対抗はイモータル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビュー戦が圧巻の5馬身差V。スローペースをしっかり折り合い、直線はほぼ持ったままで2着以下をちぎり捨てた。放牧から帰きゅう後も坂路で4ハロン51秒台の猛時計を連発。卓越した瞬発力を改めてアピールした。確たる逃げ馬不在でスロー濃厚の組み合わせ。決め手勝負なら互角以上に戦える。

単穴はハレルヤボーイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.34.4
前走、中山芝1600Mの未勝利戦で1分34秒4をマーク。稍重ながら最近10年間で最も速い好時計を叩き出した。しかも外々を回りながらの5馬身差V。余裕十分に突き抜けた内容から楽々重賞レベルの器だろう。父トーセンファントムはオープン時代のいちょうSの勝ち馬。故障で大成しなかったが、クラシック候補に挙がる逸材だった。一見地味な血統でも軽視禁物だ。

抑えはブレイブスマッシュ。穴はマコトルーメン。

今週のワンポイントアドバイス

連勝で重賞奪取、イモータル

秋の中山、阪神開催が終わり、中央競馬の舞台は今週から東京、京都へ。開幕週は連続3日間開催で、サウジアラビアロイヤルC(10日=東京)、毎日王冠(11日=東京)、京都大賞典(12日=京都)の3重賞が行われる。

東京の土曜メーンは「サウジアラビアロイヤルC」。今年が日本とサウジアラビアの外交関係樹立60周年にあたることから、これを記念して「いちょうS」を改名して施行される。

ここでは過去5回の「いちょうS」を参考に傾向を見てみたい。

クラスは一昨年までオープン特別。昨年から重賞に昇格した。2012、13年は芝1800Mで争われている。過去5年の出走頭数は7、7、16、12、12頭立て(2010年は競走除外1頭)で、連対馬は3-2、1-4、2-1、3-5、4-2番人気の組み合わせで決まった。1〜5番人気が2、3、2、2、1連対。連対馬10頭はすべて5番人気以内から出ており、伏兵馬の出番はない。

馬連配当は640円、510円、450円、2090円、2100円。少頭数ということもあり、ほぼ平穏に収まっている。

3着には1、5、12、2、3番人気が入線。3連単配当は2300円、3720円、4万4490円、1万8280円、2万2600円。4けた配当で決まった2010、11年から一転、ここ3年は万馬券決着とやや波乱含みとなっている。

連対馬10頭はすべて前走芝から臨戦。距離は1400M1頭、1600M5頭、1800M4頭。マイル、中距離戦からの参戦馬が好走している。

前走クラス(着順)は重賞2頭、オープン特別3頭、新馬2頭、未勝利3頭。オープン・重賞組が5連対と経験値を生かしているが、新馬、未勝利組も互角の5連対。格は気にしなくてもよさそうだ。

また、前走着順は(5.3.1.1)。連対馬10頭中8頭が前走1、2着馬だった。

性別は牡馬が51頭出走して10連対、牝馬は3頭で連対ゼロ。出走数が少ないこともあるが、牝馬は苦戦している。

所属別は関東馬が42頭出走して7連対(連対率17%)、関西馬は11頭で3連対(同27%)。連対数でリードする関東馬だが、率では関西馬に引き離されている。

◎……イモータルは新馬戦を5馬身差で圧勝。勝ちタイムは目立たないが、直線軽く気合をつける程度で上がり32秒9の末脚を発揮。勝ちっぷり、センスの良さが光る強い競馬だった。ひと息入れたが、仕上がりは万全。連勝で来春のG1戦線に名乗りを上げる。

○……ブレイブスマッシュはデビュー戦から3戦連続で2着。勝ち切れずにいたが、前走の札幌戦で5馬身ちぎって楽勝した。2走前に▲アストラエンブレムに完敗しているが、勝ちに行った分、末脚が甘くなった。2歳戦で4戦のキャリアは大きな武器になる。

▲……アストラエンブレムはデビュー戦、出遅れと道悪で2着に敗れたが、続く2戦目は上がり32秒6で豪快に差し切った。昨年の札幌2歳Sを制し、今年の皐月賞で4着するなどクラシック戦線で活躍したブライトエンブレムの半弟。V争い必至。

△1……ハレルヤボーイは2カ月半ぶりだった中山の未勝利戦で5馬身差の快勝。発馬ロスを挽回して、やや重の芝1600Mで1分34秒4も優秀だった。久々を激走した反動は気になるが、スタートを決めれば当然上位争いに食い込める。

△2……マコトルーメンは前走の新潟2歳Sが出遅れで後方17番手追走。後方からの厳しい競馬となったが、直線馬群の間から追い込んで6馬身差の3着。勝ち馬には離されたが、レース2番目の上がり33秒5で追い上げた。末脚は確実。直線の長い東京で展開がハマれば大駆けも十分にある。

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