2015年5月31日(日)
10R
2015年5月31日(日)
2回東京12日
15:40発走
東京優駿 GI
芝・左 2400m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳
オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量
本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | サトノラーゼン | |||||
2 | タンタアレグリア | |||||
3 | コメート | |||||
4 | グァンチャーレ | |||||
5 | ダノンメジャー | |||||
6 | ポルトドートウィユ | |||||
7 | レーヴミストラル | |||||
8 | ベルラップ | |||||
9 | コスモナインボール | |||||
10 | ミュゼエイリアン | |||||
11 | サトノクラウン | |||||
12 | アダムスブリッジ | |||||
13 | リアルスティール | |||||
14 | ドゥラメンテ | |||||
15 | ミュゼスルタン | |||||
16 | スピリッツミノル | |||||
17 | キタサンブラック | |||||
18 | タガノエスプレッソ |
買い目
大多 | 14=11 14=13 14-7 14-17 11=13 |
---|---|
綾恵 | 14=11 14=13 14-1 14-6 11=13 |
山田 | 14=13 14=11 14=17 13=11 13=17 11=17 |
たま | 13=1 13=2 13=7 13=11 13=14 |
予想
本命はドゥラメンテ。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
異次元の末脚で皐月賞V。4角で外にふくれる若さを見せながらも、うなるような加速で豪快に突き抜け、まずは3冠初戦を制した。今度の舞台は広い東京。唯一のウイークポイントと思える「器用さに欠ける」点を懸念する必要がなく、このコース替わりは何よりのプラス材料だろう。セントポーリア賞を5馬身差で圧勝した実績からも、さらなるパフォーマンス向上は間違いない。血統的にも祖母が名牝エアグルーヴという日本最上級の名牝系。比較的晩成の傾向がある牝系で、まだまだ伸びしろも大きいはず。中間は気性面を重視した追い切りを重ねて態勢万全。2冠制覇が濃厚だ。
対抗はサトノクラウン。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
1番人気に推されながら6着に敗れた皐月賞だが、出遅れて終始外々を回る距離ロスがあり、さらに4角では外に弾かれてしまった。これだけ明快な敗因があれば、それほど評価は下げられない。デビューから無傷の3連勝で弥生賞を制し、卓越した素質の持ち主であることは衆目の一致するところだ。東京コースは2戦2勝。東スポ杯2歳Sでは狭いところを割ってラスト2ハロン11秒0-11秒6の流れを鮮やかに差し切った。再び瞬発力勝負になれば逆転Vが視野に入る。
単穴はリアルスティール。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
3走前の共同通信杯でドゥラメンテを撃破。史上初めてキャリア1戦で優勝する偉業を達成した。皐月賞は素質が開花したドゥラメンテの豪脚に抵抗できなかったが、マークした1分58秒4は例年なら十分にVレベル。好位でロスなく立ち回って連対を確保し、世代屈指のレースセンスを改めて示した。デビューから4戦4連対の安定度。混戦になればなるほどチャンスが増してくる。
抑えはキタサンブラック。穴はレーヴミストラル。
今週のワンポイントアドバイス
皐月のリベンジ、リアルスティール
2012年に誕生したサラブレッドは6897頭。出走するだけでも難しいといわれる一生一度の晴れ舞台に、サバイバル戦を勝ち抜いた18頭が集結した。
第82代ダービー馬の栄冠を手にするのはどの馬か。過去10年のデータを参照してレース傾向を探ってみたい。
2005年以降、連対馬は1-2、1-4、3-14、1-12、2-5、7-5、1-10、3-5、1-3、3-1番人気の組み合わせで決まった。
1番人気は5勝2着1回。勝率、連対率でトップに立っている。また、2、3番人気もそれぞれ2、4連対の成績で、1〜3番人気は計12連対。2010年を除くと人気上位馬が毎年連に絡んでいる。
馬連配当は
3けた……3回
1000円台…1回
3000円台…2回
5000円台…1回
万馬券……3回
14、12番人気が2着に健闘した年と、上位人気が連に絡めなかった10年に、5万4470円、1万3270円、1万6720円の万馬券が出ている。
ちなみに、3着は7、7、4、6、8、1、8、7、8、12番人気が入線。3連単配当は4250円、1万円台、215万円台、20万円台、20万円台、15万円台、10万円台、8万円台、5万円台、10万円台。3連単初年度の05年は4けた配当で収まったが、その後は215万馬券が飛び出したり、10〜20万台が5回と大荒れ模様。伏兵馬の食い込みを警戒したい。
連対馬20頭の路線別(着順)は、12連対の皐月賞(1、1、9、14、13、3、4、1、3、2、4、1着)がトップ。次いで青葉賞3連対(1、1、1着)、NHKマイルC(11、1着)と京都新聞杯(1、1着)が2連対で続いている。例外1頭は桜花賞(2着)から参戦した牝馬のウオッカだった。
勝利数別は2〜5勝馬が3、10、5、2連対。1勝馬の連対はなく、2勝馬も3連対とやや物足りない。ただ、ここ4年に限ると2勝馬が3、1、3、1着と馬券圏の3着以内を確保している。
東西対決は関東馬が50頭出走して4連対(連対率8%)、関西馬は128頭で16連対(同13%)。9勝2着7回の関西馬が圧倒的な強さを見せている。
また、枠別の連対頭数を調べてみると、内の1〜4枠は7、1、3、3連対で、外の5〜8枠が2、2、1、1連対(10年と14年は18、7番が取り消し17頭立て)。内枠の14連対(9勝2着5回)に対して、外枠は6連対(1勝2着5回)。スタートして1コーナーまで約350Mあり、枠順による有利不利は少ないように見えるが、内の1〜4枠が勝利数、連対数で外枠を大きく上回っている。
最後に、過去皐月賞を1分58秒台で優勝してダービーへ駒を進めた4頭の成績を振り返る。該当馬は02年ノーリーズン、04年ダイワメジャー、09年アンライバルド、13年ロゴタイプの4頭。いずれもが自慢のスピードを武器に2冠獲りを目指したが、8、6、12、5着とすべて馬券圏外に消えた。今年の該当馬ドゥラメンテにとっては厳しい数字となっている。
◎……本命にリアルスティールを指名する。前走の皐月賞は好位で折り合い、直線抜け出す横綱相撲のレースを見せたが、ドゥラメンテの強烈な決め手に屈して2着。1冠奪取こそならなかったが、古馬顔負けのレース運びと好センスの競馬を見せつけた。長距離輸送に問題はなく、距離延長もOK。皐月賞のリベンジを果たす。
○……サトノラーゼンは前走の京都新聞杯を好位5番手から直線鮮やかに抜け出した。デビュー前から評判となっていた良血馬がようやく素質を開花させた。未勝利脱出に5戦を要し、その後2戦も勝ち切れなかったが、ここまで(3.3.3.0)と3着を外したことはなく、ここに来て2連勝と絶好調。今回もV争い必至だ。
▲……タンタアレグリアの年明け3戦はすべて左回り。距離も2200M以上に絞って2、1、2着と崩れていない。前走の青葉賞は勝ちパターンに持ち込んだところを外から差されたが、決して力負けではない。東京の2400Mで2着2回は大きなアドバンテージ。絶好の1枠2番も後押しをする。
△1……ドゥラメンテは皐月賞を1分58秒2で制覇。勝ち時計は一昨年のレコードと0秒2差と優秀だった。その瞬発力、エンジン性能はケタ違いだが、その高速決着がダービーに直結しない。先に触れた「高速決着馬はダービーで不振」のデータから今回は連下の筆頭評価とした。
△2……サトノクラウンは皐月賞で0秒7差の6着。出遅れ、外々を回り、さらに4コーナーでドゥラメンテの斜行の影響を受けた。連勝は3で止まったが、皐月賞で1番人気に推されたことからも能力は確か。スムーズな競馬ができれば差はない。
△3……レーヴミストラルは兄姉に活躍馬がずらりと並ぶ良血馬。デビュー3戦目の今年1月に未勝利勝ちと初勝利は遅かったが、そこからアザレア賞、青葉賞と芝2400M戦を連勝して完全に軌道に乗った。短期間に2度の東上は気になるが、決め手の生かせる東京コースは歓迎材料。勢いは軽視できない。
第82代ダービー馬の栄冠を手にするのはどの馬か。過去10年のデータを参照してレース傾向を探ってみたい。
2005年以降、連対馬は1-2、1-4、3-14、1-12、2-5、7-5、1-10、3-5、1-3、3-1番人気の組み合わせで決まった。
1番人気は5勝2着1回。勝率、連対率でトップに立っている。また、2、3番人気もそれぞれ2、4連対の成績で、1〜3番人気は計12連対。2010年を除くと人気上位馬が毎年連に絡んでいる。
馬連配当は
3けた……3回
1000円台…1回
3000円台…2回
5000円台…1回
万馬券……3回
14、12番人気が2着に健闘した年と、上位人気が連に絡めなかった10年に、5万4470円、1万3270円、1万6720円の万馬券が出ている。
ちなみに、3着は7、7、4、6、8、1、8、7、8、12番人気が入線。3連単配当は4250円、1万円台、215万円台、20万円台、20万円台、15万円台、10万円台、8万円台、5万円台、10万円台。3連単初年度の05年は4けた配当で収まったが、その後は215万馬券が飛び出したり、10〜20万台が5回と大荒れ模様。伏兵馬の食い込みを警戒したい。
連対馬20頭の路線別(着順)は、12連対の皐月賞(1、1、9、14、13、3、4、1、3、2、4、1着)がトップ。次いで青葉賞3連対(1、1、1着)、NHKマイルC(11、1着)と京都新聞杯(1、1着)が2連対で続いている。例外1頭は桜花賞(2着)から参戦した牝馬のウオッカだった。
勝利数別は2〜5勝馬が3、10、5、2連対。1勝馬の連対はなく、2勝馬も3連対とやや物足りない。ただ、ここ4年に限ると2勝馬が3、1、3、1着と馬券圏の3着以内を確保している。
東西対決は関東馬が50頭出走して4連対(連対率8%)、関西馬は128頭で16連対(同13%)。9勝2着7回の関西馬が圧倒的な強さを見せている。
また、枠別の連対頭数を調べてみると、内の1〜4枠は7、1、3、3連対で、外の5〜8枠が2、2、1、1連対(10年と14年は18、7番が取り消し17頭立て)。内枠の14連対(9勝2着5回)に対して、外枠は6連対(1勝2着5回)。スタートして1コーナーまで約350Mあり、枠順による有利不利は少ないように見えるが、内の1〜4枠が勝利数、連対数で外枠を大きく上回っている。
最後に、過去皐月賞を1分58秒台で優勝してダービーへ駒を進めた4頭の成績を振り返る。該当馬は02年ノーリーズン、04年ダイワメジャー、09年アンライバルド、13年ロゴタイプの4頭。いずれもが自慢のスピードを武器に2冠獲りを目指したが、8、6、12、5着とすべて馬券圏外に消えた。今年の該当馬ドゥラメンテにとっては厳しい数字となっている。
◎……本命にリアルスティールを指名する。前走の皐月賞は好位で折り合い、直線抜け出す横綱相撲のレースを見せたが、ドゥラメンテの強烈な決め手に屈して2着。1冠奪取こそならなかったが、古馬顔負けのレース運びと好センスの競馬を見せつけた。長距離輸送に問題はなく、距離延長もOK。皐月賞のリベンジを果たす。
○……サトノラーゼンは前走の京都新聞杯を好位5番手から直線鮮やかに抜け出した。デビュー前から評判となっていた良血馬がようやく素質を開花させた。未勝利脱出に5戦を要し、その後2戦も勝ち切れなかったが、ここまで(3.3.3.0)と3着を外したことはなく、ここに来て2連勝と絶好調。今回もV争い必至だ。
▲……タンタアレグリアの年明け3戦はすべて左回り。距離も2200M以上に絞って2、1、2着と崩れていない。前走の青葉賞は勝ちパターンに持ち込んだところを外から差されたが、決して力負けではない。東京の2400Mで2着2回は大きなアドバンテージ。絶好の1枠2番も後押しをする。
△1……ドゥラメンテは皐月賞を1分58秒2で制覇。勝ち時計は一昨年のレコードと0秒2差と優秀だった。その瞬発力、エンジン性能はケタ違いだが、その高速決着がダービーに直結しない。先に触れた「高速決着馬はダービーで不振」のデータから今回は連下の筆頭評価とした。
△2……サトノクラウンは皐月賞で0秒7差の6着。出遅れ、外々を回り、さらに4コーナーでドゥラメンテの斜行の影響を受けた。連勝は3で止まったが、皐月賞で1番人気に推されたことからも能力は確か。スムーズな競馬ができれば差はない。
△3……レーヴミストラルは兄姉に活躍馬がずらりと並ぶ良血馬。デビュー3戦目の今年1月に未勝利勝ちと初勝利は遅かったが、そこからアザレア賞、青葉賞と芝2400M戦を連勝して完全に軌道に乗った。短期間に2度の東上は気になるが、決め手の生かせる東京コースは歓迎材料。勢いは軽視できない。