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2014年12月28日(日)

10R
2014年12月28日(日)
4回中山8日
15:25発走

有馬記念 GI

芝・右 2500m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 トーセンラー
1 2 ヴィルシーナ
2 3 ワンアンドオンリー
2 4 ジェンティルドンナ
3 5 ラキシス
3 6 トゥザワールド
4 7 ラストインパクト
4 8 メイショウマンボ
5 9 ウインバリアシオン
5 10 フェノーメノ
6 11 サトノノブレス
6 12 デニムアンドルビー
7 13 エピファネイア
7 14 ゴールドシップ
8 15 ジャスタウェイ
8 16 オーシャンブルー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=15 13=14 13-4 13-7 15=14
綾恵 15=4 15=13 15-6 15-10 4=13
山田 14=13 14=15 14=11 13=15 13=11 15=11
たま 13=14 13=5 13=4 13=7 13=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はエピファネイア。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
豪華メンバーが揃ったジャパンC(G1)を圧勝し、現役最強馬に名乗りを上げた。終始掛かり気味の追走で消耗の激しい競馬だったはずだが、それでも終いは流す余裕を見せながら後続に4馬身差。いまだ能力は計り知れないものがある。中山での勝利こそないが、父は02、03年の有馬記念(G1)を連覇したシンボリクリスエス。血統的には持続力やパワーの問われるコースが向くはず。多少折り合いを欠くようなシーンがあっても前走同様、力任せの競馬で押し切れる。

対抗はジャスタウェイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の天皇賞・秋から一気の4連勝、しかもG1レースを3勝。特にドバイデューティフリー(国際G1)のレコード勝ちは圧巻だった。「ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」では日本調教馬として初の単独1位となった。前走・ジャパンCは帰国初戦で調整が難しい中、3番人気に甘んじたが、それでもしっかり連対を確保。2400Mへの距離延長に対応できたことも収穫だった。脚質に自在性があり、コース不問。引退の花道を飾れるか注目が集まる。

単穴はゴールドシップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.31.9
一昨年の勝ち馬。G1レース5勝の輝かしい実績を誇る。現役屈指の持久力が武器で、厳しい競馬になるほど強さを発揮。とりわけタフさを問われる急坂コースとの相性が良く、中山と阪神では通算(7・1・1・0)と安定度で群を抜く。気性的にムラなタイプと言われるが、この条件に限っては崩れ知らずだ。最終追い切りでは豪快な動きで併走馬を突き放し、好時計をマーク。凱旋門賞(14着)以来の遠征帰りでも仕上がりは万全だ。史上初のグランプリ4勝目に期待がかかる。

抑えはジェンティルドンナ。穴はラストインパクト。

今週のワンポイントアドバイス

G1連覇、エピファネイア

2014年の中央競馬を締めくくる「グランプリ」に豪華メンバー16頭が集結した。

ファン投票第1位で一昨年に続く2度目の勝利を目指すゴールドシップ。世界ランキング1位でジャパンC2着から逆転Vを狙うジャスタウェイ、G16勝の女傑ジェンティルドンナ。さらに、ジャパンCで素質開花をアピールしたエピファネイア、金鯱賞をレコード勝ちの上がり馬ラストインパクトなどが顔をそろえた。

早速、過去10年のレースを参考に傾向を見てみたい。

連対馬は1-3、4-1、1-6、9-5、1-14、2-1、2-1、1-7、1-10、1-4番人気の組み合わせで決まった。1番人気は9連対(6勝2着3回)と上々の成績だが、2番人気は2連対、3番人気はわずか1連対と不振で、6番人気以下から5頭の伏兵馬が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3けた……4回
1000円台…2回
3000円台…2回
万馬券……2回

上位人気3頭が着外に消えた2007年に、2万2190円の高配当が飛び出し、翌年も14番人気が2着に飛び込んで2万9490円の万馬券が出ている。ただ、残る8回は4000円未満でほぼ順当に収まっている。

また、3連単配当は2万円台、3万円台、9680円、80万円台、98万円台、1万円台、6万円台、7万円台、2万円台、5240円。4けた配当も2回あるが、馬連万馬券の年には80、98万円台の高配当が出ている。

前走クラス別はG1組18頭とG2組2頭。G1組が格上の貫禄を見せているが、ここ2年連続で連対しているG2組の勢いも軽視できない。ちなみに2頭は金鯱賞(1、3着)からの臨戦だった。

路線別はジャパンC組が7連対で、天皇賞(秋)組と菊花賞組が3連対。2連対でエリザベス女王杯、凱旋門賞、金鯱賞組が続いている。ただ、1着馬に限ると、ジャパンC組4勝、天皇賞(秋)組3勝、菊花賞組2勝、凱旋門賞組1勝。上記4路線に絞られる。

年令別は3〜7歳上馬が6、8、4、0、2連対。連対率は16、25、9、0、11%。4歳馬が世代をリードしている。

また、東西対決は関東馬38頭と関西馬106頭で争い2対18。連対率は5、17%。関西馬が強い。

牡・セン馬は137頭出走して16連対(連対率12%)、牝馬が13頭で4連対(同31%)。牝馬は連対数で見劣るが、率で牡馬を大きく上回っている。


◎……エピファネイアは今年前半3、4、6着と結果を出せなかったが、前走ジャパンCで2着を4馬身ちぎる圧勝。1年分のうっ憤を一気に晴らした。折り合いにまだ不安を残すが、昨年の菊花賞を5馬身差で楽勝した実力馬。コーナーを6回回る小回りコースなら不安はなく、G1連勝のチャンスと見た。

○……ゴールドシップは中山で有馬記念1、3着と皐月賞1着。阪神では宝塚記念を連覇している。一流馬にしてはコース実績がかたよるタイプ。前走の凱旋門賞14着は度外視してよさそう。ファン投票第1位馬は、過去10年で7頭出走して3勝2着2回の好成績。前人未到のグランプリV4も夢ではない。

▲……一発があればラキシスか。前走のエリザベス女王杯で悲願のG1を奪取した。昨年もエリザベス女王杯で2着と牝馬ではトップ級の能力を備えている。C・デムーロ騎手に乗り替わるが、外国人騎手は過去10回で7回連対する好成績。前走激走した反動が出なければ怖い存在だ。

△1……前走のジャスタウェイはエピファネイアから4馬身差の2着。フランス遠征帰り、距離が長いといわれた2400Mを思えば上々の結果だろう。どんなメンバーでも大崩れしない安定感があり、世界ランキング1位。叩き2戦目の反撃に警戒したい。

△2……ここがラストランとなるジェンティルドンナ。2走前の天皇賞(秋)で強敵相手に0秒1差の2着と好走。前走のジャパンCで4着と敗れたが、2着馬とは0秒2差だった。今回、叩き3戦目でデキはピーク。中山は初見参となるが、好スタートで流れに乗れば好勝負になる。

△3……ラストインパクトは京都大賞典、金鯱賞とG2を連勝。前走はレコードのおまけつきだった。相手は一気に強化されるが、メンバー中最大の上がり馬。ここ2年連続で連対している金鯱賞からの参戦に、データも背中を押す。

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