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2014年11月2日(日)

11R
2014年11月2日(日)
4回東京9日
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ジェンティルドンナ
1 2 ヒットザターゲット
2 3 デニムアンドルビー
2 4 スピルバーグ
3 5 エピファネイア
3 6 ダークシャドウ
4 7 サトノノブレス
4 8 ディサイファ
5 9 フェノーメノ
5 10 ペルーサ
6 11 ラブイズブーシェ
6 12 フラガラッハ
7 13 カレンブラックヒル
7 14 マーティンボロ
7 15 イスラボニータ
8 16 トーセンジョーダン
8 17 アスカクリチャン
8 18 マイネルラクリマ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=9 15=1 15-4 15-5 9=1
綾恵 9=15 9=5 9-1 9-3 15=5
山田 13=7 13=14 13=3 7=14 7=3 14=3
たま 4=15 4=8 4=1 4=5 4=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はイスラボニータ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.6
今年の皐月賞馬が一線級の古馬に挑戦する。好位で立ち回れる器用さがあり、ここまで(6・2・0・0)とパーフェクト連対。日本ダービー(G1)ではワンアンドオンリーとの接戦に敗れたが、世代トップクラスの能力は示した。秋初戦の前走・セントライト記念(G2)は貫禄勝ち。上々の滑り出しを見せた。古馬が相手でも斤量差を生かせば、盾獲りが視野に入る。

対抗はフェノーメノ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.4
天皇賞・春(G1)を連覇。現役屈指の能力を誇り、G1戦線では常に上位争いを演じている。一昨年以来の2000M戦となるが、その2年前の天皇賞(秋)では、差し馬が上位を占める流れの中、好位からの正攻法で2着に粘っている。休み明けを苦にするタイプではなく、中間の追い切りでも軽快な動きを披露。春秋制覇の期待がかかる。

単穴はジェンティルドンナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.2
G1レース6勝の女傑。昨年こそジャスタウェイの2着に敗れたが、東京コースではジャパンC(G1)を連覇するなど(3・1・0・0)の好相性を誇る。休養明けからエンジン全開というタイプではないが、ローテーションは昨年と同じ。当然、上位評価が必要だろう。

抑えはエピファネイア。穴はスピルバーグ。

今週のワンポイントアドバイス

東京得意、スピルバーグ

春、秋を合わせて150回の歴史を誇る天皇賞。凱旋門賞組は不在だが、一流馬が選ぶ秋のG1ローテーション、天皇賞(秋)→ジャパンC→有馬記念をにらんで18頭の精鋭が集結した。過去10回のレースから傾向を見てみたい。

連対馬は1-13、14-1、4-7、1-7、1-2、5-7、1-4、7-2、5-1、5-1番人気の組み合わせで決着した。

馬連配当は
3けた……1回
1000円台…2回
3000円台…1回
4000円台…2回
7000円台…1回
8000円台…1回
万馬券……2回

1番人気は7連対と上々の成績を残しているが、2、3番人気が2、0連対と大不振。上位馬同士で決着したの1回だけで、05、09年には1万2340円、1万6490円の万馬券が出ている。

また、3連単配当は、20万円台、122万円台、6万円台、18万円台、3250円、10万円台、7480円、21万円台、3万円台、1万円台。4けた配当も2回あったが、14番人気が優勝した05年に122万馬券が飛び出し、10万超の高配当も4回。波乱を視野に入れた馬券購入をお勧めしたい。ちなみに、3着には9、13、2、6、3、1、2、6、2、3番人気が入線している。

連対馬はすべて重賞からの臨戦馬で、内訳はG1組6頭とG2組14頭。G3戦やオープン特別から連対した馬はいない。また、3着を見てみても10頭中8頭はG1、G2からの参戦となっている。

ステップ別は8連対の毎日王冠組がトップで、現在8年連続で連対中。なお、2番手は4連対の宝塚記念組、次いで札幌記念組が2連対の順で続いている。

また、天皇賞(秋)で注目すべきは外国人騎手の活躍。過去10年で外国人騎手は4勝、2着2回、3着2回と大暴れ。04、11年には1、2着を独占している。今年はクリストフ・ルメール(フランス)、ピエールシャルル・ブドー(同)、フランシス・ベリー(アイルランド)の3人が騎乗する。

年齢別は4歳馬が9連対(5勝2着4回)でトップ。5歳馬が7連対(4勝2着3回)で続き、3歳馬3連対(2着3回)、7歳以上馬が1連対(1勝)となっている。6歳馬は連対したことがなく苦戦している。

性別は牡・セン馬が157頭出走して14連対(連対率9%)、牝馬は16頭で6連対(同38%)。牝馬は連対数では見劣るが、率で牡馬を圧倒している。


◎……スピルバーグは前走の毎日王冠でクビ+クビ差の3着。直線前が壁になり、追い出しを待たされなければ突き抜ける勢いだった。5歳の秋を迎え体質が一段と強化され、末脚にも一段と磨きがかかってきた。有力馬に秋初戦のハンデがあるのに対して、毎日王冠を叩いて臨めるのは理想的。さらに東京芝1800〜2000Mでは(5・1・2・0)と底を見せていない。

○……相手は皐月賞馬のイスラボニータ。3歳馬が出走可能となった1987年から優勝したのはバブルガムフェローとシンボリクリスエスの2頭だけ。古馬の壁は高いが、東京コースはダービー2着を含めて5戦4勝と得意。前走セントライト記念の勝ちタイムも翌週のオールカマーよりも0秒5速かった。

▲……ディサイファは2走前のエプソムCで重賞初制覇を果たした。夏場を休養に充てて、前走の毎日王冠で0秒1差の4着。横一線の壮絶な叩き合いできっちりと掲示板を確保した。雨予報で馬場も気になるが、道悪は(2・1・1・0)と苦にしない。ディープインパクト産駒の大駆けがあっても驚けない。

△1……フェノーメノはキズナ、ゴールドシップを破って天皇賞(春)を連覇した素質馬。前走3200Mから2000Mに替わるが、一昨年この舞台で2着の実績から距離不安は考えなくても良い。ただ、ここ10年間、前走が宝塚記念より前からの臨戦ではダイワスカーレットが2着しているだけ。優勝馬はなく、連下の筆頭評価とした。

△2……ジェンティルドンナは3月の海外遠征で前年2着のドバイシーマクラシックを堂々と制した。東京コースは1、1、2、1着で4戦すべてがG1戦績。実績からは軽く扱えないが、今年2戦の国内レースで、京都記念が6着、宝塚記念が9着。休養でどこまで立て直せるかがポイントとなる。

△3……エピファネイアは昨年、良馬場の神戸新聞杯を完勝して、続く不良馬場の菊花賞で2着を5馬身ちぎって圧勝した。その能力の高さは誰もが認めるところだが、4月の香港遠征以来のぶっつけとなる。休養明けのフェノーメノと同様にローテーション?から抑えとしたい。

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