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2014年7月20日(日)

11R
2014年7月20日(日)
2回函館6日
15:25発走

農林水産省賞典 函館記念 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4000、1600、1000、600、400万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アドマイヤフライト
1 2 ステラウインド
2 3 ラブイズブーシェ
2 4 ナカヤマナイト
3 5 サイモントルナーレ
3 6 ゼロス
4 7 アンコイルド
4 8 シゲルササグリ
5 9 ダークシャドウ
5 10 リルダヴァル
6 11 アスカクリチャン
6 12 トウカイパラダイス
7 13 グランデッツァ
7 14 バウンスシャッセ
8 15 サクラアルディート
8 16 アドマイヤタイシ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=13 7=14 7-3 7-16 13=14
綾恵 3=9 3=7 3-2 3-13 9=7
山田 13=7 13=1 13=10 7=1 7=10 1=10
たま 9=16 9=7 9=3 9=13 9=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアンコイルド。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.6
昨年の当レース2着馬。その後は札幌記念(G2)でも3着するなど、洋芝への適性は証明済み。海外遠征明けの前走・巴賞(OP)は6着に敗れたが、勝ち馬とは0秒3差。ひと叩きされて順当に上向いてくるようなら、重賞制覇のチャンスもあるだろう。

対抗はグランデッツァ。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.02.0
一昨年のスプリングS(G2)を制した素質馬。屈腱炎により長期休養していたが、前々走の都大路S(OP)を日本レコードで圧勝し、復活をアピールした。11着に敗れた前走・安田記念(G1)は最内枠から窮屈なレースとなったため度外視。スムーズなら大幅な巻き返しが期待できる。

単穴はバウンスシャッセ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.3
春のオークス(G1)3着馬。直線で前が詰まる場面から立て直し、クビ・クビ差の接戦に持ち込んだ。脚質に自在性があり、コースは不問。古馬とは初対戦だが、ハンデ51キロなら軽くは扱えない。

抑えはラブイズブーシェ。穴はアドマイヤタイシ。

今週のワンポイントアドバイス

古豪復活、ダークシャドウ

過去10年の連対馬は2-1、6-2、1-2、7-9、4-1、4-10、2-1、4-12、4-8、3-7番人気の組み合わせで決まった(09年は札幌競馬)。上位1〜3番人気は4、4、1連対とほめられた成績になく、代わりに6番人気以下から7頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た……2回
1000円台…2回
2000円台…1回
3000円台…1回
6000円台…1回
9000円台…1回
万 馬 券……2回

1番人気の絡んだ年に2000円未満で堅く収まる一方で、9000円以上の高配当も3回。人気薄馬の食い込みに警戒したい。

9回行われた3連単配当は4万円台、7350円、38万円台、1万円台、12万円台、2万円台、40万円台、15万円台、10万円台。こちらは10万超の万馬券が9回中で5回も飛び出す大荒れ。ちなみに3着には4、3、2、2、8、5、7、7、8番人気が入線している。

ステップ(着順)は巴賞組(1、2、2、11、8、4、1、3、6、5、8着)が11連対と他路線を寄せ付けない強さを見せている。なお、この組なら着順に関係なく巻き返しが可能となっている。

年齢別は3〜8歳以上馬が0、6、6、1、3、4連対。連対率は0、32、17、2、13、16%。連対数で4、5歳馬がトップ争いしているが、7歳以上の高齢馬の健闘にも注目したい。

今年はオークスで3着に好走した3歳牝馬のバウンスシャッセが出走するが、過去10年で3歳馬の挑戦は07年のナムラマース(牡53キロ、6着)だけ。データからは狙いづらい。

連対馬のハンデは(55、57)(55、54)(56、57)(57、52)(56、57)(56、55)(56、56)(54、53)(54、52)(57.5、55)キロで決着した。優勝馬はすべて54キロ以上で、2着馬も7頭が該当。軽ハンデ馬の出番は少ない。


◎……ダークシャドウは前走のエプソムCで59キロを背負って3着。直線で馬群をさばくのに手間取ったが0秒2差まで追い上げた。7歳馬でも衰えは感じられず、2000Mは天皇賞(秋)で2、4着したベストの距離。重賞2勝の実力馬が復活Vを果たす。

○……長期休養明け2戦目の前走鳴尾記念でアドマイヤタイシはハナ差の2着。G3で5連続2着した底力を見せ付けた。あとひと押しが利かずにいるが、いつ重賞へ手が届いても不思議のない力量馬。僅差で涙を飲んできたが今度こそタイトル奪取を決めたい。

▲……アンコイルドは昨年、函館記念2着に続き札幌記念(函館で代替)を3着。この2戦をステップに秋に京都大賞典2着、天皇賞(秋)4着、ジャパンCでも0秒3差と好走を繰り返した。前走の巴賞6着は物足りないが、遠征帰りで調整不足の影響もあったようだ。体調が戻れば能力は互角だ。

△1……昨年の有馬記念でラブイズブーシェは4着と好走した。その後結果を出せずにいたが、前走の目黒記念でアタマ差の2着と復活の兆しを見せた。函館に2勝の実績があり、10連対中8連対がこの2000M戦。ベストの距離で反撃する。

△2……グランデッツァは2走前の都大路Sを日本レコードで圧勝。一昨年の皐月賞(5着)で1番人気に推された実力馬が意地を見せた。前走の安田記念11着は道悪が敗因とはっきりしているが、天気予報から今回も良馬場は望み薄。能力を認めつつも抑えとした。

△3……前走のオークスでバウンスシャッセは3着。直線スムーズに馬群をさばけなかったロスはあったが、しっかりと伸びてクビ・クビ差まで迫った。函館でデビュー勝ちし、洋芝の適性が高く、ハンデも51キロ。条件は恵まれたが、古馬一線級相手でどこまで戦えるか。

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