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2013年10月20日(日)

11R
2013年10月20日(日)
4回京都7日
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右・外 3000m 天気:
馬場:
不良
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:11200、4500、2800、1700、1120万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ケイアイチョウサン
1 2 ネコタイショウ
2 3 エピファネイア
2 4 フルーキー
3 5 テイエムイナズマ
3 6 ヤマイチパートナー
4 7 アクションスター
4 8 タマモベストプレイ
5 9 インパラトール
5 10 バンデ
6 11 ヒラボクディープ
6 12 ナリタパイレーツ
7 13 ダービーフィズ
7 14 サトノノブレス
7 15 ユールシンギング
8 16 アドマイヤスピカ
8 17 ラストインパクト
8 18 マジェスティハーツ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=18 3=15 3-14 3-17 18=15
綾恵 3=14 3=18 3-10 3-11 14=18
山田 3=18 3=5 3=8 18=5 18=8 5=8
たま 15=3 15=18 15=5 15=11 15=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はエピファネイア。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
春の皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)でいずれも2着の実績。秋初戦の前走・神戸新聞杯(G2)を快勝し、上々の滑り出しを見せた。懸念された気性面にも進境があり、世代屈指の実力馬がさらにスケールアップ。ここは春のクラシックホース2頭が不在で、すでに勝負付けの済んだ感のあるメンバー構成となっている。ラスト1冠奪取へ向け、お膳立ては整った。

対抗はマジェスティハーツ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
休み明けの前走・神戸新聞杯(G2)は、メンバー最速の上がりで追い込みエピファネイアに次ぐ2着。決して展開が向いた訳ではないだけに、道中最後方から強襲した決め手は高く評価できる。一気の距離延長に対応したあたり、ステイヤーとしての資質は高そう。ひと叩きされて状態は順当に良化しており、引き続き目が離せない。

単穴はユールシンギング。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
500万下、セントライト記念(G2)を連勝した上がり馬。まだトップクラスとの対戦こそないものの、底を見せていない魅力がある。長く良い脚を使えるタイプでスタミナは豊富。跳びが大きなフットワークのため、京都の外回りコースも向きそうだ。初めてとなる関西への輸送がカギだが、ここでも楽しみは大きい。

抑えはサトノノブレス。穴はラストインパクト。

今週のワンポイントアドバイス

人馬一体で菊獲り、ユールシンギング

今年は皐月賞馬ロゴタイプとダービー馬キズナが出走せず、春のクラシック馬不在で3冠最終戦が行われる。ここまで春のG1馬不在だったことは16回あったが、うち6回でクラシック未出走馬が優勝。現在、04年デルタブルース、08年オウケンブルースリ、10年ビッグウィークと3回連続で勝利している。今年は出走18頭中11頭が春のG1に未出走だが、最後の1冠を制するのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は5-4、8-4、1-6、8-2、4-6、1-15、8-7、7-1、1-2、1-5番人気の組み合わせで決まった。1番人気は連対率でトップをキープしているが、2、3番人気が2、0連対と不調。代わりに、6番人気以下から8頭の伏兵馬が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3 け た……2回
1000円台…1回
2000円台…2回
5000円台…1回
6000円台…1回
9000円台…1回
万 馬 券……2回

一昨年は1、2番人気で決着して3けた配当で堅く収まったが、9000円以上の高配当も3回。初の3000M戦ということで、距離適性の見極めが難しく、波乱含みのレースとなっている。

連対馬20頭のクラス別は、重賞組18頭と1000万下組2頭。その時の成績は、重賞組が1〜5着の5、4、5、1、2頭、12着1頭。1000万下組の2頭はともに1着。重賞組なら前哨戦で掲示板を確保していることが、連対への理想の条件となっている。

ステップは神戸新聞杯組が14連対で他路線を圧倒。次いで、セントライト記念組が3連対の順。東西のトライアルから参戦した馬が、連対馬の85%を占めている。

重賞実績を見てみると、連対20頭全てが過去に一度は必ず重賞に出走していた。その時の最高成績は、1着9頭、2着4頭、3着4頭、4、8、13着。牡馬クラシック3冠の最後の大一番となるだけに、出走経験だけではなく、馬券対象の3着以内に好走していることが本番につながるための重要なファクターとなっている。


◎……春に皐月賞とダービーで連続2着したエピファネイアが、トライアルの神戸新聞杯も圧勝。実績から1番人気に推されるだろうが、未知の3000M戦だけに過信は禁物だろう。そこで、本命にユールシンギングを指名したい。初勝利までに4戦を要したが、その後は成績が安定。格上挑戦の前走・セントライト記念で実績馬を破って、堂々と重賞初制覇を果たした。通算7戦3勝、2着2回の成績だが、北村宏騎手とのコンビでは3勝2着1回と連対率100%。秋に飛躍した東の上がり馬が、人馬一体でラスト1冠をもぎ取る。

○……相手は春のG1で連続2着したエピファネイア。秋始動の神戸新聞杯でも2着を2馬身半ちぎって圧勝した。未経験の3000Mで一本かぶりは気になるが、抜けた実績から2番手評価とした。

▲……トライアルの神戸新聞杯でマジェスティハーツは2着。後方で脚をためてレース最速の上がりで2馬身半差まで迫った。2カ月半ぶり、3キロ増の斤量を克服して連を確保したのは、能力があればこそできる業だ。京都外回りで折り合えば、今回も末脚がさく裂する。

△1……サトノノブレスは格上挑戦の神戸新聞杯で好位からしぶとく伸びて3着。菊花賞への優先出走権を獲得した。実績では見劣るが、過去8戦で最大敗戦着差が東京スポーツ杯2歳Sの0秒6差。相手なりに走れる勝負根性を秘めている。

△2……春のG1レース2戦でテイエムイナズマはともに6着と健闘した。前走の神戸新聞杯は出遅れて流れに乗れず8着に敗れたが、3コーナー手前からまくる戦法は強烈。混戦になれば首位争いに浮上する。

△3……ヒラボクディープは青葉賞を制して、ダービーに駒を進めて0秒7差の13着。出遅れ、勝負どころでも前が詰まる不利があり、流れに乗れなかった。前走のセントライト記念で1番人気を裏切ったが、ここでも差のない競馬ができる地力を備えている。

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