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2011年12月11日(日)

11R
2011年12月11日(日)
6回阪神4日
15:40発走

阪神ジュベナイルフィリーズ GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系2歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:6500、2600、1600、980、650万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アンチュラス
1 2 エイシンキンチェム
2 3 アラフネ
2 4 マイネボヌール
3 5 ファインチョイス
3 6 スイートスズラン
4 7 レディーメグネイト
4 8 イチオクノホシ
5 9 ナオミノユメ
5 10 アナスタシアブルー
6 11 アイムユアーズ
6 12 ラシンティランテ
7 13 ジョワドヴィーヴル
7 14 プレノタート
7 15 トーセンベニザクラ
8 16 エピセアローム
8 17 ガーネットチャーム
8 18 サウンドオブハート

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 16=18 16=11 16-1 16-13 18=11
綾恵 18=16 18=10 18-3 18-12 16=10
山田 11=8 11=13 11=15 8=13 8=15 13=15
たま 5=12 5=18 5=11 5=13 5=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はエピセアローム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.37.0
新馬戦こそダローネガのクビ差2着に敗れたものの、3着馬には4馬身差を付けていた。次走の未勝利戦は逃げて6馬身差の圧勝劇。2ハロンの距離短縮だった前走・小倉2歳S(G3)ではコーナーで外に逃げるロスがありながら、直線でアッサリ抜け出し非凡な性能をアピールした。ここを目標にじっくりと調整されてきており、3カ月ぶりでも評価を下げる必要はなさそうだ。

対抗はサウンドオブハート。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.5
1400Mで行われた新馬戦を4馬身差で快勝すると、1ハロン延長の前走・芙蓉S(OP)も制して2連勝。芙蓉Sで負かしたサトノギャラントが次走のベゴニア賞で強い勝ち方を見せていることから、相当な素質を秘めていることは間違いなさそうだ。今回は初の長距離輸送があるため当日のテンション次第だが、無敗でG1タイトルを手にする場面があっても驚けない。

単穴はアイムユアーズ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走のファンタジーS(G3)を制して重賞タイトルを獲得。前々走の函館2歳S(G3)ではファインチョイスの2着に敗れたが、1ハロンの距離延長で逆転に成功した。終い確実に伸びてくる末脚を持っており、前走でもゴール前は一頭だけ違う伸び脚。折り合いに不安のないタイプで、更なる距離延長にも対応可能とみる。

抑えはアンチュラス。穴はジョワドヴィーヴル。

今週のワンポイントアドバイス

G1奪取に万全、ファインチョイス

06年から新設された外回りコースで行われているが、ここでは改修前の旧コースで行われた分も含めた過去10回のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は7-9、1-11、6-10、8-3、8-9、4-1、3-8、1-3、2-5、1-4番人気の組み合わせで決着した。

馬連配当は3けた〜2000円台4回、4000〜5000円台2回、8000円台1回、万馬券3回。1〜3番人気は4、1、3連対とほめられた成績ではないが、これは旧コース時代に上位人気馬の成績が悪かったことが大きく影響している。最近5年に限ると、連対馬の10頭中9頭が5番人気以内で、残る1頭も8番人気。伏兵馬が食い込む余地は少ない。ちなみに、コース改修後の馬連配当は900〜2050円の4回と5440円。堅い決着が多く、高配当は期待薄となっている。

連対馬の前走をクラス別(着順)に見ると、重賞組9頭(10、1、3、5、1、1、2、1、3着)、オープン特別組1頭(3着)、500万下組6頭(3、1、2、2、1、1着)、新馬・未勝利組4頭(1、1、1、1着)。重賞組が連対馬の半数近くを占めているが、500万下組以下からも10頭が連対。「格」は気にしなくてよさそうだ。なお、連対馬の90%は前走3着以内からの臨戦。前走で馬券対象の3着以内に好走していることが、連対への条件となっている。

ステップはファンタジーS組が4連対でトップ。2連対で赤松賞組、黄菊賞組などが続いている。

キャリアは1〜6戦以上が3、5、6、3、2、1連対。連対率は19、16、11、9、8、5%。キャリアを積むごとに連対率が下がっている。

関東馬VS関西馬は46頭と134頭で争い、連対数は6対14。連対率は13%と10%。連対数で関西馬がリードしているが、率で関東馬が逆転している。


◎……ファインチョイスは前走のファンタジーSで出負けしたが、直線内からしぶとく脚を伸ばして1馬身1/4差の3着。3カ月ぶり、馬体14キロ増の厳しい条件の中でも大崩れしなかった。マイルへの距離延長に問題はなく、今回は叩き2戦目。G1奪取に万全の態勢で臨む。

○……ラシンティランテはデビュー戦を飾って挑んだ札幌2歳Sで6着。強敵の牡馬相手で終い伸び切れなかったが、ひと息入れた前走の白菊賞では2着を3馬身半ちぎって圧勝した。中1週でも叩いた効果は大きく、「女王」獲りに全力投球できる。

▲……サウンドオブハートは目下2戦2勝。前走の芙蓉Sはゴール前で抑える余裕を見せて快勝した。新コンビを組む武豊騎手はデビュー2年目からJRAのG1を23年間連続で勝利中。今年はまだ未勝利だが、人馬一体で大記録を更新しても不思議はない。

△1……アイムユアーズは前走のファンタジーSを完勝。人気馬が早めに動いたこともあるが、直線大外から矢のような脚で抜き去った。3カ月ぶりを一度叩いた上積みは大きく、重賞連勝も狙える。

△2……トーセンベニザクラは前走の赤松賞を上がり33秒2の豪脚で差し切った。勝ちタイムも同日の古馬1000万下と0秒2差。同世代の牝馬限定戦なら展開ひとつで首位争いになる。

△3……ジョワドヴィーヴルはブエナビスタの半妹でデビュー前から期待されていた良血馬。デビュー戦は好スタートから中団で折り合い、直線外から鮮やかに差し切った。キャリア1戦は気になるが、初戦で見せたレースぶりは間違いなく大物感を感じさせるインパクト。ノーマークにはできない。

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