マイルチャンピオンシップの前哨戦。過去10年の連対馬は(8)(6),(2)(4),(2)(9),(11)(2),(10)(5),(11)(1),(14)(8),(3)(10),(5)(3),(4)(16)番人気で決まった。1〜3番人気は1,3,2連対と精彩を欠き,代わりに6番人気以下から2けた人気6頭を含む10頭もの伏兵馬が連対している。
馬連配当は
1000円台…1回
3000円台…1回
8000円台…3回
万馬券…………5回
10回中5回が万馬券で,8000円台の高配当も3回。人気馬同士によるワンツー決着は望み薄となっている。また,6回の3連単配当は17万60円,108万4310円,86万8690円,21万1850円,8万8490円,88万1590円。こちらも10万馬券以上が続出する大荒れ。穴党には見逃せないレースだ。
クラス別は重賞組17頭,オープン特別組3頭。昨年16番人気で2着に食い込んだアーリーロブスト以外の19頭は芝からの出走で,距離は1200メートル14頭と1600メートル5頭。この距離をステップにした馬が好走している。
路線別(着順)はスプリンターズS組が8連対(1,14,6,3,7,5,8,12着)でトップ。セントウルS組(6,12着),函館スプリントS組(9,5着),ポートアイランドS組(1,1着)が各2連対。オープン特別のポートアイランドS組以外は前哨戦の成績に関係なく巻き返している。
年齢別は3〜8歳以上馬が3,10,3,2,2,0連対。連対率はそれぞれ8,35,7,6,13,0%。4歳馬が連対馬の半数を占めている。
性別は牡馬が138頭出走して18連対(連対率13%),牝馬は32頭で2連対(同6%)。牝馬は出走数が少ないこともあるが,ここまで苦戦している。
マルカフェニックスは08年の阪神Cを勝ち,今年の京王杯スプリングCで首差の2着。芝1400メートル戦がベストで,今回はたたき2戦目と理想のローテーション。前走9着のスプリンターズSを度外視して狙う手だ。
馬単は(12)←→(11),(12)←→(7),(12)←→(14),(12)←→(6),(12)←→(1)。
3連単は(12)←→(11)から(7)(14)(6)(1)と,(12)←→(7)から(11)(14)(6)(1)への3着流し。