2010年10月24日(日)

11R
2010年10月24日(日)
5回京都6日
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右・外 3000m 天気:
小雨
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:11200、4500、2800、1700、1120万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ヒルノダムール
1 2 レーヴドリアン
2 3 クォークスター
2 4 ネオヴァンドーム
3 5 シルクアーネスト
3 6 ビッグウィーク
4 7 ミキノバンジョー
4 8 トレイルブレイザー
5 9 シルクオールディー
5 10 ローズキングダム
6 11 リリエンタール
6 12 ビートブラック
7 13 ゲシュタルト
7 14 コスモラピュタ
7 15 トウカイメロディ
8 16 カミダノミ
8 17 アロマカフェ
8 18 サンディエゴシチー

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 10=1 10=15 10-12 10-13 1=15
綾恵 10=3 10=1 10-15 10-17 3=1
山田 15=10 15=14 15=8 10=14 10=8 14=8
たま 1=10 1=13 1=3 1=6 1=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はローズキングダム。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
休養明けの神戸新聞杯(G2)では,ダービー馬・エイシンフラッシュとの競り合いを制し,前哨戦を勝利。春は小柄だった馬体が460キロ台まで増えて,理想的な成長を遂げた。昨年は2歳王者に輝いた実力馬で,クラシックでは皐月賞(G1)4着,ダービー(G1)2着。皐月賞馬のヴィクトワールピサは不在,さらにエイシンフラッシュが回避となったこのメンバーであれば,最有力の評価は妥当なところだろう。切れ味は世代トップクラスなので,スローペース濃厚の今回は展開面でも有利。クラシックタイトル獲得のビッグチャンスだ。

対抗はヒルノダムール。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
3カ月ぶりの復帰戦・札幌記念(G2)では,追い込み届かず4着。スタートで出遅れた上,展開も向かなかったが,直線の伸び脚は古馬にもまったく劣っていなかった。今回もややレース間隔が空いたものの,この中間はスタミナ補強のためコース中心で入念な調教を消化。タイトルの懸かった今回,状態に関しては当然前走の上をいくレベルにある。皐月賞ではローズキングダムに先着して2着,京都では2戦2勝のコース実績。最内枠からうまく流れに乗れれば,勝機の目も。

単穴はトウカイメロディ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
目下3連勝中の上がり馬。前走・札幌日経OPでは,古馬のホクトスルタンら重賞ウイナーを相手に2番手からの横綱相撲で,格の違いを見せ付けた。比較的小柄なタイプだが,この中間はハードな調教内容でシッカリと乗り込まれており,デキ落ちの兆候は皆無。ここへ来て心身ともに逞しく成長してきた点は頼もしい。今回は初の関西遠征,さらに一気の斤量4キロ増と克服しなければいけない課題もあるが,今の勢いは軽視できない。

抑えはゲシュタルト。穴はビートブラック。

今週のワンポイントアドバイス

能力互角,ヒルノダムール


過去10年,1〜3番人気は2,2,1連対と大不振。代わりに6番人気以下から2けた人気4頭を含む11頭が連対している。

馬連配当は1000〜2000台3回,5000〜6000円台2回,9000円台1回,万馬券4回。3けた配当で収まったことはなく,万馬券決着が4回もある。また,3連単配当は12万8570円,7090円,14万4520円,2万7890円,52万3990円,31万6950円。こちらも6回中4回で10万馬券が飛び出す大荒れとなっている。

連対馬のクラス別は重賞組17頭と1000万下組3頭。そこでの成績は1〜5着の4,3,6,2,2頭と,6,12,13着の各1頭。前走で掲示板を外して巻き返したのは3頭だけ。ステップは神戸新聞杯組11連対,セントライト記念組4連対。トライアル組が連対の75%を占めている。

重賞実績では連対20頭中19頭に重賞出走経験があり,うち11頭が連対馬。3冠最終戦で重賞連対馬が約半数とは意外な数字で,春の実績をうのみにするのは危険か。


◎…前走の札幌記念でヒルノダムールは発馬でつまずく不利。後方に置かれそうになったが立て直して中団につけて,直線外から猛然と追い込んで4着まで迫った。展開の向かなかったダービーでこそ9着と敗れたが,皐月賞2着で世代トップ級の能力は証明済み。2戦全勝の京都でラスト1冠を奪取する。

○…ダービー馬エイシンフラッシュの直前回避で,断然人気が予想されるローズキングダム。前走の神戸新聞杯でそのエイシンを33秒3の末脚で鮮やかに差し切った。距離3000Mは未知数だが,ひと夏を越して22キロ増。バラ一族の悲願のクラシック制覇に全力投球する。

▲…ゲシュタルトは京都新聞杯を制して,続くダービーで4着の実力馬。前走のセントライト記念14着で人気を落としているが,久々で息切れしたのが敗因だ。春の2冠はローズキングダムからともに0秒3差。重賞勝ちのある京都でたたき2戦目なら逆転Vがあっても驚けない。

△1…前走・セントライト記念でクォークスターは最後方待機。4コーナーでも10番手だったが,大逃げを打ったヤマニンエルブを長くいい脚を使って差し切った。京都への輸送はきさらぎ賞(7着)で経験済み。8戦して7連対の成績もここで胸を張れる成績だ。

△2…未勝利から3連勝の勢いで挑んだ前走・神戸新聞杯でビッグウィークは3着。ダービー1,2着馬には完敗したものの,菊への切符を獲得した。事前発表の馬体重は460キロ。減り続けた馬体も440キロ台から回復している。

△3…夏の北海道でトウカイメロディは古馬相手に3連勝した上がり馬。特にここ2戦は2600M戦で,後続を3,2馬身ちぎった。勝ちっぷりは素晴らしかったが,軽量(50,53キロ)の恩恵があったのも大きい。長距離戦は歓迎だが,57キロの今回は過信できない。

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