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2009年6月28日(日)

10R
2009年6月28日(日)
阪神
15:40発走

宝塚記念 GI

芝・右 2200m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マイネルキッツ
2 2 インティライミ
3 3 スマートギア
3 4 アドマイヤフジ
4 5 ヒラボクロイヤル
4 6 エリモエクスパイア
5 7 アルナスライン
5 8 サクラメガワンダー
6 9 ドリームジャーニー
6 10 スクリーンヒーロー
7 11 ディープスカイ
7 12 モンテクリスエス
8 13 コスモバルク
8 14 カンパニー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=8 11=9 11-6 11-7 8=9
綾恵 11=9 11=14 11-8 11-10 9=14
山田 11=1 11=7 11=9 1=7 1=9 7=9
たま 8=11 8=7 8=1 8=9 8=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はディープスカイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ウオッカ不在のここは負けられない一戦。安田記念(G1)では,馬体重14キロ増の影響があったのか,ウオッカの切れ味に一蹴されたが,3着以下は完封している。昨年の天皇賞・秋(G1)3着,ジャパンC(G1)2着の実績からも,地力は現役屈指。もともと叩き良化タイプなので,明け3戦目のここはさらに調子を上げてくるはず。舞台が阪神でも(2・1・1・0)とパフォーマンスの低下はないだけに,ここは格の違いを見せ付ける公算が大きい。

対抗はサクラメガワンダー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.14.6
重賞3勝を含む4勝を阪神コースで挙げており,昨年の当レースでも0秒3差の4着に善戦。当時の上位2頭が不在の今年は,当然有力な一頭となる。休養明けの前走・金鯱賞(G2)を順当に制し,調整過程は順調。今年はスローペースが濃厚なメンバー構成となったことから,普段より早めに抜け出した前走の競馬は,ここへ向けて絶好の試走となった。父は99年の当レースなどグランプリ3勝を挙げたグラスワンダー。本格化した今なら,父子制覇の可能性まで。

単穴はドリームジャーニー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.15.2
大阪杯(G2)ではディープスカイを鮮やかに差し切り,重賞5勝目をマーク。斤量面で有利な立場だったとはいえ,うまくハマった時の決め手は一線級相手でも侮れないことを再認識させた。上がりのかかる競馬に強く,7戦中5勝(阪神3勝)は急坂のあるコースで挙げている。折り合い面の不安を考慮すれば,距離短縮もプラスなので,押さえておくべき一頭だろう。

抑えはエリモエクスパイア。穴はアルナスライン。

今週のワンポイントアドバイス

G1初制覇の好機,サクラメガワンダー


上半期を締めくくるグランプリ「宝塚記念」。ファン投票1位のウオッカが直前に回避したのは残念だが,ディープスカイ(2位),ドリームジャーニー(3位)など14頭の豪華メンバーが結集した。

過去10年の連対馬は2??1,1??6,2??1,1??4,6??8,1??6,11??3,1??10,3??2,5??1番人気で決まった。1番人気は7連対と上々の成績を残しているものの,2,3番人気がそれぞれ3,2連対と精彩を欠いている。

馬連配当は1番人気の消えた03年と05年に1万4080円,1万1390円と荒れたが,残る8回は3けた配当2回と1000円台6回。万馬券決着か,2000円以下かの両極端な結果となっている。

連対馬の前走はG1組15頭とG2組5頭。全馬G2以上のハイレベルなレースからの出走で,G3やオープン特別からの参戦馬の出番はない。

路線別では天皇賞(春)組11連対,金鯱賞組5連対,安田記念組3連対,クイーンエリザベス2世C組1連対。一昨年の海外遠征帰りのアドマイヤムーンを除くと,ステップは3路線に絞られる。

年齢別は3??8歳上馬が0,12,5,1,2,0連対。連対率は0,29,12,4,13,0%。4歳馬が連対数,率で他世代を大きくリードしている。


◎…サクラメガワンダーは前走の金鯱賞を堂々の横綱相撲で制覇。中団やや前で脚をため,直線,鞍上がゴーサインを出すと一気に弾けた。阪神の芝は7勝中4勝を挙げている得意の舞台で,京都記念2着から距離適性も十分。G1初制覇のチャンスと見た。

○…前走の安田記念でディープスカイは0秒1差の2着。ウオッカの決め手にこそ屈したが,G1レース2勝の底力をゴール寸前まで見せつけた。距離延長,春3戦目の理想的なローテーション。激走の疲れが出なければ楽勝のシーンもある。

▲…アルナスラインは,天皇賞(春)で流れに乗って直線でも良い伸びを見せたが,インを狙ったマイネルキッツにクビだけ先着を許した。一昨年の菊花賞のアタマ差2着に続く惜敗。能力はG1級。いつ反撃があっても驚けない。

△1…天皇賞(春)でドリームジャーニーは0秒3差の3着。本質的に長距離向きではないが,中団追走から最後までしっかりと伸びた。2歳時に一度は世代の頂点に上り詰めた力量馬。自慢の末脚が爆発すれば態勢逆転もある。

△2…マイネルキッツは天皇賞(春)の直線のたたき合いで,アルナスラインにクビ差先着。重賞8戦で2着3回の善戦止まりを返上してG1初制覇を果たした。今回も早々と栗東入り。渋った馬場にも対応でき,気分良く走れば,なだれ込みも十分。

△3…前走の安田記念でカンパニーは,直線大外から伸びて0秒3差の4着。8歳馬とは思えない鋭い脚を見せた。本質的には中距離馬だが,初騎乗の岩田騎手が新味を引き出せば,大駆けが期待できる。

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