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2009年4月12日(日)

10R
2009年4月12日(日)
阪神
15:40発走

桜花賞 GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン 牝 (指定) 定量 本賞金:8900、3600、2200、1300、890万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ダノンベルベール
1 2 ツーデイズノーチス
2 3 ショウナンカッサイ
2 4 ヴィーヴァヴォドカ
3 5 アイアムカミノマゴ
3 6 ワンカラット
4 7 サクラミモザ
4 8 デグラーティア
5 9 ブエナビスタ
5 10 コウエイハート
6 11 レディルージュ
6 12 イナズマアマリリス
7 13 カツヨトワイニング
7 14 ルージュバンブー
7 15 ジェルミナル
8 16 ルシュクル
8 17 アンプレショニスト
8 18 レッドディザイア

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=1 9=18 9-2 9-5 1=18
綾恵 9=6 9=1 9-5 9-18 6=1
山田 9=18 9=7 9=1 18=7 18=1 7=1
たま 2=9 2=1 2=6 2=7 2=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はブエナビスタ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.9
昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制した2歳女王で,同世代の牝馬では一枚も二枚も抜けた存在。前走のチューリップ賞(G3)はペースを握ったサクラミモザがまんまと逃げ切ったかに思われたが,直線半ばでエンジンがかかると,並ぶ間もなく抜き去ってしまった。その後も馬体は好調をキープしており,追い切りではラスト1F11秒6の好時計をマーク。引き続き阪神の1600Mで行われることも歓迎とあって,ここは不動の中心とみるべきだろう。

対抗はダノンベルベール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.3
阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)でブエナビスタに完敗したとはいえ,G1で2着の実績はここでは上位評価すべきもの。ここまで(2・3・0・0)と一度も連対を外したことがなく,前哨戦のクイーンC(G3)では初の先行策でクビ差2着を確保した。その後は栗東で調整されており,こちらもラスト1F11秒9の軽快な動きを披露。ブエナビスタに死角らしきものは見当たらないが,積極的な競馬で封じ込みを狙いたい。

単穴はレッドディザイア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.36.0
デビュー戦に続き,前走のエルフィンS(OP)も勝って2連勝。ともに着差こそ僅かだったが,とても届かないような位置から一気に差し切ってしまった。ここまで2戦2勝と底を見せておらず,ブエナビスタとは今回が初対戦。キャリアという面で信頼しづらいことは確かだが,未知なる魅力にあふれた一頭だ。

抑えはアイアムカミノマゴ。穴はツーデイズノーチス。

今週のワンポイントアドバイス

素質開花,ツーデイズノーチス


過去10年,連対馬は4??2,6??7,1??4,13??7,2??13,1??7,2??1,6??1,3??1,12??15番人気で決まった。1??3番人気は5,3,1連対とほめられた成績ではなく,代わりに6番人気以下から9頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は3けた??1000円台5回,3000円台1回,8000円台1回,9000円台1回,万馬券2回。2けた人気が優勝した02年と昨年に3万4440円と19万6630円の万馬券が出ている。中でも12,15,5番人気と入線した昨年は,馬単33万4440円,3連複77万8350円,3連単700万2920円の大波乱となった。

連対馬20頭はすべて芝から出走し,距離は1400M4頭,1600M13頭,1800M3頭。ダートや1200Mから参戦した馬はマイナス材料となる。

路線別はチューリップ賞組が9連対と圧倒的な強さで,4連対のフィリーズレビュー組(旧4歳牝馬特別を含む)や3連対のフラワーC組をリードしている。

キャリアは地方から中央入りした11戦馬のアローキャリー(02年)を除くと,連対馬19頭は3??8戦の範囲。キャリアの浅い馬や逆に使いすぎた馬は狙いを下げたい。

1勝馬が優勝したことはなく,2着2回。通算で2勝以上を挙げていることが,連対への条件としたい。

関東馬は60頭が出走して4連対(連対率7%)。関西馬が117頭で16連対(同14%)。関東馬は厳しい戦いを強いられているが,ここ3年の馬券対象になった3着以内を見てみると,5対4。関東馬が関西馬を上回っている。


◎…ツーデイズノーチスは前走,トライアルのアネモネSで2着を2馬身ちぎって鮮やかに差し切った。デビュー前からクラシックを意識していた素質馬が,ワンチャンスで本番への権利をもぎ取った。1番人気が確実なブエナビスタは,馬群に包まれるのを嫌い4コーナーで大外に出すはず。そこで距離ロスが生じれば,2番枠から経済コースを回って抜け出すツーデイズにも「桜の女王」へのチャンスはある。

○…ブエナビスタは未勝利,阪神ジュベナイルF,チューリップ賞と3連勝。同世代の牝馬同士では抜けた存在だ。しかし,(1)もまれた競馬の経験がない(2)多頭数戦で馬群をさばけず,という気になる材料もある。断然の1番人気で馬券的な妙味が薄いことでもあり,今回は対抗に回した。

▲…ダノンベルベールは5戦して,2勝,2着3回。どんな状況下に置かれてもまだ連を外していない。早めに栗東入りして体調は万全。マイル経験も豊富だ。絶好の1番枠だけに積極策で好位差しが狙える。

△1…初芝のチューリップ賞でサクラミモザは逃げて2着に粘った。ゴール手前200Mでは一瞬,ブエナビスタの差しが届かないかというシーンも見られた。結果は0秒2差交わされたが,3着以下を引き離した。展開次第では押し切れるスピードを秘めている。

△2…ワンカラットは阪神ジュベナイルFでは掛かって凡走したが,前走のフィリーズレビューを快勝。3カ月の休養明けをものともせず堂々と桜の舞台へ駒を進めてきた。本番と同じレースを経験できたことは大きな強みで,たたいた上積みも見込める。

△3…ジェルミナルは未勝利→500万下を牡馬相手に連勝。続く阪神ジュベナイルFでは外を回される厳しい展開で6着に敗退したが,世代トップ級のスピードを備えていること証明した。3勝はすべて好位からの差し切り。混戦になれば一気に浮上する。

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