2009年5月10日(日)
11R
2009年5月10日(日)
東京
15:40発走
NHKマイルカップ GI
芝・左 1600m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳
オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量
本賞金:9200、3700、2300、1400、920万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ゲットフルマークス | |||||
2 | ミッキーパンプキン | |||||
3 | ジョーカプチーノ | |||||
4 | サンカルロ | |||||
5 | ツクバホクトオー | |||||
6 | アイアンルック | |||||
7 | ワンカラット | |||||
8 | スガノメダリスト | |||||
9 | マイネルエルフ | |||||
10 | グランプリエンゼル | |||||
11 | ダイワプリベール | |||||
12 | ラインブラッド | |||||
13 | レッドスパーダ | |||||
14 | タイガーストーン | |||||
15 | ティアップゴールド | |||||
16 | ブレイクランアウト | |||||
17 | アドバンスヘイロー | |||||
18 | フィフスペトル |
買い目
大多 | 16=18 16=6 16-4 16-13 18=6 |
---|---|
綾恵 | 6=16 6=13 6-7 6-18 16=13 |
山田 | 7=18 7=15 7=16 18=15 18=16 15=16 |
たま | 15=6 15=4 15=2 15=13 15=16 |
予想
本命はブレイクランアウト。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.2
前走の共同通信杯(G3)は内々で折り合って運ぶと,直線でアッサリと抜け出して快勝。東京スポーツ杯2歳S(G3)で2着,朝日杯フューチュリティS(G1)では3着と勝ち切れなかったが,今年の始動戦でキッチリと結果を出して見せた。その後はここを目標に皐月賞を見送り,自厩舎で入念に調整。追い切りでも軽快な動きを見せているように,久々を気に病む必要はなさそうだ。決め手勝負なら世代トップクラスの破壊力を持っているだけに,ここはしっかりと連勝を決め,ダービーとの変則2冠奪取を狙いたい。
対抗はフィフスペトル。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.1
前走の皐月賞(G1)は7着に敗れたが,直線で前が開かず脚を余してしまったため,同情の余地はあるだろう。デビューから連勝で函館2歳S(G3)を制し,その後も朝日杯フューチュリティS(G1)でアタマ差の2着に入るなど,能力の高さは折り紙付き。今回の広々とした東京コースならレースがしやすく,2ハロンの距離短縮もプラスとなりそうだ。本来の力さえ出し切ることができれば,大幅な巻き返しがあって当然とみる。
単穴はアイアンルック。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.8
1200Mで7馬身差という衝撃のデビューを飾ると,次走のアーリントンC(G3)ではメンバー最速の上がりで0秒2差の4着を確保。前走の毎日杯(G3)では序盤行きたがってエンジンのかかりが遅くなったが,ゴール前でまとめて差し切って重賞制覇を達成した。G1の今回はさすがにメンバーも強化されてくるが,キャリア3戦とまだまだ底を見せていないため,引き続き楽しみの大きな一戦となりそうだ。
抑えはサンカルロ。穴はレッドスパーダ。
今週のワンポイントアドバイス
能力互角,ティアップゴールド
過去10年,1??3番人気は4,3,2連対ではほめらる成績とはいえず,代わりに9番人気以下から5頭の伏兵馬が連対している。
馬連配当は1000円台4回,4000円台2回,6000円台2回,万馬券2回。3けた配当は一度もなく,すべて4けた以上で決着している。また,3連単配当を見てみると,07年に973万が出たのをはじめ,現在,3年連続で10万超の万馬券が出ている大荒れとなっている。
連対馬の前走は全馬芝で,距離は1400M1頭,1600M10頭,1800M3頭,2000M6頭。1600M以上からの臨戦が連対への条件といえる。
ステップは7連対のニュージーランドT組がトップで,毎日杯組4連対,桜花賞組と皐月賞組3連対,スプリングS組2連対と続いている。
連対馬の出走間隔をみると,20頭全馬が3月か4月に一度はレースに出走。休養明けで連対した馬はなく,3着までを対象を広げてみても馬券対象となった馬は出ていない。2月8日以来の実戦となるブレイクランアウトには,歓迎できないデータだ。
関東馬は79頭が出走して7連対(連対率9%),関西馬が100頭で13連対(13%)。連対数,率で関西馬が関東馬を大きくリードしている。なお,地方競馬から出走したネイティヴハート(01年)は4着だった。
◎…ティアップゴールドは前走ニュージーランドTでサンカルロの2着。2馬身の差で着差は完敗した形となったが,道中外々を回ったコースロスを計算に入れると,能力差を全く感じない。2走前の勝ちタイムも同日の古馬1000万下と0秒3差と優秀で,広々とした東京コースならG1制覇も十分あるとみた。
○…アイアンルックはデビュー戦で後続を7馬身突き放して圧勝。2戦目は出遅れて4着と敗れたが,続く毎日杯では大外から強襲し,わずか3戦のキャリアで重賞を制覇した。距離短縮は好材料で,直線の長い東京も魅力だ。
▲…トライアルのニュージーランドTでサンカルロは2着を2馬身突き放して快勝した。2走前のスプリングSでは折り合いを欠いたが,マイル戦に変わって能力の高さを改めてアピールした。2勝3着1回と得意の東京コースならG1奪取も夢ではない。
△1…レッドスパーダは前走のスプリングSでアンライバルドと半馬身差。14キロ減の馬体で皐月賞を回避したが,東京のマイルは2戦2勝。しぶとい先行力とレースセンスの良さは侮れない。
△2…ミッキーパンプキンは新馬,オープン特別を連勝した素質馬。その後勝ち切れずにいるが,朝日杯FSでの6着以外は,重賞3戦で4,3,4着と掲示板を外していない。2番枠から先行力を生かせば,上位争いに食い込める。
△3…前走で共同通信杯を制したブレイクランアウトは,予定通り皐月賞をパスして出走してきた。東京スポーツ杯2歳S2着,朝日杯FS3着。実力は間違いなく世代トップ級だが,「休養明けで連対した馬はゼロ」のデータ重視から,3カ月ぶりの今回は連下の評価とした。