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2008年11月23日(日)

11R
2008年11月23日(日)
京都
15:40発走

マイルチャンピオンシップ GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ローレルゲレイロ
1 2 ファイングレイン
2 3 スズカフェニックス
2 4 マイネルレーニア
3 5 ジョリーダンス
3 6 ショウナンアルバ
4 7 ブルーメンブラット
4 8 アドマイヤスバル
5 9 マルカシェンク
5 10 ラーイズアトーニー
6 11 リザーブカード
6 12 キストゥヘヴン
7 13 サイレントプライド
7 14 コンゴウリキシオー
7 15 スマイルジャック
8 16 カンパニー
8 17 スーパーホーネット
8 18 エイシンドーバー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 17=16 17=7 17-1 17-3 16=7
綾恵 16=17 16=13 16-1 16-7 17=13
山田 18=16 18=15 18=17 16=15 16=17 15=17
たま 7=17 7=3 7=13 7=16 7=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はスーパーホーネット。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.7
前走の毎日杯(G2)は好発から5番手で折り合うと,逃げるウオッカをキッチリと差し切って快勝。久々で距離も長いかと思われたが,ほぼ完璧なレースぶりで重賞3勝目を挙げた。その後は天皇賞への登録は行わず,ここを目標にじっくりと調整。本来は叩かれて調子を上げるタイプだけに,2戦目の上積みも十分に見込めそうだ。昨年の当レースはダイワメジャーからクビ差の2着に敗れたが,今回の手頃な相手なら,初のG1制覇に手が届く。

対抗はカンパニー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.8
今春の中山記念(G2),マイラーズC(G2)を連勝するなど,重賞5勝の実績はここでは最上位。前走の天皇賞・秋(G1)は久々に後方から追い込む競馬を見せ,レコード勝ちのウオッカからタイム差無しの4着に好走した。昨年の当レースは最速の上がりを使いながらも5着に敗れたが,好位での立ち回りが可能となった今なら,それほど展開を気にする必要もないはず。激戦となった前走の反動は気になるところだが,こちらも悲願のG1制覇に向けチャンスは十分にありそうだ。

単穴はブルーメンブラット。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.1
前々走のヴィクトリアマイル(G1)でウオッカからハナ差の3着に入ると,前走の府中牝馬S(G3)ではカワカミプリンセスを差し切って重賞初制覇。近3走は全て33秒台で上がっているように,ここに入ってもトップクラスの決め手を持つ一頭だ。牡馬の一線級が相手となる今回はさすがに楽ではないだろうが,距離・コース問わずに安定した走りを見せるタイプだけに,決して軽く扱うわけにはいかないだろう。

抑えはスズカフェニックス。穴はローレルゲレイロ。

今週のワンポイントアドバイス

G1奪取,ブルーメンブラッド


00年にスプリンターズSが12月から秋に移行し,臨戦過程に若干の影響するかもしれないが,過去10回のデータからレース傾向を見てみたい。

連対馬は1??6,1??4,13??1,4??2,11??3,5??2,1??4,3??4,1??3,1??4番人気の組み合わせで決まった。

馬連配当は3けた??1000円台5回,2000??3000円台3回,万馬券2回。

上位1??3番人気が毎年連に絡んで,10回中8回は4000円以内で収まっている。しかし,2けた人気が優勝した00年と02年で万馬券が飛び出す大荒れとなっている。

連対馬の前走はG1組12頭,G2組4頭,G3組3頭,オープン特別組1頭。重賞から臨戦した馬が好走している。また,前走成績は1??5着馬5,4,2,0,2頭と6??10着馬計7頭。前走で掲示板を外した馬の反撃にも警戒が必要だ。

ステップは天皇賞(秋)組8連対,スプリンターズS組と毎日王冠組3連対,富士S組2連対の順。

年齢別は3??7歳以上馬が37,44,47,27,17頭が出走して,それぞれ3,11,4,2,0連対。連対率は8,25,9,7,0%。連対数,率で4歳馬が他世代を圧倒している。なお,7歳以上馬はこの10年で連に絡んだことがなく,ここまで最高6着。今年7歳のカンパニーには気になる数字だ。

牡馬は145頭で17連対(連対率12%),牝馬が27頭で3連対(同11%)。牡馬が連対数で牝馬に水をあけているが,連対率はほぼ互角。牝馬にも十分チャンスがある。

関東馬は57頭出走して9連対,関西馬が110頭で11連対。関西馬が関東馬を一歩リードしている。なお,外国馬はここまで5頭出走して,9,16,14,7,8着。ここでは静観するのが正解か。



◎…ブルーメンブラットは前走の府中牝馬Sで重賞初制覇。休養明けでG1レース2勝のカワカミプリンセスを相手に強い競馬を見せた。休養前にヴィクトリアマイルで0秒1差の3着と敗れたが,2着のウオッカとはハナ差。上がり33秒台の決め手には定評があり,G1奪取のチャンスと見た。

○…相手はスーパーホーネット。前走の毎日王冠で,後に天皇賞(秋)馬となったウオッカを差し切ってG2レース3勝目を挙げた。昨年のマイルCSでクビ差の2着と敗れたが,今年は一皮むけて本格化した。

▲…7カ月の休養をはさんでサイレントプライドは重賞2連勝。全8勝中6勝を1600Mで挙げているマイルの鬼だ。2度の骨折で出世が遅れているが,G1馬の仲間入りをするチャンスだ。

△1…スズカフェニックスは昨年の高松宮記念を制し,このレースでも3着。2着のスーパーホーネットとはわずか半馬身差だった。今年はまだ未勝利だが,G1勝ちの実績からV争いに浮上できる。

△2…エイシンドーバーは春のマイラーズCと安田記念でともに3着と健闘した。前走の富士Sは4カ月半ぶりだったが,前残りの中で0秒3差の4着と地力を発揮した。マイルはベストの距離。マイナス8キロの体重で走った反動が出なければ好勝負に持ち込める。

△3…難しいのはカンパニーの取捨だ。過去10年で7歳馬は最高6着。データからはかなり狙いづらいが,前走の天皇賞(秋)でゴール前一番の伸びでタイム差なしの4着。春にもG2で2連勝の実績がある。高齢馬とは思えない大健闘。ノーマークにするのは危険か。

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