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2008年10月26日(日)

11R
2008年10月26日(日)
京都
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右・外 3000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:11200、4500、2800、1700、1120万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 フローテーション
1 2 ノットアローン
2 3 アグネススターチ
2 4 メイショウクオリア
3 5 ナムラクレセント
3 6 ロードアリエス
4 7 ドットコム
4 8 スマートギア
5 9 マイネルチャールズ
5 10 スマイルジャック
6 11 ミッキーチアフル
6 12 ヤマニンキングリー
7 13 シゲルフセルト
7 14 オウケンブルースリ
7 15 ベンチャーナイン
8 16 ホワイトピルグリム
8 17 ダイシンプラン
8 18 ダイワワイルドボア

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=3 14=10 14-7 14-8 3=10
綾恵 14=8 14=16 14-15 14-18 8=16
山田 14=10 14=2 14=15 10=2 10=15 2=15
たま 10=14 10=18 10=9 10=12 10=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はオウケンブルースリ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ダービー馬不在の今年は,上がり馬の勢いを買いたい。未勝利からの3連勝で臨んだ神戸新聞杯(G2)では,ディープスカイから0秒1差の3着に健闘。休み明けのクラシック組に対して,順調に使われていたアドバンテージがあったとはいえ,地力をアピールするには十分の結果だった。追い込み一辺倒の脚質に一抹の不安はあるが,直線の長い外回りコースなら能力を発揮できるはず。先着されたディープスカイ,ブラックシェルが出走しない今回はビッグタイトル獲得のチャンス到来。混戦となったの菊の主役に踊り出た格好だ。

対抗はアグネススターチ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
古馬初対戦の前走・兵庫特別(1000万下)を快勝。休み明けながら,2番手追走から危なげなく押し切り,ステイヤーの資質をアピールした。春のプリンシパルS(OP)では,ハナを切って2着に好走したように,少々ハイペースであっても気分良く先行できれば,終いまでしぶとい脚を使える。早くも陣営は逃げ宣言を出しており,ハナは譲らない構え。このメンバーならさほど速いペースにはなりそうもなく展開の利を受けられそうだ。鞍上が先行策で定評のある赤木騎手であることも魅力。混戦の今年こそ,馬券のセオリー通り「長距離戦の逃げ馬」をマークしておきたい。

単穴はスマイルジャック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ディープスカイがいないなら,この馬も黙っていない。ダービーではゴール目前で交わされ2着に惜敗も,道中3番手でうまく流れに乗ってマイネルチャールズらには先着。懸念の気性難が出てしまうと,神戸新聞杯(G2)9着のように凡走もありえるが,その点を考慮し,前走後は栗東に留まったまま調整が行われている。京都への輸送時間が短いことは,当馬にとって間違いなくプラスだろう。滞在競馬で落ち着きのある競馬ができれば,巻き返しを期待できるはずだ。

抑えはスマートギア。穴はドットコム。

今週のワンポイントアドバイス

「菊」奪取の好機,スマイルジャック


変則2冠馬ディープスカイが天皇賞・秋に矛先を変えたため,皐月賞馬もダービー馬も不在の混戦となった。

10月に日程が繰り上がって行われた過去8年,連対馬は2??3,6??11,10??16,5??4,8??4,1??6,8??2,4??6番人気の組み合わせで決まった。1番人気は1連対と不振で,2,3番人気も2,1連対と精彩を欠いている。上位人気はアテにならず,代わりに6番人気以下の伏兵馬が8連対している。

馬連配当は1580円,4万6210円,9万6070円,5540円,1万1280円,1290円,6480円,2930円。3けた配当で収まったことはなく,万馬券が3回も飛び出す大荒れ。穴党には願ってもないレースとなっている。

連対馬のクラス別は,重賞組14頭と1000万下組2頭。格上挑戦の1000万下組が連に絡んだ01年と04年はいずれも万馬券決着となっている。ステップは9連対の神戸新聞杯組がトップで,3連対のセントライト記念組などを大きくリードしている。

1??4勝以上馬(地方馬と地方からの転入馬を除く)が,9,53,55,18頭出走して,それぞれ0,6,9,1連対。連対率はそれぞれ0,11,16,6%。1勝馬の不振は納得できるものの,気になるのが4勝以上馬の不調だ。昨年もロックドゥカンブ(1番人気,3着),ドリームジャーニー(2番人気,5着),フサイチホウオー(5番人気,8着)の3頭が出走したが,人気になりながら,いずれも連対できなかった。なお,今年はマイネルチャールズとシゲルフセルトの2頭が該当する。


◎…スマイルジャックは10戦して,2勝,2着4回,3着2回の実績。馬券対象外だったのは折り合いを欠いた皐月賞と休み明けの前走,神戸新聞杯の2回だけ。距離は未知数だが,安定感抜群。前半リラックスして走れれば「菊」奪取のチャンスだ。

○…オウケンブルースリはダービー翌週の6月8日から4カ月半で「菊」獲りの舞台まで一気に駆け上がった。この夏一番の上がり馬。前走の神戸新聞杯3着で連勝は途切れたが,上位2頭の回避で俄然勝機が広がった。

▲…ダイワワイルドボアは前走,関東のトライアル・セントライト記念を制した。2走前にオウケンブルースリに3馬身半置かれたのは,直線で気を抜いた分が着差に出た。距離延長は好材料,末脚勝負になれば逆転も視野に入る。

△1…G1タイトルにまだ手が届いていないマイネルチャールズだが,3歳牡馬戦線の王道を歩いてきた。前走のセントライト記念でも直線の激しいたたき合いの中,2着を確保した。ラスト1冠を射止める能力を十分に秘めている。

△2…ベンチャーナインは秋始動の神戸新聞杯で,0秒4差の4着。4カ月ぶりの休養明け,出遅れを考えれば上々の結果だった。追い込み脚質で展開に左右されるが,折り合って脚をためれば上位争いに食い込める。

△3…穴を出せばヤマニンキングリーだ。2歳時にこの京都コースの黄菊賞で,後のオークス馬トールポピーを鮮やかに差し切った。春のクラシックには乗れなかったが,「菊」の前哨戦の神戸新聞杯で0秒7差の8着。得意の舞台で大駆けがあっても驚けない。

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