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2008年3月30日(日)

11R
2008年3月30日(日)
中京
15:40発走

高松宮記念 GI

芝・左 1200m 天気:
小雨
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:9500、3800、2400、1400、950万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 スズカフェニックス
1 2 プレミアムボックス
2 3 ブラックバースピン
2 4 ファイングレイン
3 5 マルカフェニックス
3 6 キョウワロアリング
4 7 スーパーホーネット
4 8 リミットレスビッド
5 9 フサイチリシャール
5 10 キンシャサノキセキ
6 11 ペールギュント
6 12 プリサイスマシーン
7 13 マイネルシーガル
7 14 ナカヤマパラダイス
7 15 トーセンザオー
8 16 ローレルゲレイロ
8 17 エムオーウイナー
8 18 タマモホットプレイ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=16 1=4 1-7 1-10 16=4
綾恵 1=10 1=3 1-5 1-16 10=3
山田 16=2 16=7 16=1 2=7 2=1 7=1
たま 11=1 11=7 11=4 11=10 11=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はスズカフェニックス。

実績:
距離・コース:
順調度:
重・1.08.9
昨年の当レース覇者で,今回のメンバーで古馬G1を勝っているのは当馬のみ。前走の阪急杯(G3)ではローレルゲレイロの逃げ切りを許したものの,昨年の阪神C(G2)を勝って以来のレースだったし,斤量は勝ち馬より2キロ重い59キロ。それでもキッチリとアタマ差の2着まで追い込んでくるのだから,さすがはG1馬といったところだろう。定量戦となる今回は斤量面での不利が無いし,久々を叩かれた上積みも期待できる。今週の追い切りでも抜群の動きを披露しており,連覇へ向けて視界良好とみてよさそうだ。

対抗はローレルゲレイロ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.09.4
重賞での好走歴は豊富で,朝日杯FSやNHKマイルCなどG1レースでも2着入賞の実績を持つ。ダービー(G1)の大敗以降は調子を崩していたが,3走前の阪神C(G2)で4着に入って復調気配を示すと,前々走の東京新聞杯(G3)で重賞初制覇。勢いに乗って前走の阪急杯(G3)も制し,ここにきて完全に本格化を果たした。阪急杯後はマイル路線に進む予定だったが,アストンマーチャンなど快速馬の回避によりスプリント戦へ。積極的に運んでペースを掴むことができれば,ここでも粘り強さを見せてくれるだろう。

単穴はファイングレイン。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.09.1
3歳時にNHKマイルC(G1)で2着したことから中距離戦で長く使われていたが,昨年は掲示板が精一杯という平凡な成績。しかし久々のスプリント戦となった前走の淀短距離S(OP)で差し切り勝ちを収めると,前走のシルクロードS(G3)も連勝し,短距離路線に確かな適性があることを証明した。ここまで1200Mは3戦全勝と底を見せていないし,今はとにかく勢いがある。G1の今回は相手強化に斤量増と条件は厳しくなるが,前が崩れるような展開となれば,一気の浮上があっても決して驚けない。

抑えはスーパーホーネット。穴はキンシャサノキセキ。

今週のワンポイントアドバイス

末脚G1級,ペールギュント


この時期に行われた過去8回,1番人気は2勝,2着1回でほめられた成績ではないが,6番人気以下の伏兵馬も3連対と少ない。

馬連配当は3けた??3000円台5回,6000円台1回,万馬券2回。小回り平たんの舞台に毎年フルゲートの18頭(00年は17頭)立て。ちょっとしたミスが勝敗を左右する6ハロン戦にしては,波乱度は低い。

しかし,過去3回の3連単は4万7120円,3万6620円,54万6450円。多頭数戦で行われていることもあり,すべて万馬券決着となった。

ステップは阪急杯組が8年連続で10連対でトップ。前哨戦にふさわしい連対馬を輩出している。

年齢別は4??8歳上馬が39,36,39,18,11頭出走して,3,8,4,1,0連対。5歳馬の活躍が目覚しく,7歳以上馬は苦戦している。

◎…ペールギュントは前走,直線で左右から挟まれブレーキをかける不利を受け,力を出し切れず不完全燃焼に終わった。昨年は13番人気の低評価を覆して2着に健闘,54万馬券の片棒を担いだ。ムラな面はあるが,はまるとG1級の決め手を発揮する。

○…スズカフェニックスは暮れの阪神Cを快勝して,前哨戦の阪急杯で59キロを背負って2着。負けはしたが酷量,先行有利の流れの中で底力をアピールした。今回は主戦の武豊騎手から福永騎手にスイッチするが,連覇の可能性は十分ある。

▲…スーパーホーネットは昨秋のスワンSを制し,マイルCS2着の実力。追い込み脚質で展開に左右されるが,実績で見劣りすることはない。この距離は初めてでも1400M戦で2勝。態勢逆転の魅力はある。

△1…ファイングレインは今年,1200Mに矛先を変えて淀短距離S,シルクロードSを連勝。いずれもレース最速の上がり33秒4,34秒0で差し切った。勢いから3連勝でG1制覇も夢ではない。

△2…ローレルゲレイロは前走の阪急杯でリズム良く逃げて,東京新聞杯続き重賞を連勝。完全に軌道に乗った。1200Mに勝ちはないが,スピード負けはしないはず。マイペースで逃げれればチャンスはある。

△3…前走の阪急杯でキンシャサノキセキは5着。ローレルゲレイロが逃げ切るペースに末脚を封じられた。3歳時の春にNHKマイルC3着の実績で,1200Mは1,3着。流れが速くなれば差し切るシーンが見られる。

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