過去10年でこのレースをステップに8頭が皐月賞で連対している注目のトライアル。
連対馬は7??11,11??3,1??7,1??5,1??8,2??1,2??6,5??8,4??1,1??3番人気の組み合わせで決着した。1番人気は連対率6割でまずまずの成績だが,2,3番人気は各2連対と頼りない。
馬連配当は
3けた…3回
1000円台…2回
2000円台…1回
4000円台…1回
6000円台…1回
万馬券…2回
2度の万馬券は上位1??3番人気が連から消えた98年と05年。穴を狙うなら上位人気を切り捨てる手か。
連対馬の前走は重賞14頭,オープン特別3頭,500万下3頭。500万下からでも一応通用するが,連対馬3頭はいずれも前走1着だった。
路線別は,きさらぎ賞組とアーリントンC組が4連対で並び,2連対で朝日杯FS,共同通信杯,ジュニアC組が追っている。
キャリアは3??8戦以上馬がそれぞれ3,7,2,4,2,2連対。キャリア4戦馬が好相性を見せている。
◎…サダムイダテンは共同通信杯で1番人気を裏切って5着。初の長距離輸送と雪で月曜に開催が1日延期されてリズムが狂ったか。デビュー戦を圧勝して臨んだラジオNIKKEI杯2歳Sでサブジェクトにクビ差2着。重賞級の末脚を見直す手だ。
○…ショウナンアルバは新馬で2着に敗れたが,未勝利から破竹の3連勝で共同通信杯を制覇した。好位で立ち回れる器用さと終いしっかりと伸びる末脚。勢いで4連勝も十分ある。
▲…スマイルジャックは新馬でドリームガードナー(シンザン記念2着)を退け,東京スポーツ杯2歳Sが0秒2差の3着。そして前走きさらぎ賞で0秒1差の2着と常に強敵相手に好勝負してきた。いつでも重賞制覇できる資質を備えている。
△1…前走ジュニアCでオーロマイスターは2着と敗れたが,時計は同開催の古馬1000万下と同タイム。キャリアは3戦だが,新馬勝ちした1800Mに距離が延びるのは好材料。1勝馬でも能力は互角だ。
△2…アサクサダンディは前走,好位から抜け出して鮮やかに差し切った。500万下の勝利だったが,勝ちタイムは共同通信杯と0秒2差。重賞初挑戦でも警戒は怠れない。
△3…ドリームシグナルは前走のシンザン記念で2着を2馬身半ちぎって楽勝した。京王杯2歳S2着,朝日杯FS4着の実績からフロック勝ちとは思えない。2カ月半と間隔が開いたが,力を出し切れば好勝負になる。