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2008年6月8日(日)

11R
2008年6月8日(日)
東京
15:40発走

安田記念 GI

芝・左 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ハイアーゲーム
1 2 キストゥヘヴン
2 3 エイシンドーバー
2 4 ニシノマナムスメ
3 5 ウオッカ
3 6 オーシャンエイプス
4 7 グッドババ
4 8 ジョリーダンス
5 9 アイルラヴァゲイン
5 10 コンゴウリキシオー
6 11 スーパーホーネット
6 12 ドラゴンウェルズ
7 13 ピンクカメオ
7 14 エアシェイディ
7 15 ブリッシュラック
8 16 アルマダ
8 17 スズカフェニックス
8 18 ドリームジャーニー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=7 11=17 11-5 11-16 7=17
綾恵 7=17 7=5 7-11 7-14 17=5
山田 11=17 11=7 11=16 17=7 17=16 7=16
たま 17=5 17=1 17=2 17=7 17=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はスーパーホーネット。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.7
2歳時には朝日杯FS(G1)で2着の実績を持つ素質馬。昨年のスワンS(G2)で重賞初勝利を挙げると,続くマイルチャンピオンS(G1)ではダイワメジャーからクビ差の2着に好走。前々走の高松宮記念(G1)こそ距離が短く5着に終わったものの,前走のスプリングS(G2)では直線でアッサリと抜け出し,後続に1馬身以上の差を付けて完勝した。今回は香港勢との力関係が鍵となりそうだが,今はとにかく勢いがあるし,ここは当初から最大の目標としていたレース。美浦で調整されているため輸送減りの心配も無く,万全の状態で悲願のG1獲りへ向かえそうだ。

対抗はグッドババ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.8
昨年の当レースは7着に終わったが,その後休養を挟んだシャティンT(香港G3)で2着すると,次走の国際マイルトライアル(香港G2)を制覇。さらに香港マイル(国際G1),スチュワーズC(香港G1),QSジュビリーC(香港G1),チャンピオンズマイル(国際G1)と破竹の5連勝を決め,完全に本格化を果たした。今回は遠征も2度目となることに加え,ここはアジアマイルチャレンジの100万ドルボーナスがかかった大事なレース。プレレーティングでもメンバー最高の評価を得ているため,昨年とは別馬と思った方がよいだろう。強力な香港勢の中でも,最も警戒の必要な一頭だ。

単穴はスズカフェニックス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.7
昨年の高松宮記念(G1)を制しており,日本馬で古馬G1を勝っているのは当馬のみ。今年の高松宮記念ではスタートで大きくつまづく不利があったものの,直線で猛然と追い込み3着を確保した。前走のスプリングC(G2)は上がりの速い展開が向かなかったが,ここでも32秒台の末脚を見せており,ステップレースとしてはまずまずの内容だったといえるだろう。今回は久々にマイルでのレースとなるが,昨年のマイルチャンピオンS(G1)で0秒1差3着の実績があり,距離延長にも不安は無し。決め手勝負の展開となれば,一気の差し切りも十分可能とみる。

抑えはウオッカ。穴はアルマダ。

今週のワンポイントアドバイス

末脚鋭く,スズカフェニックス


春の東京G1シリーズを締めくくるマイル王決定戦。今年も香港から3頭の強豪が殴り込みをかけてきた。

過去10年,1??4番人気は2,2,2,3連対。上位人気はアテにならず,6番人気以下から11頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は3けた1回,1000??5000円台4回,万馬券5回。10回中5回が万馬券となる波乱で,01年には12万馬券が飛び出している。

日本馬のステップは,16頭中7頭が京王杯スプリングC組(外国馬を含めると8頭)で,ほかの路線を大きくリードしている。

一方,外国馬はこの10年で23頭が出走して4連対。うち3頭が香港馬で,前走成績が1,2,1着。前哨戦で好走した馬が連に絡んでいる。

年齢別は3??8歳上馬が0,7,5,5,3,0連対。また,連対率は0,13,9,13,15,0%。4歳馬が7連対でトップだが,率では7歳馬が逆転1位となっている。

関東馬と関西馬はともに76頭が出走して,それぞれ8連対(連対率11%)。外国馬が4連対(同17%)。関東馬と関西馬が全く同数で並んでいるが,勝利数では5対3。関東馬が関西馬をリードしている。


◎…スズカフェニックスはここ2戦で連続3着。いずれも32秒台の強烈な追い込みを見せたが,あとひと押しが利かずに差し切れなかった。サンデーサイレンスから受け継いだ瞬発力で末脚勝負は望むところ。昨年5着のリベンジを果たし,春のマイル王の座を射止めるチャンスだ。

○…前走のウオッカは生涯最低体重の478キロ。ドバイの遠征後で完調に一歩手前だったが,0秒1差の2着とG1馬の意地を見せた。東京はダービーを勝ち,ジャパンC4着。距離がマイルに変わるが,4勝2着2回とパーフェクト連対。これまでの戦績から牡馬の一線級が相手でも全くヒケを取らない。

▲…前走のハイアーゲームはマイラーズCで,カンパニーと0秒3差の4着。手応え良く直線を向いたが,前に壁ができて追い出しが遅れた。1600Mに勝ち星はないが,1800Mで3勝の実績からマイルは十分に守備範囲。全5勝中4勝をあげている東京が舞台なら大駆けがあっても驚けない。

△1…スーパーホーネットは前哨戦の京王杯スプリングCを快勝。上がり33秒0の末脚で2着を0秒3差突き放した。昨秋のマイルCSでダイワメジャーの首差まで迫っている。長距離輸送を考慮して栗東に戻らず美浦トレセンに滞在。万全の態勢で悲願のG1制覇を狙う。

△2…グッドババは国際G1レース2勝を含めて目下5連勝と絶好調。初来日の昨年は前残りで7着と敗れたが,着差は0秒5差。今年はここで勝てばレース賞金のほかにアジアマイルチャレンジのボーナス100万ドル(約1億円)を獲得できる。陣営の本気度にかけてみる手は十分にある。

△3…キストゥヘヴンは06年の桜花賞馬。その後勝ち星から遠ざかっているが,前走の京王杯スプリングCでスーパーホーネットから0秒3差2着。上がり33秒2の末脚でスズカフェニックスに先着している。距離延長はプラス。決め手勝負になれば一気に首位争いに浮上する。

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