2008年5月11日(日)
11R
2008年5月11日(日)
東京
15:40発走
NHKマイルカップ GI
芝・左 1600m
天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳
オープン (混合) 牡・牝 (指定) 定量
本賞金:9200、3700、2300、1400、920万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | サトノプログレス | |||||
2 | アンダーカウンター | |||||
3 | スプリングソング | |||||
4 | レッツゴーキリシマ | |||||
5 | ブラックシェル | |||||
6 | エイムアットビップ | |||||
7 | ドリームシグナル | |||||
8 | サダムイダテン | |||||
9 | ディープスカイ | |||||
10 | アポロフェニックス | |||||
11 | ゴスホークケン | |||||
12 | リーガルスキーム | |||||
13 | セッカチセージ | |||||
14 | ダノンゴーゴー | |||||
15 | ファリダット | |||||
16 | エーシンフォワード | |||||
17 | アポロドルチェ | |||||
18 | ダンツキッスイ |
買い目
大多 | 9=1 9=15 9-6 9-7 1=15 |
---|---|
綾恵 | 11=15 11=9 11-1 11-16 15=9 |
山田 | 4=6 4=9 4=5 6=9 6=5 9=5 |
たま | 9=16 9=11 9=5 9=8 9=15 |
予想
本命はディープスカイ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.9
毎日杯(G3)を制して重賞初制覇。翌週の難波S(準OP)を0秒2上回った走覇時計と,そこで負かしたアドマイヤコマンドが後に青葉賞(G2)を快勝したことにより,当馬の強さがよりクローズアップされた。皐月賞(G1)には目もくれず,ここを目標に絞って調整した陣営の判断は好印象。マイル戦では勝ち鞍こそないものの,先行馬がつくる速い流れにより,スタミナを要求される展開となれば,1800Mで2勝の実績がプラスに作用するはず。優勝候補の最右翼とみる。
対抗はサトノプログレス。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.0
伏兵評価だった前走のニュージーランドT(G2)を快勝。ハイペースで先行馬が次々と失速する中,好位から早めに動いて後続の追撃を振り切る見事な内容だった。デビュー以来,惜敗続きでオープン入りまでには時間をようしたものの,それまでの相手はマイネルチャールズやショウナンアルバなど後の重賞馬がズラリ。それらを相手に回して常に僅差の競馬をしていたのだから,前回の結果は決してフロックではない。大混戦の今回,安定感では随一の存在だけに,外せない1頭だ。
単穴はファリダット。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.7
デビュー戦を圧勝後,足踏みが続いていたが,距離を短縮した前走のマーガレットS(OP)を好時計で圧勝。その豪快な勝ちっぷりを見る限り,現状では短い距離が当馬には合うのだろう。ただ,1400M戦でも掛かりっぱなしであったように,短距離G1を2勝した母のビリーヴ同様,スプリンターである懸念は拭い切れない。3歳のこの時期であれば,能力の高さで克服しても驚けないが,人気面を考慮して今回は単穴評価までとする。
抑えはドリームシグナル。穴はエイムアットビップ。
今週のワンポイントアドバイス
末脚爆発,ディープスカイ
過去10年,1??3番人気は4,3,1連対と不振だが,上位人気が連からそろって消えたのは2回だけ。
馬連配当は1000円台4回,4000??6000円台4回,万馬券2回。3けたの配当で決着したことはなく,一筋縄では収まりそうにもない。
路線別はニュージーランドT組が8連対。唯一トライアルとして最多連対を果たしている。ほかの路線からの出走馬は大きく水をあけられ,桜花賞組と毎日杯組が3連対,皐月賞組とスプリングS組が2連対などとなっている。
決め手を見てみると,逃げ馬1頭,先行馬7頭,差し馬8頭,追い込み馬4頭。タフな東京の1600Mだけに,差し,追い込み脚質が活躍している。
関東馬は84頭が出走して9連対(連対率11%),関西馬が94頭で11連対(12%)。連対数,率に大きな差は見られない。しかし,この5年に絞ると,関東VS関西は1対9。関西馬が関東馬を圧倒している。
◎…ディープスカイは一戦ごとに力を付け,前走で毎日杯を圧勝した。出走可能だった皐月賞には目もくれずここ1本に絞って勝負をかけて東上。直線の長い東京ならさらに末脚を生かせる。ここまで毎日杯優勝馬は3頭が出走してすべて1着と,データの後押しもある。
○…エーシンフォワードはマイル重賞で2戦連続で2着。前走ニュージーランドTは終始外を走らされたが,直線ぐいぐいと伸びて連を確保した。良馬場が理想だが,しぶった馬場もこなせる。
▲…ゴスホークケンは前走ニュージーランドTでまさかの12着。発馬直後にトモを落とし,落鉄,ゆるい馬場にもノメっていた。暮れの朝日杯FSの勝ち時計は優秀で,マイル戦の持ち時計はメンバー最速。力さえ出し切れば2個目のタイトル獲得は間違いない。
△1…ブラックシェルの皐月賞6着は,直線で前が開かず脚を余した。1600Mは初めてでも大飛びなので,コーナー2つの広い東京は合うはず。最終追い切りに後藤がわざわざ栗東に出張して稽古をつけた。弥生賞2着の力量は軽視できない。
△2…ファリダットは1400Mに距離を短縮したマーガレットSを圧勝。短距離の女王としてターフを沸かせた母ビリーヴの血が一気に開花した。マイルもこなせるが,直線の長い東京コース,渋った馬場には疑問がつくため,評価を下げた。
△3…サダムイダテンはスプリングSで出遅れて12着。後方に置かれて流れに乗れなかったのが敗因だ。暮れのラジオNIKKEI杯2歳S(重馬場)では,直線外から豪快に伸びクビ差の2着。馬場がしぶって時計がかかるようだと出番がある。