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2007年3月11日(日)

11R
2007年3月11日(日)
中山
15:35発走

ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス GIII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際) 牝 [指定] ハンデ 本賞金:3900、1600、980、590、390万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マイネサマンサ
1 2 キストゥヘヴン
2 3 ニシノフジムスメ
2 4 レクレドール
3 5 ウイングレット
3 6 サンレイジャスパー
4 7 アサヒライジング
4 8 ヤマニンメルベイユ
5 9 ピアチェヴォーレ
5 10 アクロスザヘイブン
6 11 ロフティーエイム
6 12 キープクワイエット
7 13 マドモアゼルドパリ
7 14 ピサノグラフ
8 15 ワディラム
8 16 ジョースマイル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=5 7=6 7-8 7-13 5=6
綾恵 7=6 7=5 7-4 7-10 6=5
山田 7=5 7=6 7=16 5=6 5=16 6=16
たま 6=3 6=7 6=2 6=5 6=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアサヒライジング。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
重賞こそいまだ未勝利も,アメリカンオークス(海外G1)で2着,牝馬クラシックにおいても4,3,2着しているように,実力自体はG1級。久々で56.5キロのハンデは軽量な他馬と比べ厳しい印象を受けるが,中山コースは4戦2勝3着1回と好相性な舞台。さらに,直前調教で抜群の動きを披露しているとなれば,このメンバー相手なら地力からして主役の座は譲らない。

対抗はウイングレット。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.5
3走前のエリザベス女王杯(G1)14着を除けば,休養明けから4,2,2着。勝ち馬に大きく突き放された前走の京都牝馬S(G3)にしても,連対を確保しているように,近況は安定した成績を残している。確かにここも押し切れるとはいいきれないが,今回,一昨年当レースを制した当時と全くの同ハンデ。かなり恵まれたといってよく,引き続き状態も良さそうなだけに,ここで引退を予定している当馬が花道を飾って驚けない。

単穴はサンレイジャスパー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.5
牡馬相手だった5走前の新潟記念(G3)クビ差2着を筆頭に,重賞で連対歴多数の実力馬。前走の京都牝馬Sは4着までとなってしまったが,2着だった対抗馬とはわずか0秒1差。結果こそ伴わなかったものの互角の競馬はしていた。ここは初の中山コースがカギとなるが,ハンデは軽量54キロ。芝1800M戦も(2・2・3・1)と相性抜群で,急坂を克服できればアッといわせる場面があっていい。

抑えはマドモアゼルドパリ。穴はヤマニンメルベイユ。

今週のワンポイントアドバイス

得意の距離で,サンレイジャスパー


過去10年,連対馬は4??6,3??2,9??1,5??4,4??8,1??3,3??14,9??6,1??9,1??2番人気の組み合わせでゴールした。昨年は1,2番人気の決着だったが,上位人気同士で決まったのは3回。残る7回は伏兵馬が連に絡んでいる。

馬連は1000??2000円台が5回,4000??6000円台3回,万馬券2回。3けた配当で収まったことは一度もなく,ハンデ戦らしく波乱含みとなっている。

連対馬の前走は重賞19頭とオープン1頭。連対20頭で前走に勝利を挙げた馬はなく,2着も4頭と少ない。ただ,13頭は5着以内。掲示板確保を連対への目安としたい。路線別は京都牝馬S組が連対馬の半数10頭を占め,他路線を圧倒している。

年齢別は4??7歳上馬が63,50,26,9頭出走して,8,9,3,0連対。4歳と5歳の争い。なお,4歳馬同士でワンツーした昨年を除くと5歳馬が毎年連に絡んでいる。

トップハンデ馬は2勝,2着2回の成績では狙いづらいが,連対馬4頭は1,3,3,1番人気。ハンデ頭が3番人気以内に推されるようならば軽視できない。

◎…サンレイジャスパーは芝1800Mで8戦して,2勝,2着2回,3着3回の実績。昨秋の府中牝馬Sでは上がり33秒5の末脚で,ディアデラノビア(京都牝馬S1着)とウイングレットに先着している。初の中山でも底を見せていない1800Mなら主役は譲れない。

○…ニシノフジムスメは昨春に忘れな草賞を快勝して,オークス5着の実力馬。その後の結果を出せずにいるが,前走の愛知杯で53キロを背負って0秒6差まで迫った。スパッと切れる脚はないが,軽ハンデを生かしきればV争いできる地力を秘めている。

▲…アサヒライジングは昨年クラシックで善戦し,米国遠征でアメリカンオークス2着。秋のエリザベス女王杯でも古馬相手に小差の4着と実績では抜けている。トップハンデ56.5キロでも牝馬同士なら好勝負になる。

△1…東京新聞杯でキストゥヘヴンは折り合いを欠いて7着に敗れたが,牡馬相手を考えれば悲観する内容ではない。桜花賞馬でベストは1600Mだが,中山では1800MのフラワーCを楽勝している。良馬場なら瞬発力を生かせる。

△2…マドモアゼルドパリは前走で1600万下を快勝した。2番手から直線抜け出して,内から鋭く迫ってきたカイシュウタキオンをクビ差しのいだ。6歳の牝馬で晩成の上がり馬だが,勢いは軽視できない。

△3…ウイングレットは前走の京都牝馬Sで好位から鋭く伸びたが,ディアデラノビアの決め手に屈して2着に敗れた。4馬身離された完敗だが,1800Mは3勝している得意の距離。先行力を生かせる中山なら大駆けがあっても驚けない。

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