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2007年10月28日(日)

11R
2007年10月28日(日)
東京
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳以上 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 メイショウサムソン
1 2 エイシンデピュティ
2 3 コスモバルク
2 4 デルタブルース
3 5 ローゼンクロイツ
3 6 カンパニー
4 7 シルクネクサス
4 8 ボンネビルレコード
5 9 アグネスアーク
5 10 ブライトトゥモロー
6 11 シャドウゲイト
6 12 アドマイヤムーン
7 13 チョウサン
7 14 ダイワメジャー
8 15 ポップロック
8 16 マツリダゴッホ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=12 1=14 1-13 1-15 12=14
綾恵 1=14 1=12 1-15 1-16 14=12
山田 14=12 14=15 14=1 12=15 12=1 15=1
たま 15=14 15=9 15=1 15=12 15=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はメイショウサムソン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.1
昨年の牡馬クラシック戦線では皐月賞,ダービーと二冠を達成。今年に入ってからは始動レースの大阪杯(G2)を快勝すると,万全の体勢で挑んだ天皇賞・春(G1)を連勝で飾り,G1レース3勝目を挙げた。前走の宝塚記念(G1)はゴール前の叩き合いでアドマイヤムーンの決め手に屈したが,最後まで食い下がって半馬身差の2着を確保。その後インフルエンザの影響で凱旋門賞への出走は取り消されたものの,発熱などの症状は出ずに,ここまで順調に調整されてきた。今回は約4カ月ぶりでのレースとなるが,鉄砲の利くタイプなので久々のレースにも不安は無し。史上4頭目となる春秋連覇の快挙達成は十分とみた。

対抗はアドマイヤムーン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.0
昨年の皐月賞,ダービーと3歳時にはメイショウサムソンの後塵を拝してきたが,今春のドバイデューティーF(国際G1)で念願のG1初勝利を挙げると,現役屈指の豪華メンバーが顔を揃えた前走の宝塚記念(G1)では,メイショウサムソンを差し切って国内最強クラスの一頭であることをアピール。昨年の当レースで3歳馬ながらダイワメジャーから0秒2差3着の実績があるように,今回は距離・コース共に歓迎の舞台。レース間が4カ月も空くのは今回が初めてとなるものの,順調に調整されているため大きな割引きは必要無さそうだ。決め手勝負の展開となれば,まとめて差し切ってしまう可能性も。

単穴はダイワメジャー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.6
昨年の当レース覇者にして,現役最多G1レース4勝の実績を誇る実力馬。前走の毎日王冠(G2)は3着に敗れたが,これは速い流れのレコード決着となってしまったため。当馬自身は昨年に快勝したタイムより1秒も速く走破しており,年齢による衰えと考えるのは危険だろう。今回は前走で先着を許した2頭にあった2キロの斤量差が無くなる上,ひと叩きした上積みは確実に見込める。ライバルとなるメイショウサムソン,アドマイヤムーンが宝塚記念以来のレースとなることから,良馬場でのレースとなれば押し切る場面があっていいだろう。

抑えはポップロック。穴はチョウサン。

今週のワンポイントアドバイス

名手ペリエも魅力,ポップロック


過去10年,連対馬は2??1,6??4,4??12,1??2,4??1,3??2,1??5,1??13,14??1,4??7番人気の組み合わせで決まった(02年は中山競馬)。1??3番人気は6,3,1連対。上位人気の信頼度は低くく,代わりに6番人気以下が5頭(2けた人気馬3頭を含む)連対している。

馬連は
3けた配当………2回
1000円台……2回
2000円台……1回
4000円台……1回
8000円台……1回
万 馬 券………3回

98,99年に馬連で連続万馬券が出て波乱となったが,その後は堅い決着が続いた。しかし,ここ3年は2けた人気などの伏兵馬が連に食い込み,再び荒れる傾向を見せている。

ステップは京都大賞典組が7連対でトップ。2連対の宝塚記念,毎日王冠,オールカマー組などの順。ただ,2走前でみると,連対馬20頭中10頭が宝塚記念組。「ぶっつけ挑戦」では2連対と分が悪いが,夏以降に1走した馬が好成績を挙げている。

年齢別は3??7歳上馬が13,51,56,25,16頭出走して,2,9,7,1,1連対。連対率はそれぞれ15.4%,17.6%,12.5%,4.0%,6.3%。ここまでは3,4,5歳世代の争いとなっている。

◎…本命に推したポップロックは,G1ではメルボルンCと有馬記念で2着の実力。前走の京都大賞典ではクビ差2着に敗れたが,秋の盾に向けて上々のスタートを切った。東京コースは2戦2勝と得意で,鞍上のペリエ騎手は03,04年と天皇賞(秋)連覇を遂げた名手。人馬一体でG1初制覇を果たすチャンスだ。

○…ハイペースの毎日王冠を2番手から追走したダイワメジャーは1馬身半差の3着。3カ月半ぶりでも折り合い,直線で一瞬抜け出す構えを見せた。久々の分,ラスト伸び切れなかったが,G1レース4勝馬の意地を見せた。たたいた上積みは大きく,あっさり勝たれてもおかしくない。

▲…アグネスアークは前走の毎日王冠で中団待機。直線を向くと外から鋭く伸びて2着に食い込んだ。内から馬群を割って差し切ったチョウサンには,コース取りの差で1馬身差及ばなかった。実績では一歩譲るが,夏を越してメキメキ力をつけた今なら好勝負が期待できる。

△1…チョウサンは毎日王冠をレコードで圧勝。3歳時のたんぱ賞以来の重賞挑戦で,G2を見事に勝ち取った。速い流れで脚をタメめれたという展開の利も大きかったが,地力アップしていることも確か。激走の疲れが出なければ上位争いに加われる。

△2…メイショウサムソンは宝塚記念で半馬身差の2着。早め先頭に立った分差し込まれた。クラシック2冠と春の天皇賞を並み離れた勝負根性で制覇した。4カ月ぶりの「ぶっつけ」は気になるが,力を出し切れば春夏連覇があっても驚けない。

△3…アドマイヤムーンはたたき合いの末に宝塚記念を差し切った。昨年,香港Cでハナ差の2着,今年ドバイデューティフリーで1着。実績に文句はないが,メイショウサムソンと同様に宝塚記念からの「ぶっつけ」。このパターンで過去10年で連対したのはわずか2頭。データから評価を下げざるをえない。

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