2007年10月7日(日)
11R
2007年10月7日(日)
東京
15:35発走
毎日王冠 GII
芝・左 1800m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳以上
オープン (国際)(指定) 別定
本賞金:6500、2600、1600、980、650万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ダイワメジャー | |||||
2 | ピサノパテック | |||||
3 | ブライトトゥモロー | |||||
4 | トウショウヴォイス | |||||
5 | ストーミーカフェ | |||||
6 | エイシンデピュティ | |||||
7 | チョウサン | |||||
8 | アグネスアーク | |||||
9 | トップガンジョー | |||||
10 | カンファーベスト | |||||
11 | エリモハリアー | |||||
12 | コンゴウリキシオー | |||||
13 | ビッグプラネット | |||||
14 | ヴリル |
買い目
大多 | 1=12 1=3 1-6 1-8 12=3 |
---|---|
綾恵 | 1=6 1=12 1-3 1-4 6=12 |
山田 | 12=4 12=3 12=1 4=3 4=1 3=1 |
たま | 3=1 3=8 3=4 3=6 3=12 |
予想
本命はダイワメジャー。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.45.5
昨年の当レース覇者にして,国内トップクラスの実力を持つ関東馬の総大将。前々走の安田記念(G1)は好位追走から逃げ切りを狙うコンゴウリキシオーをキッチリと差し切り,現役馬では最多となる芝G1での4勝目を挙げた。前走の宝塚記念(G1)は12着に惨敗したが,これは新設された出張馬房での騒音に悩まされ,マイナス16キロでの出走となったため。今回は体重も戻って状態は良好だし,なによりホームと言える東京コースでのレース。G1を2勝しているこの舞台なら,連覇の期待も十分だろう。
対抗はコンゴウリキシオー。
実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.47.3
前々走のマイラーズC(G2)をレコードタイムで逃げ切ると,前走の安田記念(G1)でもハナを奪って粘り込み,クビ差の2着に好走。並びかけてくる外国馬をものともせず,ダイワメジャーに並ばれてからも簡単には抜かせない勝負根性を見せた。今回の1800Mは3戦全勝の得意距離だし,開幕週の東京コースは逃げ馬に絶好の舞台。さらに前走の勝ち馬ダイワメジャーは59キロでの出走となるため,ここは逃げ切りの可能性まで考えたい。
単穴はブライトトゥモロー。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.2
3走前の新潟大賞典(G3)で重賞初勝利を挙げると,前々走のエプソムC(G3)ではクビ差の2着。3カ月ぶりとなった前走の朝日チャレンジC(G3)でも2着を確保し,重賞でも安定して勝ち負けできるだけの力があることを証明した。今回はG2ということで相手も強くなるが,左回りコースではパーフェクトの連対実績を持っているし,良馬場でのレースとなれば決め手はここでもトップクラス。前が崩れる展開となれば,一気の浮上も可能とみる。
抑えはエイシンデピュティ。穴はアグネスアーク。
今週のワンポイントアドバイス
本格化したブライトトゥモロー
過去10年,連対馬は1??5,1??3,1??4,4??5,5??6,2??3,5??4,1??3,9??6,3??2番人気の組み合わせで決着した(02年は中山競馬)。
1番人気は4連対しているが,うちバブルガムフェロー,サイレンススズカ,グラスワンダーの3頭が人気に応えて優勝したのは,97??99年と過去の話。ここ7年ではテレグノシス(04年)1頭だけ。1番人気の信頼度は意外と低い。ちなみに,連を外した6頭は,5,4,4,7,5,13着だった。
馬連は
3けた配当………4回
1000円台……2回
2000円台……1回
4000円台……1回
5000円台……1回
9000円台……1回
上位人気はアテにならないが,極端な人気薄の台頭もなく万馬券も出ていない。しかし,ここ2回の3連単は147万9620円,4万5840円。3着に13,9番人気が食い込んで波乱を演じている。
出走間隔を見ると,連対馬の20頭中15頭が3??5カ月の休養馬。秋競馬開幕の中山では夏を順調に使われた馬の好走が目立つが,G1級が始動するこのレースでは実績馬が活躍している。
連対馬20頭の前走はすべて重賞。その時の成績は16頭が5着以内で,うち13頭は馬券対象の3着に入線していた。なお,掲示板を外した4頭はG1の天皇賞・春,宝塚記念,安田記念組だった。ステップは宝塚記念組が最多の6連対で,安田記念組4連対となっている。
年齢別は3??7歳上馬が11,37,35,17,15頭出走して,1,8,7,3,1連対。4歳馬と5歳馬が他世代を圧倒している。ただ,最近5年に絞ると,4歳馬は1連対で,5歳馬が5連対。5歳馬に勢いがある。
脚質別は逃げ3頭,先行10頭,差し3頭,追い込み4頭。前々でレースを進める馬が有利で,逃げ,先行馬が連に絡まなかったのは00年の1回だけとなっている。
◎…ブライトトゥモローは春に新潟大賞典を制覇して以降,重賞を連続2着。完全に本格化した。前走は1馬身1/2差届かなかったが,左回りは3勝2着1回と連対率100%。末脚勝負になればヒケは取らない。
○…昨年,秋始動にこの毎日王冠を選んだダイワメジャーは,レコードと0秒1差の好タイムでダンスインザムードを降した。G1レース4勝の実績はここで抜けているが,今年は1キロ増の59キロを背負う。長い直線では微妙に響くかもしれない。
▲…アグネスアークは長期休養をはさみ,新馬から1600万下まで4連勝した。その後快進撃は止まっているが,休養明け2戦目の前走,札幌記念でクビ差の2着。実績では一歩譲るが,ここでも抗戦できる底力を秘めている。
△1…コンゴウリキシオーはマイラーズCをレコードで勝ち,続く安田記念で首差の2着。1800Mも3戦3勝で逃げ切りを狙うだろうが,同脚質のストーミーカフェに絡まれて失速する恐れも十分。その分評価を下げた。
△2…エイシンデピュティは夏を休養にあてたが,1600万下,オープン特別,エプソムCと目下3連勝中。一線級とは初対戦となるが,1800Mは,3,1,1着のベストの距離。末脚勝負になれば出番はある。
△3…前走の新潟記念でトウショウヴォイスは,直線一気に追い込んで2着。レース最速の上がり33秒9の末脚をマークした。今回はG3→G2に変わり,斤量も52キロ→57キロに増量される。勢いを買っても押さえまでか。