2006年10月8日(日)
11R
2006年10月8日(日)
東京
15:40発走
毎日王冠 GII
芝・左 1800m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳以上
オープン (国際)(指定) 別定
本賞金:6500、2600、1600、980、650万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | サイドワインダー | |||||
2 | ダイワバンディット | |||||
3 | メジロマントル | |||||
4 | カンパニー | |||||
5 | オースミグラスワン | |||||
6 | クラフトワーク | |||||
7 | アサクサデンエン | |||||
8 | ロジック | |||||
9 | グレイトジャーニー | |||||
10 | ダンスインザムード | |||||
11 | ハットトリック | |||||
12 | マルカシェンク | |||||
13 | ローエングリン | |||||
14 | サクラメガワンダー | |||||
15 | テレグノシス | |||||
16 | ダイワメジャー |
買い目
大多 | 7=10 7=12 7-4 7-16 10=12 |
---|---|
綾恵 | 16=7 16=2 16-5 16-8 7=2 |
山田 | 10=12 10=16 10=7 12=16 12=7 16=7 |
たま | 13=16 13=7 13=5 13=10 13=12 |
予想
本命はアサクサデンエン。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.47.3
前々走のドバイデューティーフリー(海外G1)は15着惨敗も,続く前走の安田記念(G1)では日本馬最先着となる0秒4差2着。連覇こそ逃してしまったが,前走は改めてその実力を証明した形であった。今回4カ月ぶりになるとはいえ,久々はあまり苦とならないタイプだし,引き続き(6・1・1・3)の実績残す東京コース。相手関係はかなり揃っているが,この条件下なら当馬の大崩れは考えがたい。
対抗はダンスインザムード。
実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.47.4
ムラの強さから成績が不安定だった当馬が,ヴィクトリアマイル(G1),キャッシュコールマイル(海外G3)制覇を含め今年に入り(2・1・0・1)。1度の敗戦にしても安田記念で5着と,5歳にして精神が安定し,ようやく自身の実力を完全に引き出せるようになったようだ。ここは久々で,強力牡馬を相手にしなければいけないが,帰国後からの調教過程は万全の一言。次走が目標とはいえ,天皇賞・秋(G1)2,3着のポテンシャルが爆発して驚けない。
単穴はマルカシェンク。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
直線で不利があった前々走の京都新聞杯(G2)で勝ち馬と0秒2差,前走のダービーにおいても0秒4差4着と,強敵相手に互角の戦いを演じた3歳トップクラスの一角。骨折休養明けでこの古馬たちを相手にするのはかなり大変ではあるが,中間の乗り込み量は豊富で動きも元気一杯。これまでの実績も即通用レベルといってよく,イキナリから好走を期待してみる。
抑えはダイワメジャー。穴はカンパニー。
今週のワンポイントアドバイス
色あせない素質馬,ローエングリン
過去10年,連対馬は6??8,1??5,1??3,1??4,4??5,5??6,2??3,5??4,1??3,9??6番人気の組み合わせで決着した(02年は中山競馬)。上位1??3番人気は4,1,3連対と苦戦しているが,極端な人気薄馬の連対がなく,馬連は3けた配当4回,1000??5000円台4回,9770円と1万6870円。マイル路線組と中距離路線組がぶつかる力関係の見極めが難しいレースにしては波乱度は低い。
出走間隔は中3週??1カ月半3頭,2カ月??8カ月半13頭。連対馬の85%は2カ月以上の休養馬だった。ステップは5連対の宝塚記念組がトップで,安田記念組が4連対で続いている。連対20頭中16頭は前走で掲示板を確保し,内13頭は馬券対象の3着以内に好走していた。
年齢別は3??7歳上馬が10,40,32,18,11頭出走して,1,9,5,4,1連対。4歳馬が他世代を圧倒しているが,ここ5年では2連対と不振で年長馬が巻き返している。なお,今年NKHマイルCを勝った3歳馬ロジックが古馬に挑戦するが,同レース優勝馬は3頭出走して8,2,4着の成績ではアテにしずらい。むしろ,ここ5年で6頭出走して1連対でも,昨年3連単147万馬券の片棒を担いだ7歳世代を警戒したい。
関東馬VS関西馬は58頭と47頭で争い,10対9。連対率は17.2%,19.1%。東西間格差はないと見ていい。
◎…軽快な先行力でG2で3勝を挙げたローエングリンが,ここ2戦で追い込みに徹して連続4着。2走前は勝ち馬と同じ32秒9の末脚で0秒4差,前走はメンバー中最速の上がりで0秒3差に迫った。出走馬中最多の9勝をマークしている実力馬。7歳になっても色あせない素質馬が,4個目のG2をもぎ取る。
○…ダイワメジャーは安田記念と宝塚記念で4着に敗れたが,中山記念が2着で,マイラーズCを制覇している。G1ではひと息でもG2戦ではいずれも首位争いしている。開幕週の高速馬場で先行できるのは有利だ。
▲…アサクサデンエンは昨年の安田記念(G1)記念を制して,今年も2着。最大の目標はマイルCS(11月19日,京都競馬)になるだろうが,東京で全8勝中6勝を挙げている。1800Mはもちろん守備範囲で,休養明けでもいきなり好勝負になる。
△1…ダンスインザムードは今年新設のヴィクトリアマイルで約2年ぶりの勝利を挙げ,夏には米G3のキャッシュコールマイルSを圧勝した。実績ではこのメンバーでも全くヒケは取らないが,目標は天皇賞(秋)。パーフェクトの仕上げでは次走苦戦すると見て連下の筆頭とした
△2…オースミグラスワンは新潟記念で6着に敗れて2番人気を裏切った。3コーナーでつまづいてリズムに乗れなかったのが敗因とはっきりしている。勝ち負けは厳しくても2着争いなら差はない。
△3…マルカシェンクは新馬から3連勝で京都2歳Sを制覇した。その時に破ったドリームパスポートが先日の神戸新聞杯を制覇している。ダービー4着のあと骨折して4カ月半ぶり。順調度では一歩譲るが,底を割っていないのは魅力だ。