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2006年5月28日(日)

10R
2006年5月28日(日)
東京
15:40発走

東京優駿 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 スーパーホーネット
1 2 メイショウサムソン
2 3 ロジック
2 4 マルカシェンク
3 5 トーホウアラン
3 6 アドマイヤメイン
4 7 フサイチリシャール
4 8 パッシングマーク
5 9 サクラメガワンダー
5 10 アドマイヤムーン
6 11 ヴィクトリーラン
6 12 アペリティフ
7 13 トップオブツヨシ
7 14 ジャリスコライト
7 15 ドリームパスポート
8 16 ナイアガラ
8 17 フサイチジャンク
8 18 エイシンテンリュー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=17 2=10 2-5 2-15 17=10
綾恵 4=2 4=17 4-10 4-15 2=17
山田 2=14 2=15 2=13 14=15 14=13 15=13
たま 9=15 9=6 9=2 9=10 9=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はメイショウサムソン。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
激戦の皐月賞を制した当馬が2冠目へ挑戦する。粘り強かった前走のレースぶりを考えると,芝中距離がベストな印象を拭えないが,先団で流れに乗れるセンスから,距離の壁は乗り越えられそうだ。直前調教は比較的軽めとなったが,これは1週前にビッシリ追った結果であり,本番へ向け万全の仕上がりとなっている。皐月賞同様,今回も上位拮抗の様相ではあるが,スプリングS(G2)から皐月賞と続けて制して見せた目下の充実ぶりは,混戦の鎖を断ち切るにふさわしい力強さと判断,すべての3歳牡馬の夢・ダービー制覇は目前とみた。

対抗はフサイチジャンク。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走の皐月賞は,荒れ馬場の中よく追い上げるも,わずか届かず3着まで。ただ,厳しい展開を経験してこなかった当馬が一線級相手にこれだけやれたのはかなりの収穫であり,さらに1番人気のアドマイヤムーンを最後まで決して抜かせなかった勝負根性もあわせて考えると,能力は相当なものといっていいだろう。また,今回の舞台も,長く良い末脚を使う当馬にとってはベスト。余裕を見せながら抜群の動きを披露した直前の調教内容から,状態面も全く抜かりはないといっていいだろう。ここは期待が高まる一方だ。

単穴はアドマイヤムーン。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
弥生賞(G2),共同通信杯(G3)制覇を初め,デビューから7戦5勝の実績を誇る素質馬。1番人気に推された前走の皐月賞は,0秒5差4着へ押し上げるのが精一杯も,力負けではなく外枠が響いただけ。ただ,フサイチジャンクを抜けなかった点は明らかにマイナス印象で,芝2400Mも合わない感。ここで雪辱を晴らすのはかなり難しいといわざるを得ないが,当レース4勝と相性抜群な上,気楽に乗れる武豊騎手はかなり不気味な存在。展開次第では末脚爆発の場面も。

抑えはドリームパスポート。穴はトーホウアラン。

今週のワンポイントアドバイス

スタミナ豊富,サクラメガワンダー


ディープインパクト1強ムードの昨年から一転,今年は大混戦模様となった。03年に誕生した8823頭の頂点に立つのはどの馬か。過去10回のレースから傾向を探ってみたい。
1番人気は9連対で,97年にメジロブライトが連を外した時も3着。馬券対象率100%と堂々の成績を残している。馬連は万馬券が1回あるが,6回は3けた配当で,残る3回も5000円以内。大穴は期待できない。
ステップは皐月賞組が10連対,京都新聞杯組3連対,NHKマイルC組と青葉賞組が2連対。連対馬の20頭中18頭が前走3着以内で,皐月賞組の2頭だけが掲示板を外して巻き返している。
距離実績は,連対馬20頭すべてが2000M以上を経験し,そのうち18頭に連対実績があった。
関東馬は3連対,関西馬が17連対。“西高東低”傾向がはっきり出て,関西馬が強い。
キャリアは4??7戦に16頭が集中。2戦以下(1連対)や9戦以上(3連対)のキャリアの馬は狙いを下げたい。

◎…前走皐月賞でサクラメガワンダーは,スタート後に不利を受けて後方に置かれ,勝負どころでは大外を回るコースロス。上がり3ハロンでレース最速のスピードで追い込んだが6着に敗れた。父が有馬記念を2連覇したようにスタミナは豊富。もともと皐月賞よりダービーが目標で,たたき3戦目で仕上がりはベスト。G1奪取のチャンスは十分にある。

○…ドリームパスポートはここ2戦でメイショウサムソンに3,2着と敗れたが,3走前のきさらぎ賞(G3)では差し切っている。レースぶりが地味で人気にならないが,G1級の能力を秘めている。

▲…アドマイヤメインは500万下から3連勝し,前走でトライアルの青葉S(G2)を制覇した。いずれも完璧な逃げ切り勝ちだった。一線級が相手で目標になる不利はあるが,同舞台を経験しているのは大きな強みだ。

△1…メイショウサムソンはきさらぎ賞(G3)でドリームパスポートに先着を許したが,その後2連勝。2冠に王手をかけた。前2回は4,6番人気の勝利で気楽にレースに臨めたが,今回は相当のプレッシャーがかかるはず。実績はナンバーワンでも,馬券は連下の筆頭に留めたい。

△2…フサイチジャンクは皐月賞3着。勝負どころから伸びを欠いたのは荒れた馬場と初のG1の厳しいペースに戸惑ったようだ。03年のセレクトセールで3億3000万円の超高値で落札された高級馬。関係者の期待は当然大きいが,予報は雨。距離に不安はないが,道悪がポイントになる。

△3…皐月賞で1番人気を裏切ってアドマイヤムーンは4着に敗れた。内を回った馬に有利な馬場で,外枠15番からのスタート。道中外々を回るコースロスと荒れた馬場に末脚を封じられた。距離と道悪は? 実績上位は間違いなく,能力でどこまで上位争いに加われるか。

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