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2006年7月9日(日)

11R
2006年7月9日(日)
福島
15:35発走

七夕賞 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エルカミーノ
1 2 タガノマイバッハ
2 3 ユキノサンロイヤル
2 4 メイショウカイドウ
3 5 エクスプロイト
3 6 コンゴウリキシオー
4 7 ダイワバンディット
4 8 グラスボンバー
5 9 カナハラドラゴン
5 10 ホオキパウェーブ
6 11 コンラッド
6 12 シャーディーナイス
7 13 アサクサキニナル
7 14 トウショウナイト
8 15 フジサイレンス
8 16 サザンツイスター

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=8 6=4 6-9 6-14 8=4
綾恵 3=8 3=11 3-9 3-10 8=11
山田 8=6 8=16 8=4 6=16 6=4 16=4
たま 11=8 11=6 11=4 11=14 11=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はコンゴウリキシオー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.8
毎日杯(G3)3着後はダートへ参戦するなど多少迷走気味だったが,今年に入ってからは芝へ戻り完全復活。ここは57.5キロのハンデを背負うことになるとはいえ,前走の金鯱賞(G2)が後続に0秒5差つける圧倒的なレースぶり。メンバー的にここは前走ほどスンナリいけそうにはないが,今の勢いを考えると引き続き先行力生きる小回りコースが舞台なら,重賞連勝の期待は十分といえよう。

対抗はグラスボンバー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.8
久々だった前々走の小倉大賞典(G3)は7着敗退も,続く前走のエプソムC(G3)は使った効果か2着好走。前走と比べると多少メンバーは骨っぽくなるものの,ここは5走前に福島記念(G3)を制し,昨年の当レースにおいても3着している相性抜群の舞台。たたき3走目でさらなる上積みも期待できるだけに,57.5キロのハンデでも好勝負へ持ち込む公算は高い。

単穴はメイショウカイドウ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.0
自身重賞4勝すべてを挙げているように,小倉でこそのイメージは確かに強いが,実力がなければ残せない実績なのも事実。福島は初参戦も,平坦小回りで,右回りというコースレイアウト。小倉コースと比較的似ているだけに,舞台への不安ないといっていいだろう。ただ,今回は5カ月ぶりで,59キロのトップハンデ。さすがに厳しい印象は拭えず単穴評価までとしたが,実力からすれば一気の浮上があってなんら驚けない。

抑えはトウショウナイト。穴はカナハラドラゴン。

今週のワンポイントアドバイス

福島で反撃,コンラッド


夏の福島競馬を締めくくる伝統のハンデ重賞。96年は中山競馬場で,00年が東京競馬場で行なわれたが,芝2000Mに変わりないため,過去10年のレースから傾向を探ってみたい。
連対馬の人気は5??3,2??7,2??16,4??1,7??8,3??4,3??4,6??1,8??9,1??8番人気の組み合わせで決まった。かつて1番人気が勝てないレースとして知られていたが,昨年ダイワレイダースが26連敗で終止符を打った。とはいえ1番人気はわずか3連対で,2,3番人気も2,3連対と不振。代わりに6番人気以下から伏兵馬が8連対し,馬連はすべて4けた配当以上。1000??2000円台4回,4000??6000円台3回,万馬券3回と荒れている。
連対馬の半数10頭が前走6着以下から巻き返し組で,前走連対していたのは5頭だけ。路線別はエプソムC組が7連対と好調で,4連対で安田記念組が続いている。
年齢別は4??8歳上馬が26,37,32,31,8頭出走して,3,6,4,7,0連対。連対率は11.5%,16.2%,12.5%,22.6%,0.0%。7歳馬が連対数,率で世代をリードしている。ただ,ここ5年に限ると,2頭が連対しただけで,8頭は5歳馬と6歳馬が占めている。
トップハンデ馬は延べ12頭が出走して,2勝2着1回。ハンデ頭は苦戦している。

◎…前走コンラッドは4コーナー最後方から直線追い上げて9着。道悪に脚を取られながらも鋭い伸びを見せた。もともとたたき良化型。昨年ラジオたんぱ賞を制覇した福島で重賞V2を達成する。

○…グラスボンバーは前走のエプソムC2着で復調をアピールした。昨年このレースで3着で,福島記念も制覇しており,コース実績は十分。たたき3戦目,馬場状態に左右されない強みもある。得意の舞台で巻き返す。

▲…前走金鯱賞で大逃げを打ったコンゴウリキシオーはそのまま逃げ切った。2走前の新潟大賞典は658.7Mの長い直線に泣いて6着に敗れたが,小回りの福島コースは歓迎。前走より0.5キロ増のハンデなら重賞連覇も夢ではない。

△1…トウショウナイトは,昨年京都記念,日経賞と連続2着し,続く天皇賞(春)で4着と,一線級相手に好走した。今年は5戦してまだ未勝利だが,底力はここでも十分通じるはず。馬場がしぶればさらにチャンスが広がる。

△2…サザンツイスターは準オープンを勝った勢いで挑戦した前走の目黒記念で4着。中団で脚をためて直線ジワジワと伸びて掲示板を確保した。瞬発力勝負ではつらいが,最終週の時計のかかる馬場なら上位争いが期待できる。

△3…メイショウカイドウは平たん小回りコースがベスト。小倉で重賞4勝を含む8勝がそれを証明している。ただ,今回は約5カ月ぶりで,59キロのトップハンデを背負う。能力は認めるが,ここは連下の押さえが妥当と見た。

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