2005年12月18日(日)
11R
2005年12月18日(日)
阪神
15:40発走
サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス GII
芝・右 1600m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳以上
オープン (混合) 牝 (特指) 別定
本賞金:5500、2200、1400、830、550万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ライラプス | |||||
2 | ラインクラフト | |||||
3 | マイネサマンサ | |||||
4 | チアフルスマイル | |||||
5 | アドマイヤグルーヴ | |||||
6 | オースミコスモ | |||||
7 | コスモヴァレンチ | |||||
8 | マルターズヒート | |||||
9 | スナークスズラン | |||||
10 | レクレドール | |||||
11 | シンコールビー |
買い目
大多 | 2=5 2=4 2-1 2-10 5=4 |
---|---|
綾恵 | 10=2 10=5 10-1 10-3 2=5 |
山田 | 2=7 2=3 2=1 7=3 7=1 3=1 |
たま | 4=2 4=1 4=5 4=10 |
予想
本命はラインクラフト。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.3
前走のマイルCS(G1)では,勝ち馬ハットトリックの鬼脚に屈して0秒2差の3着と敗戦。それでも,歴戦の強豪牡馬を相手に最後まで食い下がり上位争いを演じた点は評価したい。しかもこの後,ハットトリックが香港マイル(国際G1)を制覇したことで,さらにその価値は高まったといえそうだ。今回は牝馬限定戦である上,斤量は手ごろな56キロ。なおかつ桜花賞(G1)を制した阪神1600M戦となれば,主役の座はまず動かし難いとみて間違いなさそうだ。
対抗はアドマイヤグルーヴ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.2
近走は不甲斐ないレースぶりが続いたものの,前走のエリザベス女王杯(G1)では直線力強く伸び3着と好走し,復調気配を感じさせた。今回は一昨年の桜花賞以来となる芝マイル戦であり,決して好条件とは言い難いが,エリザベス女王杯2連覇の実績から考える限り,能力の点では本命馬ラインクラフトにもヒケを取らないはず。しかし,マイルCSで高いパフォーマンスを見せた本命馬を逆転するのはやや荷が重いとみて,ここは対抗評価に留めたい。
単穴はチアフルスマイル。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.2
未だ重賞での勝ち星こそないものの,愛知杯(G3)2着,クイーンS(G3)で3着しているように,非凡な能力を感じさせる力量馬。前走のスワンS(G2)は,苦手な湿った馬場の影響からか,直線でいつもの末脚が見られず7着に敗れた。それでも勝ち馬からは0秒3差と着順ほど悪い内容ではなかったか。今回は,近2走の骨のある牡馬相手とは違い,上位2頭を除けば実力伯仲の牝馬戦とあって,当馬の地力を考えれば浮上の余地は十分に残されているとみたい。
抑えはレクレドール。穴はライラプス。
今週のワンポイントアドバイス
初重賞Vの好機,チアフルスマイル
1600M戦で行われた過去9年,1??3番人気は2,1,4連対。上位人気はアテにならず,6番人気の伏兵馬が8連対している。馬連は9回中4回も万馬券で決着する大荒れレースとなっている。
ステップはエリザベス女王杯組が3連対,マイルチャンCS組とターコイズS組が2連対。オープン組が格上の貫禄を見せているが,準オープン組からも4頭が連に絡んでいる。年齢別は3??6歳上馬が7,9,2,0連対。3,4世代馬が好調だ。
◎…前走チアフルスマイルは0秒3差の7着。直線を向いたところで前をカットされる不利を受けたが,最後までしぶとく伸びた。短距離に良績は集中しているが,1800??2000Mの重賞で2,3,3着ならマイルは十分に射程圏。初重賞Vのチャンスだ。
○…相手はラインクラフト。桜花賞,NHKマイルCとG1を連勝した。前走のマイルチャンピオンCで3着に敗れたが,古馬相手に1馬身差なら威張れる成績だ。「桜」を制覇した舞台,得意のマイル,牝馬限定戦なら◎の強敵になる。
▲…ライラプスはここ3戦,3,5,6着。あとひと押しがきかず勝ち切れずにいるが,相手なりに走る勝負強さを持っている。1600Mで同期のラインクラフトと比べると見劣るが,混戦になれば一気に浮上する。
△1…レクレドールは夏のクイーンSで,後の天皇賞(秋)を制覇したヘヴンリーロマンスをハナ差退けている。ここ2戦は末脚不発で敗退したが,決め手はG1級。昨秋のローズSでも今年の宝塚記念馬スイープトウショウを破って優勝している。ムラはあるが能力は互角だ。
△2…アドマイヤグルーヴはこのレースを最後に引退する。マイル戦は一昨年の桜花賞3着以来だが,牝馬限定戦は,8戦して4勝(2,3着各1,2回と7着)。勝率5割と高い数字を誇っている。前走エリザベス女王杯でも直線追い込んで3着と底力は一番。軽視は禁物だ。