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2005年3月5日(土)

11R
2005年3月5日(土)
阪神
15:45発走

チューリップ賞 GIII

芝・右 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (混合) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:4000、1600、1000、600、400万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ハギノコマチ
2 2 アドマイヤメガミ
2 3 エイシンテンダー
3 4 ケイアイメルヘン
3 5 ガラディナー
4 6 コリンナ
4 7 シゲルコレデモカ
5 8 マイネマリスタ
5 9 コスモフォーチュン
6 10 オリエントチャーム
6 11 ダンツクインビー
7 12 アスピリンスノー
7 13 ディアデラノビア
8 14 エリモファイナル
8 15 ナリタシークレット

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 10=13 10=3 10-9 10-14 13=3
綾恵 13=10 13=1 13-4 13-12 10=1
山田 14=10 14=13 14=4 10=13 10=4 13=4
たま 14=10 14=13 14=1 14=2 14=3

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はオリエントチャーム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.8
前走の京都500万戦・こぶし賞で2勝目をマーク。前々走の紅梅Sではスローの上がり勝負でエリモファイナルにクビ差負けていたが,流れの締まったマイルへ延長すると,直線だけで後続を3馬身半突き放したのだから強かった。全兄のダートG1馬・ゴールドアリュール,全姉ラバヤデールはダートに高い適性を示したが,当馬は芝1200Mの新馬戦を勝ち上がっており,スピードと切れを備えた異色の存在。1週前に強く追われていたので,今週は終い重点ながらもDWで6ハロン85秒,終い11秒台を馬なりで出すなど調子は良さそう。今年は重賞実績馬が不在のために混戦模様だが,何とか勲章を手にして本番への手応えをつかみたいところ。

対抗はディアデラノビア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.36.1
マイルで行われた暮れの阪神新馬戦を快勝し,前走の京都500万戦・白梅賞も後続に2馬身差をつける勝ちっぷりを披露。その際2着に退けたエアメサイアが,次走のエルフィンSでオープン勝ちを収めており,結果的には単なる500万勝ち以上へと価値が高まった。今回は中6週での出走となるが,馬体が410キロ台と小さい方なので,間隔を開けたことは良い方に出るはず。今週はCWコースで軽めに乗られたが,1週前の段階で栗東坂路にて4ハロン50秒9,終い12秒4を叩き出しており,仕上がりは早いタイプ。すでに阪神マイルを経験済みである点は心強く,無傷の3連勝すらも狙えそうだ。

単穴はエイシンテンダー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
休養明けだった前走の中山戦・菜の花賞は,断然人気のペニーホイッスルを退けての見事オープン勝ち。新馬戦以来の4カ月ぶりということで4番人気に留まったものの,満を持して抜け出したペニーを4角最後方から差し切ったのだから,他馬とは脚色が違いすぎた印象だ。一度使って状態面のアップも見込めるし,急坂を全く苦にしていないのもポイントが高い。1200Mまでの経験しかないのは気掛かりであるが,中間もコース主体でビッシリと乗り込まれており,マイルまでならバッタリということはあるまい。重賞のタフな流れでも一角を崩せるだけのポテンシャルはあるはずだ。

抑えはエリモファイナル。穴はコスモフォーチュン。

今週のワンポイントアドバイス

能力上位エリモファイナル


上位3着までに桜花賞への優先出走権が与えられるトライアル。95年は京都で行われたが過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。
連対馬は3??2,2??1,2??3,2??5,2??1,11??2,1??3,5??1,4??1,1??3番人気の組み合わせで決着した。00年にジョーディシラオキが11番人気で逃げ切ったが,残る19頭は1??5番人気で占めている。馬連は前記00年に1万8280円と大きく荒れたが,9回は3けた配当5回を含めて2640円以内。牝馬限定戦でも波乱は起きていない。しかし,3着には1,4,1,3,5,13,11,3,2,2番人気が入線。00,01年に2けた人気馬が食い込んでおり,3連複・3連単では伏兵馬の台頭を警戒したい。
連対馬の前走は重賞9頭,オープン特別8頭,500万下1頭,新馬2頭。ステップは阪神JF(G1)組6連対,エルフィンS組5連対,紅梅S組3連対の順。連対馬20頭中17頭は芝をたたいて参戦。キャリアは2??5戦に15頭が集中している。関東馬VS関西馬は1対19。地元関西馬が関東馬を一蹴している。
◎エリモファイナルで勝負する。ディアデラノビアを物差しとすると,同馬は京都の芝1600M白梅賞を1分36秒5で快勝。その2週間後,同条件のこぶし賞をオリエントチャームが1秒7速い勝ち時計で後続ちぎった。さらに白梅賞で同馬をエリモファイナルがクビ差下している。これで当馬の能力がある程度推定できたといえよう。阪神JFは引っかかりながらも0秒5差。マイル経験済みという点も魅力。
○相手筆頭にオリエントチャーム。前走はゲートで頭を上げたところでスタートを切られたが,慌てず後方待機。道中折り合い直線で追い出すと後続に3馬身半差つけて快勝した。前々走出遅れた紅梅賞で本命馬とはクビ差。発馬互角なら重賞初制覇のチャンスはある。
▲ディアデラノビアは,新馬,500万下特別を連勝中。いずれも後方からの競馬で,初戦はラスト1ハロン11秒8で,2戦目が11秒4で追い上げた。直線勝負に懸けたとはいえ素晴らしい瞬発力を発揮した。勝ちタイムは目立たないが,相手なりに走れる器用さと勝負根性を秘めている。
△ハギノコマチはデビュー戦で2着に2馬身半差つけて快勝。勢いに乗って挑戦した阪神JFで0秒2差4着に健闘した。スタートで後手を踏む大きな不利がありながらも大崩れせず,素質の高さをアピールした。3カ月ぶりとなるが,能力的にはここでも十分戦える。
△休養を挟んで2戦2勝のエイシンテンダー。新馬は好位から差し切り,前走は一転4コーナー最後方から直線豪快に追い込んだ。今回は距離2ハロン延長となる初の1600Mで折り合いが気になるが,直線勝負の形に持ち込めれば上位争いに浮上する。
△アドマイヤメガミはエルフィンSで出遅れ,流れもスローで4着に敗れた。前走は強敵相手で,展開も向かずに力を出し切れなかったが,札幌のデビュー戦で後方待機から直線で2着を5馬身ちぎった。展開がはまれば大駆けが期待できる。

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