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2005年1月10日(月)

11R
2005年1月10日(月)
京都
15:45発走

日刊スポーツ賞シンザン記念 GIII

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (混合)(特指) 別定 本賞金:4000、1600、1000、600、400万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ビッグタイガー
2 2 ペールギュント
3 3 エレスサール
4 4 マイネルハーティー
4 5 マルカジーク
5 6 ドリームゲッター
5 7 ヒカルバローロ
6 8 デポジットブック
6 9 ディープサマー
7 10 ライラプス
7 11 シルクネクサス
8 12 タガノデンジャラス
8 13 イヤダイヤダ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=10 2=5 2-9 2-12 10=5
綾恵 9=2 9=12 9-11 9-13 2=12
山田 2=7 2=12 2=6 7=12 7=6 12=6
たま 10=9 10=2 10=3 10=4 10=7

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はペールギュント。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.8
大一番の朝日杯FS(G1)であったが,直線の追い上げ及ばず0秒4差の3着まで。レコード勝ちしたマイネルレコルトには完敗だったものの,直線最後方から見せた非凡な伸び脚にはやはり高い評価が必要。その類い希な瞬発力からも,直線の長いコース向きなのは明らかで,今回の京都外回りへのコース替わりは歓迎材料。実際に前々走のデイリー杯2歳S(G2)では,直線大外から目の覚める豪脚を見せつけており,今回は相手関係も近2走よりは楽な印象。武豊騎手への乗り替わりも悪くなく,一頭だけ57キロの重い斤量でも中心視して良かろう。

対抗はライラプス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.5
前走の阪神JF(G1)では,外目の17番枠発走も響いたのか0秒4差の7着がやっと。2角で外に振られる不利もあったが,近2走の控える競馬で結果が出ていない辺り,現状はスピードを生かして速い流れを押し切る形がベストの様である。それを実践しているのが前々走デイリー杯2歳Sで,道中2番手から本命馬に1馬身差の2着と食い下がっており,ゴール寸前までは勝ったかに見えたほど。今回と同じコース設定で実績を残しているのは大きな強みであり,スムーズな競馬さえできれば,母フサイチエアデールと母子同一重賞制覇の可能性も。

単穴はマルカジーク。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.1
未勝利,500万と連勝して臨んだ朝日杯FSは,大外枠での出遅れが致命傷となってしまい0秒7差の9着。レコード決着の厳しい流れだったこともあり,重賞初挑戦の若駒にとって敷居が高かったのは否めない。とはいえ,直線大外を回しながら見せた末脚は上位馬と比較しても遜色なく,今後に期待を抱かせるものだった。走り慣れた京都コースは(2・1・0・0)と好成績で,広い馬場に替わるのもプラス材料。本命馬を負かせるだけのモノは未だ示していないが,連下候補としてならば前走敗退で人気の落ちそうな今回が狙い目とみた。

抑えはディープサマー。穴はタガノデンジャラス。

今週のワンポイントアドバイス

母娘制覇・ライラプス


過去10年,連対馬は2??3,1??3,1??4,5??1,2??9,1??9,14??7,1??4,1??2,1??2番人気の組み合わせで決着した。1番人気は6勝,2着1回と安定感では抜けている。馬連は人気薄のダービーレグノが優勝した01年に3万2230円馬券が飛び出し,99年に8590円と荒れたが,残る8回は3けた配当6回と1000??2000円台2回。時として波乱を起こしているが,全体としては平穏に収まっている。
ステップは朝日杯フューチュリティS(G1)組3連対,さざんかS組が2連対している一方で,01,02年は前走未勝利勝ち馬が制している。路線別や格は気にする材料ではない。キャリアは1戦で連対したのは1頭で,6勝以上で優勝した馬も1頭。連対馬75%は2??5戦の範囲に収まっている。牡馬は129頭で15連対,牝馬が11頭で5連対。牡馬が連対数でリードしているが,連対率は牝馬45.4%,牡馬11.6%。牝馬が牝馬を圧倒している。決め手は,逃げ2頭,先行7頭,差し7頭,追い込み4頭。外回りコースだけに後方待機組がやや有利になっている。
◎ライラプスが巻き返す。新馬を楽勝し,キャリア1戦で挑戦したデイリー杯2歳S(G2)で1馬身差2着。外から詰めたペールギュントに差されたが,並々ならぬ勝負根性を見せた。ただ1頭の牝馬だが,牝馬有利のデータの後押しは心強い。
○ディープサマーはたたき2戦目で臨んだ前走の朝日杯FSで6着。外枠不利の中山マイルの15番枠で0秒5差なら悲観する材料ではない。前々走の京都2歳Sは久々,一気に4ハロン距離延長で上がり33秒台をマークしている。末脚勝負には自信を持っている。
▲ペールギュントはここ2戦で2,3着に敗れているが,敗因ははっきりしている。東京スポーツ杯2歳S(G3)は包まれて動けないシーンがあり,朝日杯FSは逃げたストーミーカフェが2着に粘る先行有利の流れだった。京都外回りコースはデイリー杯2歳Sを制覇した舞台。末脚不発は考えられない。
△マイネルハーティーは朝日杯FSで4コーナー最後方から追い上げて0秒4差4着。追い込み馬に不利な流れで3着ペールギュントとはクビ差だった。前走長くいい脚を使ったように,前の止まる展開なら一気に首位戦線に浮上する。
△ヒカルバローロにも警戒が必要だ。ダート1200Mの前走でスタートでもたついたものの強引にハナを奪い,直線に入っても速力が衰えず,後続を6馬身離して圧勝した。過去10年,ダートをステップに連対したのは1頭だけだが,12頭の関西馬のなかに関東からただ1頭殴り込みをかけた。長距離輸送を承知の西下だけに連下には押さえたい。
△穴を出せばエレスサール。前走は先行3頭を前に見ながらレースを進め,直線アッサリと抜け出した。センスある競馬で,追ってからも力強い伸びを見せた。未勝利勝ちからの挑戦だが,展開さえ向けば大駆けが期待できる。

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