2005年4月24日(日)
11R
2005年4月24日(日)
東京
15:35発走
サンケイスポーツ賞フローラステークス GII
芝・左 2000m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳
オープン (混合) 牝 (指定) 馬齢
本賞金:5200、2100、1300、780、520万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ウェディングヒミコ | |||||
2 | メジロトンキニーズ | |||||
3 | レースパイロット | |||||
4 | セリーナトロフィー | |||||
5 | ビコーグレイス | |||||
6 | アルフォンシーヌ | |||||
7 | ピサノグラフ | |||||
8 | イエローパピヨン | |||||
9 | スズカローラン | |||||
10 | シールビーバック | |||||
11 | クインオブクイン | |||||
12 | ヤマニンアリエル | |||||
13 | パーフェクトマッチ | |||||
14 | アスピリンスノー | |||||
15 | ディアデラノビア |
買い目
大多 | 3=7 3=13 3-4 3-15 7=13 |
---|---|
綾恵 | 15=3 15=8 15-13 15-14 3=8 |
山田 | 3=4 3=8 3=1 4=8 4=1 8=1 |
たま | 8=13 8=3 8=1 8=7 8=15 |
予想
本命はレースパイロット。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.01.2
前走の中山500万戦・ミモザ賞を人気に応えて勝利。2カ月ぶりのためか発馬で遅れたり,道中の反応が鈍かったりで,一旦は伏兵イエローパピヨンに前へ出られてしまったが,最後の追い比べを制してクビ差ながらも先着を果たした。前々走のエルフィンSを3着敗退してしまったことで桜花賞は断念,オークスへの仕切り直しだった一戦を無事に通過できたのは何よりだ。父がサンデーサイレンス,昨年のNHKマイルCとダービーのG1・2戦を制したキングカメハメハの半妹であり,早くから期待されていた良血馬。未だ完成途上の感は大きいものの,パンとしてくれば大きいところを狙えそうな素地はある。今回は中2週での出走となるが,1週前には栗東芝コースで6ハロンの長めで追われていたし,今週の追い切りも坂路で4ハロン55秒7,終い12秒4とまずまず。今年の桜花賞の出走状況からも,オークスへの出走は賞金800万では心許ないので,ここで何とか権利を確定しておきたいところ。
対抗はピサノグラフ。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
休養明けとなった3月末の中山未勝利戦を快勝すると,連闘で挑んだ500万戦も危なげない勝利。昨秋の府中マイルでのデビュー戦をアタマ差2着に惜敗,続く未勝利2戦も連続2着(ともにクビ差)と惜しい結果を重ねていたが,ひと息入れたことで上手く成長を促せた様である。母は93年のマイルCS(G1)優勝馬シンコウラブリイ,半兄にはロードクロノス,現役のトレジャーと重賞戦で活躍した馬も多数輩出している名門一家。今週の追い切りでは美浦南Wコースにて5ハロン67秒,終い13秒台を馬なりで出しており,時計自体は平凡であるものの,中2週の割には坂路とコースで本数を追ってあり,運動量は足りているはず。前記の兄2頭は2000M以上でも結果を残したが,父がサンデーサイレンスに替わった当馬は距離延長に対応できるかがカギになりそうだ。
単穴はパーフェクトマッチ。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走のクイーンC(G3)はライラプスに0秒5差の4着に敗退。直線では上位馬ほど終いの切れが冴えかったが,降雨の重馬場だったこともあり,この1戦だけで底を見せたとは言えまい。新馬勝ちだけの1勝馬ながらも,オープンのコスモス賞,ジュニアCで2度の連対実績があり,今回のメンバーとなら遜色はなさそう。母は旧900万戦などダート4勝の実績を残したが,母系にリアルシャダイ,ノーザンテーストなどスタミナに富んだ血脈が入っており,忙しいマイル戦よりは,ゆったりと行ける2000M辺りが合っているかも。ここは2カ月の休養明けがどうかだが,帰厩してからはコース主体の調整で動き自体は悪くない。ペースの緩急を問わず折り合いが付く上,好位からレースを進められる利点があり,人気の遠征勢の一角を崩せる可能性も。
抑えはディアデラノビア。穴はセリーナトロフィー。
今週のワンポイントアドバイス
府中で反撃,イエローパピヨン
過去5年,連対馬は9??5,5??1,9??3,14??3,5??3番人気の組み合わせで決まった。馬連は1万6250円,1940円,6070円,8万1720円,2930円。1番人気の勝利はなく,2番人気も不振で,一筋縄では収まらない傾向を見せている。ステップはミモザ賞組3連対,フラワーC(G3)組と忘れな草賞組2連対となっている。キャリアは3??6戦馬が2,3,1,2連対と,8,11戦馬がそれぞれ1連対。関東馬VS関西馬は49頭と32頭で争い,6対4。関東馬が頭数でリードしているが,率は互角。
◎…前走イエローパピヨンは直線大外から追い込んでいったん先頭に立ったが,レースパイロットにクビだけ差されて2着。勝ち馬とは4コーナーの内と外のコース取りの差が出た。末脚の生かせる東京コースで改めて狙い撃ちする。
○…パーフェクトマッチは新馬で皐月賞(G1)2着馬シックスセンスをクビ差退けた。クイーンC(G3)は道悪に末脚を封じられ伸び切れなかったが,正月競馬の牡馬混合ジュニアCで2着に健闘した。ひと息入ったが,鉄砲で2着実績のある馬。重賞初制覇のチャンスも十分ある。
▲…レースパイロットはキングカメハメハの妹。デビュー前から脚光を浴びていた評判馬が,前走ミモザ賞で2勝目を挙げた。長くいい脚を使えるタイプだけに東京コースは大歓迎。上位2頭をまとめて破れる能力を秘めている。
△…ディアデラノビアは桜花賞トライアル・フィリーズレビュー(G2)4着。桜花賞への出走はならなかったが,勝ったラインクラフトとはわずか0秒1差だった。新馬を快勝して,続く白梅賞でエアメサイアを2馬身完封した。世代トップ能力を秘めている素質馬,連闘の疲れが出なければ上位争いに浮上する。
△…目下2連勝中のピサノグラフも超良血馬。2着3回とこれまで5戦して一度も連を外していない堅実派。東京コースを3走している経験も強み。初の2000Mで折り合いを欠かなければ怖い存在になる。
△…ウェディングヒミコは中山の2200Mで未勝利を勝ち,2000Mで現オープンのニューヨークカフェとハナ差の接戦を演じた。前走フラワーCは折り合いを欠いて11着に敗れ3番人気を裏切ったが,豊富な距離経験を生かせれば上位進出も十分ある。