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2004年3月14日(日)

11R
2004年3月14日(日)
中山
15:35発走

夕刊フジ賞クリスタルカップ GIII

芝・右・外 1200m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (混合)(指定) 別定 本賞金:4000、1600、1000、600、400万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ケージーアジュデ
2 2 タイキバカラ
3 3 ウェディングバレー
4 4 テイエムボッケモン
4 5 ルタンティール
5 6 ビッグファルコン
5 7 ナカヤマバスター
6 8 タイセイブレーヴ
6 9 シルヴァーゼット
7 10 ハリーズコメット
7 11 ハートランドカフェ
8 12 ヒョウタンジマ
8 13 ナムラビッグタイム

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=2 13=3 13-6 13-8 2=3
綾恵 13=9 13=8 13-2 13-7 9=8
山田 8=12 8=3 8=2 12=3 12=2 3=2
たま 3=8 3=2 3-5 3-10 3-13 8=2

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はナムラビッグタイム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.09.0
前走,もみじSは出遅れてハナに行けなかったものの,3番手好位からの抜け出しで快勝。他馬より2キロ以上重い57キロを背負って後続に2馬身半差を付けたのだから,完勝と言える内容であろう。昨年は7戦4勝,2着2回の好成績を残しており,その中で3度のオープン勝ちを収めている。唯一,連対を外したのは,他馬にぶつけられて折り合いを欠いてしまった函館2歳S(G3)の5着のみで,このキャリアと安定ぶりは素直に信頼すべきだろう。ここは4カ月の休養明けとなるが,中間は順調に乗り込まれており,今週の追い切りでも美浦南Wコースで5ハロン64秒台を計時するなど,動きは良好。昨秋に使い込まれていたことを考えれば,蓄積疲労がとれたことのメリットの方が大きい感じ。2度目の重賞挑戦,今度は結果を出したいところだ。

対抗はタイキバカラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ダート1400M戦で行われた前走の府中500万戦では,二の脚を使ってハナを奪うと,そのまま先頭を譲らず押し切り勝ち。脚抜きの良い不良馬場だったこともあるが,2歳レコードタイムを更新しており,メンバーのレベルが高かったことを裏付けるように,2馬身半差に退けた2着のカフェオリンポスは,その後にオープンのヒヤシンスSを快勝している。父・サザンヘイローの産駒はほとんどがダート向きとあって,当馬も同様である可能性は高いが,ユノピエロのように芝で走るタイプも稀におり,新馬戦を府中の芝1400M戦で勝ち上がっただけに,芝の上級で走れるスピードもありそう。幾分か人気先行の感もあるが,軽くは扱えない存在だ。

単穴はウェディングバレー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.08.9
今年の始動戦となった前走,菜の花賞ではクビ差の2着に惜敗したが,斤量が他馬より1キロ重かったうえ,断然の人気も背負っていたため,マークが厳しかったのも確か。この着差なら負けて強しといえるし,勝ったクリスタルヴィオレは,次走のクイーンC(G3)で2着と健闘しており,当馬の評価も引き上げた。メンバー中,唯一の牝馬だが,520キロ台の馬体は牡馬にも見劣りはなく,中山での出走経験あるのは当馬とハリーズコメットのみ。そのうえ,中山1200M戦で3戦2勝,2着1回と結果を出しているのだから,慣れが見込めるだけに都合がいい。マイナスとなるようなポイントは少なく,あとは実際に強豪と対戦してどうかだろうが,それなりに楽しみはある。

抑えはタイセイブレーヴ。穴はビッグファルコン。

今週のワンポイントアドバイス

初重賞に王手,ウェディングバレー


過去10年,1??4,2??4,7??4,6??1,1??2,2??1,3??2,13??9,2??12,1??13番人気の組み合わせで1,2着した。前半は比較的平穏に収まっていたが,ここ3年は2けた人気馬が連続で連対。馬連はすべて万馬券決着となっている。波乱の片棒を担いだ3頭は,いずれもダートをステップに参戦。穴狙いなら前走ダート組ということになる。
連対馬の前走は重賞8頭,オープン6頭,500万条件6頭。そこでの成績は重賞組なら着順を問わないが,オープン組と500万条件組なら前哨戦で1,2着していることが望ましい。路線別は5連対のアーリントンC(G3)組に注目したい。
牡馬121頭と牝馬30頭で争い15対5。連対数で牡馬がリードしているが,率で牝馬が逆転している。3歳短距離戦は外国産馬が強い傾向にあるが,このレースも優勝馬10頭中9頭が外国産馬。1??3着独占も7回あり,外国産馬の天下になっている。
外国産馬ウェディングバレーで勝負する。菜の花賞は1番人気を裏切ってクビ差2着。出遅れて前半に脚を使った分,ゴール前の差し切りを許した。中山1200Mはダートを含め4戦3勝,2着1回と得意。先手を取って行き切る競馬になれば,牡馬相手でも初重賞Vのチャンスだ。
相手にタイセイブレーヴを抜擢する。前走はハナを奪って軽快に逃げたが,直線差されて0秒3差2着。58キロを背負って2馬身差なら上々の粘りだった。1ハロンの距離短縮は好材料。スピード勝負は臨むところだけに,芝替わりも大歓迎だ。
3カ月ぶりとなるタイキバカラ。芝でデビュー戦を快勝し,前走ダート1400Mをレコードで制した。出走間隔は開いたが,潜在能力は相当高そう。好位で折り合うレースができれば,無傷のV3で重賞奪取も可能だ。
ナムラビッグタイムは1200Mで5戦3勝。福島のオープンをレコードで逃げ切り,前走京都では好位で折り合い直線鮮やかに差し切った。スプリンターの資質は十分。4カ月ぶりの実戦に戸惑いが出なければ,首位戦線に食い込んでも不思議はない。
ハリーズコメットはダートの500万条件を前走勝ち上がった。平場からいきなりG3で格下に見えるが,昨夏にオープンの芝1200Mで連続2着した実績がある。人気はないが,連下には抑えておきたい。
穴を出せばルタンティールか。前走は好位の内から追走,直線で前が開くとあっさりと抜け出した。勝ち時計は目立たないが,好センスの競馬を見せた。混戦になれば出番はある。

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