2004年3月13日(土)
11R
2004年3月13日(土)
中山
15:40発走
ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス GIII
芝・右 1800m
天気:
馬場:
良
サラ系4歳以上
オープン (混合) 牝 [指定] ハンデ
本賞金:4200、1700、1100、630、420万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マイネアイル | |||||
2 | ローズバド | |||||
3 | チューニー | |||||
4 | オースミコスモ | |||||
5 | トーセンリリー | |||||
6 | チアズメッセージ | |||||
7 | エリモピクシー | |||||
8 | ピースオブワールド | |||||
9 | チャペルコンサート | |||||
10 | スマイルトゥモロー | |||||
11 | フラワーチャンプ | |||||
12 | シーディザーブス | |||||
13 | シルクサンライズ | |||||
14 | メジロサンドラ | |||||
15 | ハッピーパス | |||||
16 | メイショウバトラー |
買い目
大多 | 8=1 8=2 8-6 8-16 1=2 |
---|---|
綾恵 | 8=1 8=6 8-14 8-15 1=6 |
山田 | 2=16 2=1 2=4 16=1 16=4 1=4 |
たま | 15=8 15=16 15-2 15-4 15-6 8=16 |
予想
本命はピースオブワールド。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年9月のローズS(G2)で復帰してから,4,4,3,6着。一気の4連勝で阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)制覇の実績からすれば不満が残る近走成績だ。しかし,体調が万全でないにも関わらず,いずれのレースも0秒5差以内でこなしているだけに,能力の高さは疑いようがなく,評価を下げる必要もないだろう。カイ食いが戻り,馬体が安定してきて調子の上昇が著しい今ならば好勝負は必至か。今回の距離は経験こそないものの,芝2000Mの秋華賞(G1)で3冠馬スティルインラブとわずか0秒2差ならば,問題なくこなせるはず。G1馬ながら54キロとハンデに恵まれた今回,2歳女王復権の期待大だ。
対抗はマイネアイル。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.49.0
当馬がペースを作った前走の京都牝馬S(G3)では最後チアズメッセージに差されたが,逃げ粘って2着を確保。今回は逃げ・先行勢多数でハナに立つことはできないと予想されるが,4走前のターコイズSで3番手からレースを進めて0秒1差3着に入るなど渋太い面も見せているだけに,ハイペースでも問題はない。ハンデ54キロは出走メンバーを見渡すと見込まれた感はあるが,前走55キロを背負って好走してるだけに,再度勝ち負けの期待は十分なはず。中山コースは1・1・1・1と好相性の舞台。中間の動きも元気一杯でデキ落ちがみられないだけに,展開さえ向けば逆転の可能性までも。
単穴はローズバド。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.5
前走の京都金杯(G3)は最後よく追い込んだものの8着まで。だが,14着までが1秒差以内で,勝ったマイソールサウンドとはわずか0秒5差と混戦だったことを考慮すれば十分に評価できる内容だった。ハンデ56キロも前3走の府中牝馬S(G3)で2着と好走しているだけに,問題としないはず。ポン駆け実績も多数あるだけに,いきなりでも地力は出し切れるだろう。同設定での良績こそないが,牝馬限定戦でハイペース必至ならばまだまだ衰えを知らない6歳馬なだけに,浮上してきても驚けない。
抑えはメイショウバトラー。穴はチアズメッセージ。
今週のワンポイントアドバイス
ハッピーパスが引退に花添える
過去10年,連対馬は4??7,4??1,11??2,4??6,3??2,9??1,5??4,4??8,1??3,3??14番人気の組み合わせで決まった。1??3番人気は3,2,3連対と上位人気は不振。代わりに6番人気以下から6頭が連対している。
馬連は万馬券2回を含む5000円以上が5回。牝馬限定戦らしく波乱傾向を示している。
連対馬の前走は,連対20頭中18頭まで重賞。ステップは3勝,2着4回の京都牝馬S(G3)組がトップで,3着にも3回食い込む活躍を見せている。
年齢別は4??7歳上馬が61,47,23,5頭出走して,それぞれ7,10,3,0連対。7歳以上の連対はなく,5歳馬が連対数,率で他世代をリードしている。
トップハンデ馬は延べ14頭出走して,4,8,2,9,4,11,3,2,5,7,4,2,1,6着。11頭が3番人気以内に支持されていたが,1勝,2着3回。ハンデ頭はアテにできない。
ハッピーパスが引退に花を添える。前走の中山記念(G2)は8着に敗れたが,牡馬の強敵相手だったG2戦のレコード決着なら悲観することはない。暮れの阪神牝馬S(G2)でファインモーションのクビ差2着,京都牝馬Sは57キロを背負って半馬身+1馬身差3着。牝馬G3戦なら能力上位は明らかだ。
相手は復権をかけるピースオブワールド。暮れの阪神牝馬Sでファインモーション,ハッピーパスに次ぐ3着。1番人気の京都牝馬Sは6着と敗れたが,直線荒れたインコースを走ったのが末脚を鈍らせたか。無傷の4連勝で阪神ジュベナイルF(G1)を制した大器。力を出し切れば女王復活は間違いない。
逃げて準オープンと小倉大賞典(G3)を連勝したメイショウバトラー。前走51キロから53キロに重量が増えて,メンバー強化でマークも厳しくなるだろうが,先手を取ってマイペースで行けば,そう簡単には止まらない。
チアズメッセージは前走好位で脚をため,直線馬群をさばいてゴール前できっちりと差し切った。暮れから2連勝中で今季は絶好調。自在の脚をうまく使えれば,上位争いに食い込む能力を備えている。
ローズバドは,前走の京都金杯(G3)で牡馬相手に苦戦したが,エリザベス女王杯(G1)で後方から追い上げたように,末脚の確かさは証明済み。先行争いの激しい流れで直線勝負になれば,55.5キロでも差し切るシーンは十分ある。
大駆けがあればオースミコスモか。前走の小倉大賞典は,後方追い込み馬が前走好位につける競馬で2着を確保した。1800Mは6戦2勝,2着1回と得意の距離。今回,コース熟知している蛯名に手替わりする魅力も大きい。