2004年1月18日(日)
11R
2004年1月18日(日)
中山
15:35発走
京成杯 GIII
芝・右 2000m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳
オープン (混合)(特指) 別定
本賞金:4000、1600、1000、600、400万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | グランドブルー | |||||
2 | マイネルベルーフ | |||||
3 | ニチリンコトブキ | |||||
4 | キングカメハメハ | |||||
5 | ビッグクラウン | |||||
6 | マイネルマクロス | |||||
7 | スズカマンボ | |||||
8 | コスモターゲット | |||||
9 | フォーカルポイント | |||||
10 | ボブビースト |
買い目
大多 | 4=9 4=7 4-5 4-6 9=7 |
---|---|
綾恵 | 6=9 6=7 6-4 6-10 9=7 |
山田 | 4=6 4=9 4=5 6=9 6=5 9=5 |
たま | 9=4 9=6 9-2 9-7 4=6 |
予想
本命はキングカメハメハ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.6
父・キングマンボの持ち込み馬だが,兄にサンタアニタダービー(米・G1)を勝ったザデピュティがおり,血統背景は抜群の良血。当然,デビュー前から評判は高かったが,ここまで新馬,500万と無傷で連勝し期待に応えている。前走エリカ賞において,直線で追われてからの伸びは他馬を圧倒しており,ゴール前で計ったように差し切った内容が光る。気性も良く,スローペースに掛かることもなかっただけに,ペースを問わないのもこの時期の3歳馬には大きな武器だ。前走時,目一杯には仕上がっていなかったため,これからの成長と上昇の余地も大きい。ステップとして近年の当競争での連対実績が多い阪神2000M戦を使ってきたのも好印象。鞍上が武豊騎手から交代になるが,今季大活躍中であるバルジュー騎手なら不安も少ない。ここはクラシックに向けて,万全のスタートを切りたいところだ。
対抗はフォーカルポイント。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走,朝日杯FS(G1)では出遅れが響いて4着に敗れたものの,上位は先行勢で占められており,後方からの競馬で掲示板確保したのは当馬だけ。最内突いての果敢な追い上げで,勝ち馬と0秒3まで着差を縮めたのだから,むしろ高い評価が必要だろう。前々走の東京スポーツ杯2歳(G3)2着時も,アドマイヤビッグとの追い比べで終い3ハロン34秒近い切れ味を見せており,末脚の威力は侮りがたいものがある。今回は2ハロンの延長となるが,3,2走前の東京戦で1800Mを余裕で克服しているだけに,あと1ハロンなら大丈夫のはず。展開としてマイネルマクロスがハイペースに持ち込むようだとやっかいだが,上がり勝負の流れなら本命馬を脅かすことも十分可能とみた。
単穴はスズカマンボ。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走,朝日杯FSでは13着に大敗しているが,外枠不利な中山マイルでの大外枠発走,先行有利の展開で,外々を回らされるロスもあり,全く競馬をさせてもらえなかったのも確か。前々走の萩Sでは,京都1800Mの2歳レコードを叩き出して,圧倒的なパフォーマンスを披露していただけに,前走だけで見限るには早かろう。忙しいマイルから追走が楽になる分,距離延長は好材料だし,当競争と相性の良い蛯名騎手への手替わりもプラス。対抗馬の様なスパッと切れる脚ではないが,スピードに乗っての持続力があるだけに,流れ一つで再浮上の場面も。
抑えはマイネルマクロス。穴はビッグクラウン。
今週のワンポイントアドバイス
重賞級の破壊力,フォーカルポイント
99年に距離が1600Mから2000Mに延長された。過去5年(02年は東京競馬場),連対馬は1??4,2??9,3??2,2??1,4??2番人気の組み合わせで決まった。00年に馬連5410円と荒れたが,この年を除くと4回は1000円台以内。人気馬の活躍で堅く収まっている。ただ,3着には3,3,8,8,8番人気が入線。穴党には3連複をお勧めしたい。
連対馬の前走は重賞組3連対,500万条件組3連対,新馬と未勝利勝ちが4連対。そこでの成績は重賞組が3,5,3着,それ以外は1,2着だった。重賞以外からの参戦馬は,前哨戦で連に絡んでいることが連対への条件となっている。路線別はラジオたんぱ賞3歳(現2歳)S組とエリカ賞組が2連対で並んでいる。
フォーカルポイントの巻き返しにかける。朝日杯FS(G1)はスタート直後につまずく不利。最後方からの競馬になったが,直線メンバー中最速の34秒台の上がりで4着に迫った。デビュー戦で上がり33秒台。2戦目の東京スポーツ杯2歳S(G3)が34秒と,いずれも強烈な末脚を見せつけた。重賞級の破壊力を備えている。
相手に2戦2勝のキングカメハメハ。2戦とも中団に付け,直線鮮やかに差し切った。勝ち時計は目立たないが,大物感漂うレースぶり。潜在能力の高さで3連勝してもおかしくない。
単騎先行の見込めるマイネルマクロス。ここ2戦は先手を奪えなかったが2,3着に健闘した。前走も1着馬とはクビ,クビ差なら勝ちに等しい内容だ。1600M以上では複勝率100%。距離2000Mも合う。
スズカマンボは朝日杯FS13着。外枠不利の中山1600Mの大外16番枠。前走大敗に同情の余地もあるが,2ケタ着順はやはり負けすぎ。ただ,前々走の萩Sで直線口向きの悪さを見せながらもレコードV。連下の抑えには必要か。
穴を出せばマイネルベルーフか。デビュー戦の勝ちタイムは地味。スピード勝負では厳しいが,毎日杯(G3)優勝を含むオープンで3勝したテイエムトップダンの半弟と血筋はしっかりしている。良馬場では出番がないが,時計が掛かれば,上位争いに加われる。