2004年1月10日(土)
10R
2004年1月10日(土)
中山
14:45発走
中山大障害 J・GI
障害・芝 4100m
天気:
馬場:
良
サラ系障害4歳以上
オープン (混合) 定量
本賞金:8000、3200、2000、1200、800万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | メジロライデン | |||||
2 | チアズシャイニング | |||||
3 | ユウフヨウホウ | |||||
4 | オニタイジ | |||||
5 | メイショウミツクニ | |||||
6 | メジロアトラス | |||||
7 | メルシータカオー | |||||
8 | トーセンメイザン | |||||
9 | ブランディス | |||||
10 | テイエムハヤカゼ | |||||
11 | ウインマーベラス | |||||
12 | ミヤノシャダイ | |||||
13 | ビッグテースト |
買い目
大多 | 13=11 13=1 13-3 13-9 11=1 |
---|---|
綾恵 | 13=9 13=7 13-4 13-11 9=7 |
山田 | 13=11 13=7 13=1 11=7 11=1 7=1 |
たま | 7=9 7=13 7-1 7-8 7-11 9=13 |
予想
本命はビッグテースト。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の最優秀障害馬の栄冠を手にした当馬に,新たな勲章が加わるとみる。復帰戦の前走,イルミネーションJSは未だ良化途上の感もあったが,終わってみれば2馬身半離されながらも2着を確保。春の中山グランドJ(J・G1)優勝馬だけに,63キロを背負っていても,オープン特別では地力が違ったか。前走後は目論み通りの上昇を見せていただけに,降雪による開催中止は痛かったが,年明けの調教からは大きな影響は無さそうだ。前回の覇者である強敵ギルデッドエージが休養中の今回,当馬を阻止できそうな相手は,対抗馬くらいしか見当たらない。ここは勝ち方までを問われる一戦となるはずだ。
対抗はウインマーベラス。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年3月に障害入りしてからは,ジャンプ重賞4つを含む8戦6勝の好成績。昨年の1年間,障害を盛り上げた功労者であることに異論はなく,あとはG1優勝の勲章を残すのみである。1週前の追い切りでは,栗東坂路で4ハロン51秒4の好時計を出しており,当馬は延期がプラスに出た感。期待は高まる一方だ。ただし,今回はこれまでとは違い,障害の難しさでは群を抜く中山が舞台。過去にも深いバンケット,大生垣,4000M超の長丁場の前に敗れ去った馬が多いだけに,さすがに未経験では強くは推しづらい。もちろん,当馬の飛越センス,平地力には侮れないものがあるだけに,最後の直線で逆転への希望は残しておきたい。
単穴はメジロライデン。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走イルミネーションJSでは,早め先頭の積極策で本命馬を破る金星。本命,対抗馬には実績で見劣るものの,一昨年の京都ハイJ(J・G2)優勝の経験もあり,昨春の中山グランドJで5着に完走するなど,中山の長丁場でも信頼に足る存在だ。降雨の中で行われた前回は,飛越後の着地時に脚を滑らせてしまい,競走中止の憂き目にあったが,今回は良馬場が見込めるだけに,その心配もなさそう。前回の当レースで,人気薄のメイショウワカシオを2着に導いた嘉堂騎手が,再び手綱を取るとなれば,一発の期待までも十分。
抑えはブランディス。穴はユウフヨウホウ。
今週のワンポイントアドバイス
コース2度目でメルシータカオーV
昨年12月27日(土)に行われるはずだったが,降雪で仕切り直しとなったジャンプG1。重賞競争が年越しとなったのは史上初めて。ここではG1昇格後に行われた,過去4年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。
連対馬は4??3,5??1,10??1,1??10番人気の組み合わせで決まった。馬連は1840円,890円,6610円,1万8300円。1番人気が連に絡むと相手が人気薄という難解な一戦で,馬連は波乱模様を見せている。
ステップは,3年連続連対中のイルミネーションJS組が有力となっている。連対馬の前走は,8頭中7頭までが3着以内。前哨戦で馬券対象になっていることが連対への条件となる。年齢別は4??8歳馬が1,3,1,1,2連対。5歳馬(明け6歳馬)が世代をリードしているが,高齢馬の食い込みにも注意を払いたい。
メルシータカオーは,前走初めてのバンケットに戸惑うこともなく好位に付け,直線鋭い脚を使って3着した。2走前には4コーナーで前が詰まる不利を受けながらレコードで快勝しており,直線芝なら確実に追い込んでいる。コース2度目でVチャンスだ。
ブランディスは,中山で6戦4勝とバンケットコースを得意にしている。昨年の春から秋にかけ,オープンで10馬身,4馬身,4馬身差と2着以下を寄せ付けない強い競馬で3連勝した。ここは秋陽ジャンプS以来となるが,もともと間隔が開いてもいいタイプ。前走は初の東京戦で3着と敗れたが,中山なら巻き返しが期待できる。
7カ月半ぶりの復帰戦で2着と地力を見せたビッグテースト。落馬のあおりで自身も落馬寸前の不利を受けながら,連を確保したのは地力の証し。2003年の最優秀障害馬で,春の中山グランドJ(J・G1)を制覇した実績上位馬。久々で激走した反動がでなければ,V争いは必至だ。
ウインマーベラスは入障後,8戦して6勝,2・3着各1回。障害戦では抜群の安定度を誇っている。すでに重賞も4勝し,能力は全く互角。中山コースが初めてで評価を抑えに留めたが,あっさり勝たれても驚けない力量を備えている。
勢いではメジロライデンも負けていない。このレースと相性の良いイルミネーションJSを叩き3戦目で快勝,ここに出走してきた大半を前走で破っている。上位勢に人気で一歩譲っているが,能力差はなく,デキも今がピークだ。
穴を出せばトーセンメイザンか。前走6着と敗退したが,使いつつ着差は詰まってきている。追い込み脚質で,展開に左右される弱点はあるものの,スタミナ勝負の長距離戦は大歓迎で,道悪も得意にしている。4100M戦で先行勢が息切れする流れになれば,大駆けも十分ある。