ファンが選ぶ!PL学園「歴代最強チーム」&「好きなOB」

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スポーツナビでファン投票を実施した PL学園「歴代最強チーム」企画。ファンの方にPL学園で歴代最強と思うチームを最大3つまで選んで投票してもらいました。

はたして1位に輝いたチームは!?

※上位はスポーツナビアプリでご覧いただけます。

ランキング

順位 甲子園出場年(成績) 主なメンバー(丸数字は学年) 得票率
1 1985年(春/準決勝敗退:対伊野商●1-3、夏/優勝:対宇部商〇4-3) 桑田真澄③、清原和博③、松山秀明③ 57.49%
2 1987年(春/優勝:対関東一〇7-1、夏/優勝:常総学院〇5-2) 立浪和義③、片岡篤史③、野村弘樹③ 50.32%
3 1983年(夏/優勝:対横浜商〇3-0) 桑田真澄①、清原和博①、加藤正樹③ 40.30%
4 1984年(春/準優勝:対岩倉●0-1、夏/準優勝:対取手二●4-8) 桑田真澄②、清原和博②、岩田徹③ 21.25%
5 1998年(春/準決勝敗退:対横浜●2-3、夏/準々決勝敗退:対横浜●7-9) 上重聡③、大西宏明③、平石洋介③ 10.66%
6 1978年(春/準々決勝敗退:対箕島●0-2、夏/優勝:対高知商〇3-2) 木戸克彦③、西田真二③、小早川毅彦② 8.22%
7 1981年(春/優勝:対印旛〇2-1) 吉村禎章③、西川佳明③、若井基安③ 3.60%
8 2006年(春/準決勝敗退:対清峰●0-6) 前田健太③、木野学② 3.31%
9 1992年(春/準々決勝敗退:対東海大相模●0-2) 松井稼頭央②、今岡誠③ 2.67%
10 1994年(春/準決勝敗退:対智弁和歌山●4-5) 福留孝介②、サブロー③、宇高伸次③ 2.26%
11 1995年(春/1回戦敗退:対銚子商●7-10、夏/準々決勝敗退:対智弁学園●6-8) 福留孝介③、前田忠節③、辻田摂③ 0.96%
12 1982年(春/優勝:対二松学舎大付〇15-2) 榎田健一郎③、森浩之③ 0.87%
13 1979年(春/準決勝敗退:対箕島●3-4) 小早川毅彦③、阿部慶二③、山中潔③ 0.84%
14 1970年(夏/準優勝:対東海大相模●6-10) 新井宏昌③、新見敏③、行澤久隆② 0.58%
15 2009年(春/2回戦敗退:対南陽工●1-2、夏/3回戦敗退:対県岐阜商●3-6) 吉川大幾②、勧野甲輝② 0.55%

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解説

「歴代最強」に輝いたのは、KKコンビが最終学年となった85年のチーム。宇部商との夏の甲子園決勝では清原が2本のホームランを放ち、最後はサヨナラで頂点に立った【写真:岡沢克郎/アフロ】

 高校野球ファンにとって、やはり「KKコンビ」は特別な存在なのだろう。

「PL学園の歴代最強チーム」を決める今回のアンケートでも、桑田真澄、清原和博の怪物2人を擁して甲子園を席巻した3年間のチームが、いずれもトップ5にランクイン。「PLと言えばKK」、「KKコンビこそ最強」、「まるでマンガのように強くて、キャラクターも際立っていた」といった選出コメントが寄せられた。

 そんななかでも60%に迫る支持を集めて1位に選ばれたのが、「KKコンビの集大成」とも言える1985年のチームだ。春のセンバツでは初出場の伊野商に準決勝で敗れて決勝進出を逃したが、その悔しさを糧に、KKにとって最後の甲子園となった夏の大会で有終の美を飾る。

 まずは初戦の東海大山形戦で、大会史上最多の29得点を挙げて圧勝(29-7)。その勢いを駆って順調に勝ち上がると、宇部商との決勝では清原のホームランで2度にわたって追いつき、3-3で迎えた9回裏に主将の松山秀明がサヨナラヒット。最終学年を迎えたKKコンビのPL学園が、劇的な幕切れで全国制覇を成し遂げた。

「松山、内匠(政博)など脇を固めるメンバーも秀逸だった」
「全国の高校が“打倒PL”で対策を練るなかで結果を残したことが素晴らしい」

 85年のPLを推す理由は、どうやらKKの存在だけではないようだ。

 3位にはKKコンビが1年生だった83年のチーム、4位には春夏ともに準優勝に終わった84年のチームが入ったが、多くのファンにとって、とりわけ83年夏の大会の衝撃は大きかったようだ。

「あの池田を、あの水野(雄仁)を、1年生が倒すなんて夢にも思わなかった」といった声が多数寄せられたように、パワー野球で82年夏・83年春の夏春連覇を成し遂げ、当時最強と呼ばれた徳島の池田を、4番清原とエース桑田の1年生コンビを中心としたPL学園が準決勝で撃破(7-0)したのは、ある意味、事件でもあった。結局、決勝でもセンバツ準優勝の横浜商を倒し、頂点に立っている。

KK世代に割って入り、2位にランクインしたのが、春夏連覇を成し遂げた87年のチームだ。立浪や片岡、野村など、のちにプロでも活躍するタレントがひしめいていた【写真:岡沢克郎/アフロ】

 そんなKKコンビが躍動した3年間(優勝2回、準優勝2回)に割って入り、堂々2位にランクインしたのが、KKもなし得なかった春夏連覇の偉業をやってのけた87年のチームだ。

「桑田・清原が突出していた世代より、チームとしての総合力は上」といった意見が多く聞かれるのは、その選手層の厚さゆえだろう。立浪和義、片岡篤史、宮本慎也を擁する野手陣もさることながら、安定した戦いの基盤となったのは、野村弘樹、橋本清、岩崎充宏の三本柱による、当時はまだ珍しい継投策だった。

「全員のレベルが高く、まったく穴のないPL史上最高傑作」

 そんな評価も頷(うなず)けるタレント集団が、87年のチームだった。

 一方、全国制覇は果たせなかったが、それでも5位に推されたのが、春と夏のいずれも松坂大輔の横浜に道を断たれた98年のチーム。とりわけ延長17回の死闘の末に敗れた夏の大会の準々決勝(7-9)は、いまも語り継がれる伝説だ。

 エースの上重聡、主将の平石洋介を軸に、「平成の怪物・松坂を、最も苦しめたチーム」として、ファンの記憶に強く刻まれている。

“逆転のPL”を印象付けた78年のチームも多くの支持を集めた。夏の大会の決勝は、2点のビハインドで迎えた9回裏に、西田のタイムリーなどで一挙3点を奪って逆転勝利【写真:岡沢克郎/アフロ】

 PLと言えば「逆転」だが、そのイメージを最初に植え付けた78年のチームも多くの支持を集め、6位にランクインした。夏の大会は西田真二と木戸克彦のバッテリーを中心に勝ち上がると、準決勝では中京相手に9回の裏に4点差を追いつき、延長12回サヨナラ。さらに高知商との決勝も、0-2で迎えた最終回に一挙3点を奪って試合をひっくり返した。

「“逆転のPL”の始まり。感動の連続で、あそこから高校野球ファンになった」という選考理由が、多くの中高年層から届いている。

 ランキングは以下、主将・吉村禎章がけん引車となってセンバツ初優勝を成し遂げた81年のチーム、「前田健太の高校生離れした投球が光った」06年のチーム、福留孝介が夏の甲子園で打率.467と大暴れした95年のチーム、そして16年の休部前最後の甲子園出場となった09年のチームなどが続く。

 そんななか、今回のアンケート結果ではランキング外となったものの、意外に多くのコメントが寄せられたのが、2000年のチームだった。この年、2年生エースとして夏の甲子園を経験(3回戦敗退)した朝井秀樹の世代を、「真の最強」と呼ぶファンは少なくない。

「ピッチャー朝井、3番桜井広大、4番今江敏晃、5番小斉祐輔……この代はKK世代よりも強かったと思う」

 しかし、彼らが3年生になった01年、PL学園野球部で暴力事件が発覚。“幻の最強チーム”は甲子園の土を踏めないどころか、大阪大会の出場も果たせなかった。

(企画構成:YOJI-GEN)

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