連載:決戦! 東京マラソン~五輪代表を懸けたトップランナーの軌跡~
プロローグ
3月1日、東京マラソンが行われる。“MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジ”の一環と位置付けられており、大迫傑(ナイキ)の持つ日本記録(2時間5分50秒)を上回った選手が、東京五輪3人目のマラソン日本代表に前進する。大迫、設楽悠太(Honda)、井上大仁(MHPS)ら、国内のトップランナーがそろい、例年以上の高速レースになることは必至だ。日本代表の座をかけた“事実上の最終決戦”と目される東京マラソンに懸けた、トップランナーたちを追った。