ファンが選ぶ!2023年期待の外国人選手は誰だ!?

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 スポーツナビで読者投票を実施した「ファンが選ぶ! 2023年プロ野球・期待の外国人は誰だ!?」。今回はセ・リーグ編のランキングを発表! 開幕前の時点で、ファンが最も期待する外国人選手は誰だ!?(企画構成:スリーライト)

※上位はスポーツナビアプリでご覧いただけます

ランキング

順位 選手名 所属/ポジション/年数 得票率
1 アキーノ 中日/外野手/1年目 21.10%
2 ウォーカー 巨人/外野手/2年目目 18.34%
3 オスナ ヤクルト/内野手/3年目目 17.85%
4 マクブルーム 広島/内野手/2年目 15.19%
5 マルティネス 中日/投手/7年目 12.92%
6 ノイジー 阪神/外野手/1年目 12.23%
7 K.ケラー 阪神/投手/2年目 10.26%
8 ソト DeNA/内野手/6年目 10.06%
9 サンタナ ヤクルト/外野手/3年目 9.47%
10 ブリンソン 巨人/外野手/1年目 9.37%
11 オースティン DeNA/外野手/4年目 8.97%
12 ミエセス 阪神/外野手/1年目 8.88%
13 グリフィン 巨人/投手/1年目 8.88%
14 デビッドソン 広島/内野手/1年目 8.88%
15 ビシエド 中日/内野手/8年目 7.59%
16 ロドリゲス 中日/投手/4年目 6.61%
17 アルモンテ 中日/外野手/4年目 6.41%
18 エスコバー DeNA/投手/7年目 5.13%
19 ビーズリー 阪神/投手/1年目 4.73%
20 ビーディ 巨人/投手/1年目 3.85%
21 サイスニード ヤクルト/投手/3年目 3.75%
22 ケラ ヤクルト/投手/1年目 3.55%
23 アンダーソン 広島/投手/2年目 3.55%
24 B.ケラー 阪神/投手/1年目 2.96%
25 ロペス 巨人/投手/1年目 2.66%
26 ピーターズ ヤクルト/投手/1年目 2.17%
27 ガゼルマン DeNA/投手/2年目 1.97%
28 アンバギー DeNA/外野手/1年目 1.87%
29 コルニエル 広島/投手/4年目 1.68%
30 カリステ 中日/内野手/1年目 1.38%

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プロ野球「2023年、期待の外国人選手」

 プロ野球開幕前の恒例となった、ファンが期待する外国人選手に関するアンケート調査。今季も1000名以上のファンから回答を得た。みなさんの“推し”の外国人選手は、果たして何位にランクインしているだろうか。結果を見ていこう。(以下、カギカッコはファンの投票理由)

注目の外国人選手、中日・アキーノ。2018年から22年までの5年間、レッズに所属し、通算41本塁打をマーク。日本でも長打力を見せつけることができるか【写真は共同】

 得票率21.1%で1位に輝いたのは、昨季までレッズに所属していた中日の新外国人選手・アキーノだ。

「来日1年目の超メジャー級選手。コンパクトなスイングで軽くスタンドに持って行く。キャンプでは大野雄大やその他諸々強投手から本塁打を量産。何より選球眼が良すぎる。中日優勝やぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 と、ファンも興奮を隠せない。

 3月初旬に行われた侍ジャパンとの強化試合では、宮城大弥(オリックス)、戸郷翔征(巨人)から本塁打を放ち、「ウッズ(NPB6年間で三度の本塁打王を獲得。通算240本塁打)2世」の呼び声高い。昨季の中日はチーム本塁打62、総得点414、長打率.341と、いずれもリーグ最下位。「中日に長打をお願いします」というファンの声は、アキーノへの切実な願いだろう。

 2位(18.3%)は巨人・ウォーカー。来日1年目の昨季は124試合に出場し、打率.271、23本塁打、52打点をマーク。今季は春季キャンプで調子が上がらず、1週間ほど2軍での再調整を命じられたものの、2軍で居残り特打や特守に励む姿が報じられたこともあってか、ファンの期待度には影響しなかったようだ。

「日々著しく成長しているから」
「努力家なので、今年もいい成績を残せると思う」

 2年目の打棒爆発に期待が集まる。

来日3年目を迎えるヤクルト・オスナ。昨季は打率.272、20本塁打、74打点をマークした【写真は共同】

 3位はヤクルトのオスナ(17.9%)。来日2年目の昨季は交流戦後に調子を上げ、NPBでのキャリアハイとなる打率.272、20本塁打、74打点をマーク。阪神とのCSファイナルステージでは2本塁打、5打点でMVP、オリックスとの日本シリーズでは打率.367、2本塁打、8打点の活躍で敢闘賞に選ばれるなど、短期決戦でも勝負強さを見せつけた。

「いつもチームの勝利のために全力でプレーする姿が最高だから。去年の5番としての働き(特に日本シリーズ)が素晴らしかった。応援したくなる外国人選手です。最推し!」

 と、絶賛する声が届いた。今季はオープン戦の序盤、なかなかヒットが出ずに苦しんでいたが、これから挽回なるか。

 4位の広島・マクブルーム(15.2%)は来日1年目の昨季、主に4番を打ち、チームトップの17本塁打、74打点をマーク。入団会見で口にした、自身の強みである“対応力”を見せつけた。

「今まで見てきた中でも一番好きな外国人選手で、今年は去年以上の活躍を見込めるから」

 といったように、マクブルームには“好き”を前面に押し出したファンのコメントが目立った。ファン対応にも優れていたことの証左と言えよう。

 5位は中日・マルティネス(12.9%)。2017年の来日時は育成選手としての契約だったが、今や中日の絶対的守護神にまで登りつめた。昨季はNPBでのキャリアハイとなる56試合に登板し、4勝3敗39セーブ、防御率0.97の成績で、初のセーブ王に輝いた。

「昨年同様、圧倒的ピッチングに期待」
「今年も守護神として活躍しそう」

 来日7年目の今季も、ファンの信頼は揺るがない。

阪神の新外国人選手・ノイジー。佐藤輝明、大山悠輔とともに、新クリーンアップ形成に期待がかかる【写真は共同】

 6位(12.2%)は阪神の新外国人選手・ノイジー。英語で“ノイジー”といえば、真っ先に“noisy”が思い浮かぶが、阪神のノイジーのつづりは“Neuse”。キャンプ中盤に起きた左腰の張りで調整が遅れていたが、約1カ月ぶりに復帰した実戦では、打って走って、元気な姿を見せた。開幕戦は3番・レフトの最右翼と目されており、「ファンとして期待している」とシンプルなコメントが寄せられた。

 7位は同じ阪神からK.ケラー(10.3%)がランクイン。2022年にパドレスに移籍した前守護神・スアレスの後釜として大きな期待がかかり、来日1年目の昨季は序盤、抑えを任されるも、打ち込まれるシーンが目立ち、まさかの二軍降格。しかし、8月以降は17試合連続無失点を記録するなど、勝利の方程式の一角として活躍した。

「苦しいデビュー戦を経験して、這い上がった選手。今年は去年以上のインパクトを期待できる」

 と、ファンは2年目の飛躍に期待する。新守護神候補の湯浅京己がWBCに召集されたため、開幕のクローザーはK.ケラーが務めることになりそうだ。

DeNAのソトは昨季、来日後最少となる17本塁打、49打点に終わった。2018年、19年と2年連続で本塁打王に輝いた、かつての打撃を取り戻すことができるか【写真は共同】

 8位(10.1%)は今季、来日6年目を迎えたDeNA・ソト。テスト入団から2年連続(2018年、19年)で本塁打王に輝いたことは記憶に新しい。しかし、ここ2年は打撃不振や度重なる故障によって、成績がダウン。試合途中での交代が増え、昨季は来日5年目で初めて規定打席到達を逸し、来日後最少となる17本塁打、49打点に終わった。

「18年が忘れられない。もう一度復活してほしい」
「2年連続40本達成経験のある、広角に長打の打てるハマの本塁打製造機は、6年目にして復活の本塁打王と予想」

 ソトは輝きを取り戻すことはできるか。

 9位(9.5%)は来日3年目のヤクルト・サンタナ。来日1年目の2021年は規定打席にこそ届かなかったものの、打率.290、19本塁打、62打点と安定した成績を残した。2年目の昨季は故障で60試合の出場にとどまるも、15本塁打を放ってチームのセ・リーグ連覇に貢献した。

「昨年は開幕から好調だったものの怪我で離脱したため、フルシーズン出たときの成績がどうなるのか期待したいから」
「怪我がなければ30本は余裕で超える」

 今季こそ年間を通じて出場して、ファンの期待に応えたい。

 10位(9.4%)は巨人の新外国人選手・ブリンソン。MLB(ブルワーズ、マーリンズ、ジャイアンツ)在籍6年間で通算357試合に出場し、28本塁打をマーク。丸佳浩が右翼にコンバートされたあとの中堅手を、オコエ瑠偉、長野久義らと争う。オープン戦(3月12日終了時点)では打率.308に強肩好守も見せており、上々の滑り出しといえよう。

「ホームランを打って結果を出し、肩も強いから」

 ファンからは温かく見守る声が届いている。

(文:前田恵、企画構成:スリーライト)