雨と風が吹き荒れる厳しい環境で、ベティスはラス・パルマスに1-0で勝利し、ヨーロッパ大会出場圏を目指す戦いで大きな勝利を収めた。
エッスゴの退場により数的優位を得た後、ディエゴ・ジョレンテが決勝ゴールを決め、ベティスはラ・リーガで4連勝を達成。
これにより、ベティスは6位の座を固めつつ、5位争いにも手が届く状況となった。

試合序盤は両チームとも悪天候に苦戦し、特に前半はビッグチャンスもほとんどない展開に。
ペジェグリーニ監督がフォルナルスをダブルボランチに配置するもあまり機能することがなく、ラス・パルマスは速攻を狙って試合を自分たちのペースに引き込んだ。

後半に入ると、ラス・パルマスのエッスゴがイエローカード2枚で退場。ここからベティスは数的優位を活かして攻勢に出た。コーナーキックの流れからジョレンテがこぼれ球を押し込み先制点を奪取。試合終盤にはイスコがPKを失敗する場面もあったが、守備の安定が光り1-0で勝利を守り切った。

試合後、ジョレンテは「しっかりと集中して勝ち点を取ることができた。チームとして安定感を保ち続けることが大切」とコメント。ペジェグリーニ監督も「守備面での安定が勝因だった。これからも連勝を重ね、シーズン最後まで戦い抜く」と語った。

ベティスは次節、レガネスとの対戦を控えており、ヨーロッパ出場圏となる5位に迫るための重要な試合となる。