管理栄養士が語る、疲れやすい人によくある「食生活」とは
疲れやすい人によくある食事の特徴
朝食を食べない
望月先生:朝食を摂らないと、糖質とたんぱく質が不足して体内時計がリセットされません。これにより自律神経が乱れやすくなるので、疲れを感じる原因になります。
また、朝食を抜くと、胃腸の機能が低下しやすくなります。その結果、食が細くなって必要な栄養分を摂取しにくくなるので、疲れやすくなります。
朝食は1日の食事でもっとも重要です。朝食を摂ることで体温が上昇し、その日活動するためのエネルギー源になります。
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望月先生:甘いものをたくさん食べて急激に上昇した血糖値が急降下すると、疲労感が出ます。
糖質の過剰摂取で「ビタミンB1」が不足すると、エネルギー変換がうまくできなくなるため、疲れやすくなる場合があります。
糖分をたくさん摂ると、血糖値の急激な上昇を抑えるために「インスリン」の分泌量が急激に増加して、血糖値が急降下します。
炭水化物の摂取量が多い
望月先生:炭水化物は糖質なので、食べ過ぎると糖質の過剰摂取になります。ご飯や麺類、パンをたくさん食べる人も注意が必要です。
早食い
望月先生:早食いは胃腸に負担をかけるため、疲労につながります。よく噛んで食べない人は、消化・吸収率が悪く、胃腸により多くの負担をかけることになります。
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