【ゴルファーのための食事学】今が旬!納豆を食べよう!

ココカラネクスト

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 トータルゴルフフィットネス 管理栄養士兼トレーナーの中島です。

今回は今が旬の『納豆』についてです!

納豆は11月から12月初旬にかけて収穫され、貯蔵された後、1月〜2月に旬を迎えます。

好き嫌いのある食材ではありますが、この時期の納豆はふっくらとして甘味が強く、おすすめの食材です。

日本の伝統的な発酵食品『納豆』の魅力についてご紹介します!

質の良い『たんぱく質』供給源!

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卵に関するコラムで詳しく述べましたが、たんぱく質にはアミノ酸スコアという考え方があります。たんぱく質を構成するアミノ酸の種類の幅広さと、その含有量を考慮して点数がつきます。100点満点でつけられるこのアミノ酸スコアが、納豆はなんと100!特にアスパラギン酸とグルタミン酸が豊富に含まれます。グルタミン酸はうまみ成分の一種として、納豆の風味に関わります。また、アスパラギン酸はエネルギー源として利用しやすいアミノ酸の一種です。

納豆1パックに含まれるたんぱく質は約7gと多いとは言えません。しかし、納豆は料理をせずに手軽に食べられる食材です。1日1パック、積極的に食べたい食材です!

骨の健康に不可欠な『ビタミンK』!

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納豆が豊富に含む栄養素として『ビタミンK』が挙げられます。

ビタミンKは脂溶性ビタミンの一つで、骨の健康に関わる栄養素です。納豆以外では、ブロッコリーや海苔にも含まれます。観察研究になりますが、ビタミンKと骨について調べた研究があります。高齢者の日本人男性を対象とした研究では、納豆の習慣的な摂取が骨密度の向上と関連していることが示されました(※1)

1日の摂取目安量は、30〜49歳の場合、男女ともに150μgです(日本人の食事摂取基準2020年版)。納豆に含まれるビタミンKは1パック(40g)あたり240μgです。納豆を食べることで、1日に必要な量を十分に満たすことができます。注意点として、血液に関する薬剤を飲んでいる場合には、納豆の摂取に注意が必要です。かかりつけの医師に相談しましょう。

血管の健康を守る『ナットウキナーゼ』

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ゴルフは生涯スポーツです。何歳になっても健康でいることが、一生涯ゴルフを楽しむための一歩です。そんなゴルファーの皆さんに『血管の健康』は不可欠です。この血管の健康に、納豆に含まれる『ナットウキナーゼ』が役立ちます。ナットウキナーゼは、血栓を溶解する作用を持ちます。血管は老化する過程で血管内が狭くなり、また血栓ができやすくなります。この血栓を速やかに溶かす力があることから、ナットウキナーゼは血管の健康を守る成分と言えます。また、ナットウキナーゼには、抗炎症作用や抗酸化作用をあります。身体を様々なストレスから守るために、納豆が役に立ちます!

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正値は変化します。

引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!

参考文献
※1:Fujita, Y., Iki, M., Tamaki, J., Kouda, K., Yura, A., Kadowaki, E., Sato, Y., Moon, J., Tomioka, K., Okamoto, N., & Kurumatani, N. (2012). Association between vitamin K intake from fermented soybeans, natto, and bone mineral density in elderly Japanese men: the Fujiwara-kyo Osteoporosis Risk in Men (FORMEN) study. Osteoporosis International, 23, 705-714. https://doi.org/10.1007/s00198-011-1594-1.
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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